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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「美しく心は持たむ 飛ぶ蝶を招くも花の香りなりけり」「以至誠貫一生」

兄のブログの一部だが、重要なミスがあるので訂正しておく。

「美しく心はもたず」では、意味不明になる。これは、「美しく心はもたん(む)」を兄が間違えたか、あるいはそれをブログに転記している人のミスだろう。言うまでもなく、「ん」は意思を表す「む」の撥音便表記だ。「美しく心は持とう」と「美しく心は持たず」では正反対である。
だが、私も忘れていた、このふたつの額(掛け軸ではなく額だったと思う。)を思い出させてくれたのは有難い。

(以下引用)



さて、沖縄本島へ移ってから、コザ市を経て沖縄市に引っ越してきたわけで、両親の終の住処が、崇元寺に決まったわけだが、いつも我が家にかかっていたのが、”至誠を以って一生を貫く、以至誠貫一生”、と、美しく心は持たず、飛ぶ蝶を招くも、花の香りなりけり”、の掛け軸だった。

つまり、父は子供たちに美しい心を持てと伝え、常に真実をもって一生生きろと伝えたかったのだろう。

そして今もこれが僕のモットーとなっている。

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