忍者ブログ

独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

FFT 旅日記 ロック1

FFTの特徴は、レベル上げにある。遭遇する敵が、プレイヤーチームのレベルに対応している(らしい)ため、プレイヤー・キャラクター(以下PCと略)やその仲間のレベルを上げても敵も上がるため、むやみやたらなレベル上げは無意味になる。このゲームの攻略法の一つとして、意図的にレベルを下げる方法すらあるようなのである。まあ、詳しくは攻略サイトを見ればいいが、実は私にもさっぱり分からない話がゴマンと出てくる。読むだけでうんざりする。

私は、まったく無知なままで、闇雲にやるほうを好むが、それにも限度があり、情報無しでプレーするには難しすぎるというのが、このゲームの特徴でもある。

序盤の最初の難関バトル地点は「貿易都市ドーター」と、その直後の砂ネズミの穴(盗賊団の基地)だと思うが、最初にやった時は、ここを攻略するのはまったく不可能だ、とすら思ったものだ。実は、これはFFシリーズ全体に言えると思うのだが、このゲームでは魔法がかなり優遇されていて、魔法を使えば簡単に攻略できるのである。何しろ、敵のHPが40前後だのに、黒魔道士の「氷の魔法」は序盤でも1発で70くらいのダメージを与える(相手の種類によるが)し、しかも目標周囲5マスをカバーするから一度に最大5人を即死させることすら可能だ。目標地点自体もかなり術者から離れているので、自分は安全な場所から敵を大量に殺せるという、ミサイル的存在がFFTの黒魔道士なのである。私から言えば「卑怯そのもの」であり、黒魔道士を使って勝っても、あまり楽しくはない。

魔術の習得も容易だから、黒魔道士を使えば、序盤から中盤まではすいすい行けるかと思う。だが、私のように、RPGが好きというより「騎士物語」が好きで、剣や弓による戦いが大好きという人間が剣と弓だけでFFT世界を旅しようとすると悲惨極まりないことになる。

短刀、弓、剣、魔法のダメージ比は、だいたい2:2:(3~4):6くらいではないかと思う。短刀や弓などより、「モンク」が素手で殴るほうが強いくらいだ。剣や弓が大好きな私としては、やりながらいつも欲求不満がたまっていくwww

そこで、いつか「魔法をまったく使わないでFFTをクリアしてみたい」という夢などがあったりするが、それと同時に、それは絶対に不可能だろう、と最初から考えてしまうのだ。それほどに、FFT世界は魔法優遇の世界なのである。おそらく、精一杯に頑張って、第一章がクリアできるかどうか、というところだろう。


実は、ほかにも夢はある。それは「ポーション(HP回復薬)」をまったく使わないで、FFTをクリアする、という「縛り」である。
そもそも、バトルの最中に薬でHP(体力・生命力)が回復するなど、現実世界ではありえない話だ。ゲームも、リアルに近いほうが面白いという主義の私としては、ゲーム内の回復薬の存在も拒否したい。少なくとも、バトルの最中での生命力回復など、ナンセンスだと思っている
だが、これこそ、FFTではまったく不可能だと思う。ポーション無しでは、一番最初のバトルですらクリアできないだろう。

最初に、レベル上げは無意味、みたいなことを書いたが、まったく無意味というわけではない。
私の感じでは、貿易都市ドーターの敵はレベル3程度(固定的なのかどうかは不明だが)だから、味方のレベルを4平均くらいにすれば、勝てる可能性は高い。味方チームに黒魔道士を入れれば、かなり有利になる。最悪なのは、レベル上げをまったくしないで、一本道で次の地点次の地点と進むことである。そういうやり方だと、レベル2程度の段階で強敵揃いの貿易都市ドーターまで行ってしまうことになる。

FFTの最大の特徴は、「オートバトル」システム(使わなくてもいいし、使ってもいい)である。これを使えば、最初に少しセッティングするだけでキャラクターたちが勝手にバトルをし、レベル上げをしてくれる。その間、画面を眺めていても、他の仕事をしていてもいいわけだ。最初は、RPGの醍醐味であるレベル上げバトルを自動式にするなど、馬鹿馬鹿しいシステムだと思ったが、2周目3周目とやる場合には、実に便利である。それに、記録保存が8つくらいまでできるので、独りでやる場合でも、幾つもの「旅」を並行して行える。難関箇所に来たら、いったんセーブし、戦いに赴けばいいのである。
このオートバトルを使うことで、テレビゲーム最大の欠点である「時間食い」が最小限に抑えられるとも言えるが、時間を楽しく過ごすためにゲームをやるのだという観点に立てば、時間がかかるほどいい、という見方もできるから、まあ、好み次第である。


なお、私の「主人公」は、前に書いたカシスのほか、ザムザ、ラムザ、ロックなどがいる。


この記事もロック一行にオートバトルをさせながら書いているのである。

ロック一行のリストは


1:ロック(主人公、レベル6、格闘家。力持ち、魔力低い。)勇気70 誠実さ70
2:ジャド(レベル7、弓使い)勇気69 誠実さ49 *小悪党(私が勝手に付けた設定だ)
3:アンディ(レベル7、医者)勇気74 誠実さ46 *悪党。度胸抜群。
4:ロギンス(レベル6、泥棒)勇気72 誠実さ70 *根は真面目。ドリスの恋人。
5:クリス(レベル7、女騎士見習い)勇気65 誠実さ51 *ヤンキータイプ。無鉄砲。
6:ドリス(レベル7、看護婦)勇気60 誠実さ74 *良妻賢母型の女。ふっくら型。
7:サラダ(レベル6、女騎士)勇気58 誠実さ50 *菜食主義者。頭は軽い。モデル体型

同行者

8:ディリータ(レベル3、騎士見習い)勇気71 誠実さ55 *マキャベリスト。
9:アルガス(レベル4、騎士見習い)勇気73 誠実さ59 *卑劣漢。


見てのとおり、誠実さに欠ける連中で、お人よしの主人公がこの仲間でやっていけるのかどうかww もっとも、作中でも一、二を争う卑劣漢のアルガスのfaithが59もあるのだから、このゲームでのfaithが何を意味しているのか、私には分からない。



なお、バトル箇所ごとに必要な平均レベルの目安は、単純に、一つ進むごとに1上がると考えてもいいのではないかと思う。
つまり、

1 魔法都市ガリランド L1
2 マンダリア平原 L2
3 スウィージの森 L3
4 貿易都市ドーター L4
5 ゼクラス砂漠(砂ネズミの穴) L5
6 盗賊の砦 L6

といったところで、今、砂ネズミの穴を攻略し終えて盗賊の砦に向かうところである。
PR