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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

睡眠時間が短い理由

「新百合ヶ丘総合病院」というところのホームぺージから転載。
別に、内容に賛同しているわけではなく、医学的な「一般論」と思われる内容をメモしただけである。
私は、下の記述にまったく逆行する生活を送り、午後少し過ぎ(2時から4時ごろ)に就寝し、4時間から6時間睡眠した後起きて、午後8時乃至10時くらいから「一日」が始まる。
まあ、レオナルド・ダ・ビンチ派というわけだ。「眠っている時間なんて、死んでいるのと同じだ」と言ったのは、ほかにも『ボートの三人男』の登場人物もいた。私も同意見である。ただ、老来、日中に眠気が来るのは困ったことであるが、一度目が覚めると眠れない質なのは、昔からである。自然、睡眠時間は短くなる。
下の記述では、「眠りの深さ」について触れていないが、浅い眠りで長時間眠るより、深い眠りで短時間眠るほうが「生活の質」は良くなるのではないか。
なお、眠りの時間が短いのは、日中、ほとんど肉体的活動をせず、体が疲れていないのと、高血圧の影響があるのではないかと思う。血圧が高いというのは、体が常に「緊急時」の状態であるわけで、その血圧が睡眠時にも高いから眠りが浅く短くなるのだと思う。



2018年3月号

睡眠について(前編)
~睡眠の役割~

消化器内科/予防医学センター 袴田 拓

イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチはこう言いました。「おお寝坊ものよ、眠りとは何であるか?眠りは死に似たものである。」一方でイギリスの劇作家シェークスピアは「快い眠りこそは自然が人間に与えてくれるやさしい、なつかしい看護婦だ。」との一節を残しています。眠りのメカニズムはまだ十分に解明されていませんが、現代科学においては後者の説を支持する知見が次々と明らかにされています。

睡眠の目的とは?

そもそも人はなぜ眠るのでしょうか?いくつかの目的が考えられています。


脳の休養、メンテナンス

単に受動的に休養するだけでなく、より積極的な保守作業を行っています。例えば、脳の老廃物でありアルツハイマー病の原因でもあるアミロイドβ(ベータ)というタンパクは主に睡眠中に脳脊髄液中へと洗い流されています。

記憶の整理・定着

前日嫌な思いをしたけれども、一晩寝たら何となくすっきりしたという経験はないでしょうか。これは睡眠中に嫌な記憶が整理され、必要に応じて消去されているからです。また学習した記憶が睡眠によって定着・保持されるだけでなく、むしろ向上・強化されることも複数の研究によって示されています。

ホルモンバランスの調整

昔から「寝る子は育つ」と言いますが、これは寝入りばなの数時間で成長ホルモンがたくさん分泌され子供の骨や筋肉の成長を促すためです。しかし成長ホルモンの役割はそれだけにとどまりません。アンチエイジング(抗加齢)ホルモンの代表格とされ、肌や筋肉、骨、内臓の傷んだ細胞を修復し新陳代謝をサポートし、免疫力や脳、視力の働きを強化するほか、コレステロール値の低下作用もあります。また睡眠不足になると脂肪細胞から分泌される食欲を抑制するレプチンというホルモンが減少し、胃から分泌される食欲を増すグレリンが増え、生活習慣病を発症する可能性が高まります。

免疫力向上

「風邪はよく寝れば治る」と言いますが、これにも根拠があります。睡眠前から睡眠期前半にかけて多く分泌されるメラトニンというホルモンは胸腺という臓器に働きかけて、免疫の主要な働きを担うTリンパ球をたくさん作らせ感染症を治癒に向かわせます。またインフルエンザなどの予防接種の効果は睡眠の足り具合によって差があることも報告されています。

良質な睡眠の鍵

では良質な睡眠への入り口とはいったいどこにあるのでしょうか?実はその日の朝にあります。

2017年アメリカの3人の科学者が動物の「体内時計」とそれをコントロールする「時計遺伝子」のメカニズムを明らかにしノーベル医学・生理学賞を受賞しました。人体には地球とともに何十億年かけて獲得したサーカディアンリズム(概日リズム)というものがあります。このおかげで人間は朝目が覚め、夜眠くなります。約24時間周期のサーカディアンリズムを生み出しているのが「時計遺伝子」です。脳の眉間のあたり(脳の視交叉上核)にある親時計がタクトを振り、全身の約60億個の細胞にある子時計がそれに従います。

ところがこの体内時計の周期は24時間11分と言われており、地球の自転とは約11分間のずれがあります。これを日々修正しないと体の調子は乱れる一方になります。そこでこのズレを修正する役割が必要になります。それが太陽の光です。朝起きて陽を浴びると親時計がそれを認識し時計遺伝子のスイッチがリセットされます。そしてそれから約15時間後に眠気を促すメラトニンというホルモンの分泌が始まるよう遺伝子に書き込まれているのです。

このような規則正しく安定した睡眠サイクルを持続させるために私たちはどのようなことを心掛けたらいいのでしょうか。(後編へ続く)

【参考文献】

櫻井武「睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか」講談社ブルーバックス、2017年
西野精治「スタンフォード式 最高の睡眠」サンマーク出版、2017年
根来秀行「見た目とカラダとココロがまいにち若返る人の習慣」日本文芸社、2017年
根来秀行「老けない、太らない、病気にならない24時間の過ごし方」幻冬舎、2013年

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かすみ目への対処





日常生活でできる予防法

1こまめな休憩をとる

長時間にわたってモニターを凝視する仕事では、間に休みをはさみましょう。1時間ごとに約15分は目を休めて、目の疲れをとる体操やマッサージをしましょう。また、蒸しタオルをまぶたの上にのせて、目を休めるとスッキリとします。遠視の場合は、たまに遠くを眺めるのも効果的です。

2パソコンやテレビと適正な距離を保つ

パソコンと目の距離は40cm以上、テレビでは1m以上離すようにしましょう。またこれらの画面が自分の目より上の位置にあると上目使いの状態になり、より一層目が乾燥し、目のかすみを引き起こす原因になります。画面が目線より下の位置になるように、椅子の高さや配置などを調節しましょう。

3室内の明るさを適正にする

室内が暗いと目が疲れやすくなります。とくに読書をしたり細かい作業をするときは部屋全体を明るめにするか、部分照明を活用しましょう。またパソコンを使うときは読書のときよりも少し暗い室内照明のほうが目が疲れにくくなります。さらに、外の光がパソコンのモニターに映りこまないようにカーテンなどで遮光しましょう。

4目の体操をする

目の周りの筋肉を鍛えることは、疲れ目の予防になります。さらに老眼を遅らせる効果も期待できます。目に力を入れてギュッと閉じた後、閉じた目を大きく見開き、その後顔を動かさないように注意しつつ、目を八方にぐるりと回す体操を1日2分間ほど行いましょう。

5紫外線を防ぐ

水晶体は紫外線を受けることで、大きなダメージを受け弾力を失っていきます。白内障の予防や老眼を遅らせるためにも、UVカット効果のあるサングラスや日傘を活用しましょう。

対処法

1目のマッサージをする

目に疲れを感じたら、目の周辺をマッサージするだけで楽になります。目を閉じて、両手の親指を眉毛の下に置きます。そのまま目の周囲にある骨に沿って、指を滑らせるようにマッサージします。このとき、目に圧力をかけすぎないように注意しましょう。

2目を温めて血行を促進する

蒸しタオルなどを使って目を温めることは、血行の改善と目の筋肉の緊張の緩和を促しますから、疲れ目に効果的です。ただし、目のかゆみや充血があるときや、目を酷使しすぎて目が熱っぽいときは、温めることで症状が悪化する恐れがありますので、冷たいタオルで冷やしましょう。

3市販の薬を使う

市販の点眼薬の中で、とくに目のかすみに効果があるのは目の血行改善やピント調整機能の改善作用のあるものです。また、休息をとってもなかなか回復しない目の疲れを感じるときには、ビタミンA、B1、B6、B12が配合されたビタミン剤で体の中から働きかけていくのも良いでしょう。

4病院で診察を受ける

目のかすみは、目の疲れや老眼によるものと思いがちです。しかし、慢性的に目がかすむときや視界の一部がかすんだり痛みをともなうようなときは、重大な疾患が隠れている場合がありますので、眼科で診察を受けましょう。また、糖尿病の治療を受けている人は、専門医の指示に従って定期的な眼科受診で眼底検査を受けるようにしましょう。

体の冷えと血流

ある本の中の一節だが、孫引きなので原文どおりかどうかは分からない。大野何とかという人の本らしい。
まあ、これを引用したのは、癌というのは(遺伝的な部分が大きいのではないかと思うが)、環境や生活から来る部分もあるのではないかと思うからだ。特に、「体が冷え切って」いるような生活、「血流」が悪い、というのは大きな要因ではないか。
私の足の膝関節は時々痛むが、温湿布(と言っても、単に「ホッカイロ」のようなものを患部に貼るだけだが)をするだけですぐに痛みが無くなる。体(の一部)を温めることの効果の凄さに驚いている。痛みというのは、その部分の血流が悪くなっている、ということで、温めると血流が良くなるのではないかな、という仮説を持っている。
癌なども、そうした「血流の悪さ」と関係し、逆に高血圧体質などだと血流が良いので癌になりにくい可能性があるという、これも私の仮説だ。
なお、原子の運動は温度が高いほど活発になるので、体を温めると血流が良くなるのは当然である。ちなみに、サウナで気を失った癌患者が、失神から覚めると癌がすっかり消えていた、という話もあるらしいが、本当か嘘かは分からない。まあ、肉は40度以上で変質するとか言うから、サウナに長時間入れば、癌細胞が死滅する可能性もあるかと思う。あるいは、家庭の風呂なら、42度くらいの温度で免疫機能が高まるという説もあるらしいし、体を温めるというだけでもかなりな肉体保護の効能があるのは確かだと思う。
それを考えると、現代の癌患者の増加の一因は、夏場の電車やオフィスや学校や家庭などのクーラーの設定温度の低さにもあるのかもしれない。とにかく、現代生活は「汗をかかなくなった」のは確かであり、それは体が「体温を作る機能」をどんどん退化させているとも言えるのではないか。たかだか38度くらいの熱で熱さましの薬を飲むなど、いったい、体が何のために体温を作っているというのか、と思う。体が体温を失った状態を死体というのであるwww



(以下引用)


私の体にガンができたのは、毎日、大きなストレスを抱えて暮らしてたためです。
それに、冷たいコンクリートの上での仕事でしたから体も冷え切っていました。
食事も不規則、睡眠不足、一日中工場の中にこもっていましたから運動不足。
そんなことが重なって、血流はとても悪くなっていたはずです」

癌か高血圧か、それが問題だ

「プレジデントオンライン」記事の一部だが、まあ、私としては、半分以上この記事を信じる。と言うのは、我が家は高血圧の家系で、親兄弟ほぼ全員が高血圧だったが、癌患者はひとりもいないのである。つまり、高血圧と癌は相剋する(互いに相手を排除する)関係ではないか、というのが私の考えだ。もちろん、そんなことを言ったら製薬会社は困るから、医学界はこの考えに知らんふりをしている。下の記事の浜医師などが数少ない例外だろう。
まあ、癌で死ぬのと脳溢血で死ぬのと選べ、と言われても、どちらも嫌には決まっているが、仮に降圧剤が認知症の原因にもなるなら、私はどちらかと言えば脳溢血を選ぶかな、という気持ちである。生き延びて半身不随で生き続けるのは困るが、脳溢血で頓死(即死)できるならそれが一番いい。


(以下引用)

さらに怖いのが、薬そのものがもたらす副作用だ。降圧剤には種類がいくつかあり、現在の主流は前出のARBやカルシウム拮抗薬だ。これらの薬剤には炎症を抑える作用がある。

「免疫反応は、病原体や体内にできた異物から体を守るための防御システム。炎症は、免疫反応の重要な要素で、体にできた傷を治す働きです。ARBやカルシウム拮抗薬は炎症を抑制するので、これを飲むと炎症が目立たなくなり、一時的に健康になったかのようにみえる。しかし傷を治すための反応が起きないということは、傷を放置しているということですから、いろいろと不都合なことが起きます」(浜医師)

その1つが「がん」である。

「がんとはいわば体内にできる異物。免疫が正常に働いていれば、仮にがん細胞が生まれても小さいうちに排除できる。しかしARBやカルシウム拮抗薬を飲んでいると免疫が抑制されてしまうので、がんになりやすい」(浜医師)

感染症が全身に広がって死に至る「敗血症」も、免疫不全によって起こる。さらには高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすいという説もあるのだ。


眼鏡型ルーペのこと

何とかというライターのハヅキルーペ体験記の一部だが、まあ、一定の姿勢で作業をする時に使うもので、その焦点距離を離れたらすべてボケボケになるようである。
他の眼鏡型ルーペももちろん同じのはずで、ハズキルーペだけがあれほど馬鹿高いのは、CMにカネがかかるためだろうwww
私の場合、最近、活字の濁点と半濁点の区別がつかないので、眼鏡型ルーペの購入も考えているのだが、片目は近視でもう片目は遠視だから、かえって目に悪いかな、とためらっている。


(以下引用)


 で、ハズキルーペ。倍率は3種類、レンズの大きさも複数あるので、比べてみるために都内のコンタクトレンズ屋さんに行ってきました(ゲラも持参して)。

倍率は3種類、レンズの大きさも3タイプ、レンズ色はブルーライトのカット率で2タイプあるので、店頭で実際にかけてみて選んだ方がいいです。

 ハズキルーペはメガネではなくルーペ(虫眼鏡)なので、ピントが合う距離が決まっています。

 1.32倍(焦点距離50~70cm)
 1.6倍(焦点距離30~40cm)
 1.85倍(焦点距離22~28cm)

 パンフレットにはこうあるのですが、実際に見え方を店頭で確かめた方がいいです。もっとも焦点距離が長い、つまり離した状態でピントが合う1.32倍を選んだのですが、自分の目には焦点距離50~70cmは長くはなく、40cmぐらいでした。眼鏡をかけた状態でも使えるよう、レンズの大きさは最も大きい「ラージ」を選択しました。

 とりあえず150ページほどゲラを読んだのですが、文字が大きくクッキリ見えるのは助かります。老眼鏡は単にピントが合うだけですが、文字が大きく見えるのが違いです。視力が低下したときにルーペの類もいくつか使ってきましたが、視界が広く書類を広く見渡せ、ハンズフリーなのは楽。メガネオンにしても重さはさほど気になりません。

購入したのは、倍率1.32倍、ラージレンズ、クリアレンズ(ブルーライトカット率35%)。写真ではわかりにくいですが、フレームの色は紫です
オンメガネ状態でも圧迫感は少ない。踏んでも壊れない、さすが日本製! とCMでは謳われているが、素材と構造上丈夫そうではある。踏まないし

 デメリットとしては、ピントが合う距離が限られているので、姿勢が固定されます。手持ちの本などではさほど問題になりませんが、机の上に置いた書類などでは、姿勢の方で調整しなくてはなりません。猫背になって辛いのであれば、机の上に本などを積み重ねて目との距離を近づけるなどの工夫が必要です。

 あと、文字を読んでいて、目線をちょっと遠くに向けてもピントが合わないので、その都度ハズキルーペを着けたり外したりする必要があります。逆にそれが面倒なので、一定時間作業に集中しようとする効果はあります。かけている間は、ちょっと遠くのテレビを見たり、立ち歩くことはできないので、作業に自分を縛り付けられるのです。

ファミレスでハズキルーペかけて校正作業の図。白とかの派手な色でなければ、周囲に気づかれることもなさそう。それにしても、文字が読めるって本当に素晴らしいですね!