男は「美人」にしか勃起しない
まあ、子孫を残すだけなら何も相手を美人に限定する必要は無いのだが、古代でも美人を男が求めることに変わりはないようだ。これは、要するに男は思春期のガキ以外は「美人でないと勃起しない」という単純な話だろう。ただし、その美人の基準は時代によって変わる。案外、古代にはオタフク顔が美人だったのではないか。現代のアイドルタレントなど、「栄養不良のブス」扱いされたかもしれないwww
なお、下の記事は、「膣閉塞」の記述があるという珍しい例である。
(以下引用)
景行天皇(四)弟媛は鯉の遊戯に誘われて
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現代語訳
天皇は美濃に行きました。
左右(モトコ=側近)が言いました。
「この国に佳人(カオヨキオミナ=美人)が居ます。弟媛(オトヒメ)といいます。容姿(カオ)は端正(キラギラ)しいです。八坂入彦皇子(ヤサカノイリビコノミコ=崇神天皇の息子)の娘です」
天皇は(弟媛を)得て妃にしたいと思って、弟媛の家へと行きました。
弟媛は乘輿車駕(スメラミコトミユキ=天皇の移動のこと)したと聞いて、すぐに竹林に隠れました。天皇は弟媛が出てくるようにと、泳宮(ククリノミヤ)に滞在することにしました。
鯉魚(コイ)を池に浮(ハナ)って、朝夕に臨視(ミソナオ=見る)して遊びました。そのときに弟媛は鯉の遊びを見たいと思って、密かに来て、池を見ました。天皇はすぐに弟媛を引き止めて交わりました。
弟媛は思いました。
…夫婦の道は古も今も交わるもの。しかし、わたしにはそれ(=交わり)が出来ない…
そこで弟媛は天皇に言いました。
「わたしは性交接(ヒトトナリトツギ)の道を望んでいません。しかし天皇の意向に勝てず、しばらく帷幕の中(オオトノノウチ=天皇の寝床)に入りましたが、しかし心の快(ヨロコ)びのないことでした。わたしは形姿穢陋(カオカタナシ=不細工)です。長く掖庭(ウチツミヤ=天皇の後宮があるところ)に仕えるのは耐えられません。ただ、わたしには姉がいます。名を八坂入媛(ヤサカイリビメ)といいます。容姿麗美(カオヨシ=美人)です。志(ココロザシ=性格)は貞潔(イサギヨシ=やさしい)です。後宮に入れてください」
解説
鯉で遊んでおびき出して、結ばれるのですが弟媛に「いやちょっと生理的に無理!」と拒絶され、姉を勧められます。それで姉を娶って子供をドッサリと生むのは次のページです。