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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「アイデアの作り方」の要点

ジェームズ・w・ヤング「アイデアの作り方」の要旨。
山田なんとかという人のブログから転載したが、山田氏の著作権を重んじて、ヤング自身の文章(もちろん翻訳だが、著作権は切れていると思うし、出典を明示しての短い引用だから問題ないと思う。)部分だけ転載する。まあ、たいしたことはない内容だと思うのだが、竹熊健太郎によれば、非常に有益なアドバイスだとされている。


(以下引用)

5段階の心の技術

1.資料を収集する

2.資料の咀嚼(そしゃく)

3.一度全てを完全に忘れる

ここですべきことは、問題を心の外に移し諸君が眠っている間にそれがかってにはたらくのにまかせておくということ

4.アイデアの誕生

諸君が実際にこれら三つの段階で諸君のすべきことをやりとげたら、第四の段階を経験することはまず確実である。
どこからもアイデアは現れてこない、それは、諸君がその到来を最も期待していない時、ひげを剃っている時とか風呂に入っているいる時、あるいはもっと多く、朝まだ眼がすっかりさめきっていないうちに色を訪れてくる。

5.アイデアを現実に具体化させ成長させる展開へ

この段階において諸君は生まれたばかりの可愛いアイデアをこの現実の世界の中に連れださねばならない。そうすると、この子供が、諸君が当初産み落とした時に思っていたようなすばらしい子供ではまるでないということに気づくのがつねである。

良いアイデアというのはいってみれば自分で成長する性質を持っているということに諸君は気づく。いいアイデアはそれを見る人々を刺激するので、その人々がこのアイデアに手をかしてくれるのだ。諸君が自分では見落としていたそのアイデアの持つ種々の可能性がこうして明るみに出てくる。



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