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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

眼鏡型ルーペのこと

何とかというライターのハヅキルーペ体験記の一部だが、まあ、一定の姿勢で作業をする時に使うもので、その焦点距離を離れたらすべてボケボケになるようである。
他の眼鏡型ルーペももちろん同じのはずで、ハズキルーペだけがあれほど馬鹿高いのは、CMにカネがかかるためだろうwww
私の場合、最近、活字の濁点と半濁点の区別がつかないので、眼鏡型ルーペの購入も考えているのだが、片目は近視でもう片目は遠視だから、かえって目に悪いかな、とためらっている。


(以下引用)


 で、ハズキルーペ。倍率は3種類、レンズの大きさも複数あるので、比べてみるために都内のコンタクトレンズ屋さんに行ってきました(ゲラも持参して)。

倍率は3種類、レンズの大きさも3タイプ、レンズ色はブルーライトのカット率で2タイプあるので、店頭で実際にかけてみて選んだ方がいいです。

 ハズキルーペはメガネではなくルーペ(虫眼鏡)なので、ピントが合う距離が決まっています。

 1.32倍(焦点距離50~70cm)
 1.6倍(焦点距離30~40cm)
 1.85倍(焦点距離22~28cm)

 パンフレットにはこうあるのですが、実際に見え方を店頭で確かめた方がいいです。もっとも焦点距離が長い、つまり離した状態でピントが合う1.32倍を選んだのですが、自分の目には焦点距離50~70cmは長くはなく、40cmぐらいでした。眼鏡をかけた状態でも使えるよう、レンズの大きさは最も大きい「ラージ」を選択しました。

 とりあえず150ページほどゲラを読んだのですが、文字が大きくクッキリ見えるのは助かります。老眼鏡は単にピントが合うだけですが、文字が大きく見えるのが違いです。視力が低下したときにルーペの類もいくつか使ってきましたが、視界が広く書類を広く見渡せ、ハンズフリーなのは楽。メガネオンにしても重さはさほど気になりません。

購入したのは、倍率1.32倍、ラージレンズ、クリアレンズ(ブルーライトカット率35%)。写真ではわかりにくいですが、フレームの色は紫です
オンメガネ状態でも圧迫感は少ない。踏んでも壊れない、さすが日本製! とCMでは謳われているが、素材と構造上丈夫そうではある。踏まないし

 デメリットとしては、ピントが合う距離が限られているので、姿勢が固定されます。手持ちの本などではさほど問題になりませんが、机の上に置いた書類などでは、姿勢の方で調整しなくてはなりません。猫背になって辛いのであれば、机の上に本などを積み重ねて目との距離を近づけるなどの工夫が必要です。

 あと、文字を読んでいて、目線をちょっと遠くに向けてもピントが合わないので、その都度ハズキルーペを着けたり外したりする必要があります。逆にそれが面倒なので、一定時間作業に集中しようとする効果はあります。かけている間は、ちょっと遠くのテレビを見たり、立ち歩くことはできないので、作業に自分を縛り付けられるのです。

ファミレスでハズキルーペかけて校正作業の図。白とかの派手な色でなければ、周囲に気づかれることもなさそう。それにしても、文字が読めるって本当に素晴らしいですね!
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