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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

100円の価値

しばらく独り暮らしをしていたのだが、その間、百円ショップで造花を買って家のあちこちに飾っていた。「飾る」という言葉はあまり好きではないが、家の中に機能的な物しか無い暮らしというのは、どこか精神をいびつにするのではないだろうか。だから、昔から、貧しい家でも小さな庭に花を植え、花差しに一本の花を挿したりしたわけだ。金持ちなら高価な美術品を飾るところだろうが、一本の花のほうが悪趣味な美術品(赤富士とかラッセンとか)より数万倍マシである。
で、その一本の花は造花でもいいわけである。下のツィートにある「ドライフラワー」と造花は異なるものかもしれないが、ビニールの造花でも、見た瞬間に目を和ませる効果はあるし、何より、生きた花と違って枯れないし周辺を汚さない。そういう価値は価値として認めるべきだろう。わずか100円で、精神的な慰安を得られるのである。
まあ、大袈裟に言うと、生活の美化である。毎日上る朝日が見られるとか、海や川が眺められるという生活も美的生活だし、家に100円の造花を飾るのも、それと同じことだ。

(以下引用)

一年くらいずっとデスクにドライフラワーをとっかえひっかえ飾ってたんですけど、普段お仕事ご一緒しない部署の方からも「ドライフラワーの人」として認識されていたらしく、本当に全然知らない人から「前からお話ししてみたいとま思ってた」と言われた、花の力はスゴいな
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現代の「商社」

つまり、製造に関する責任はすべて他人に負わせ、営業によって大きな利益を得るという「宿り木商法」であるわけだ。

(以下引用)


平均年収1800万円のキーエンス「高給の理由」

2021/04/12 13:24

みなさん、こんにちは。

ワクセルの経営者、嶋村吉洋氏が尊敬する滝崎武光氏が創設されたキーエンスの業績とその原因について、分析したいと思います。

 上場企業の年収ランキング上位をキープし続けるキーエンス。2020年3月期の有価証券報告書に記載された平均年収額は1800万円を超えています(平均年齢35.6歳)。高収入で有名な三菱商事が約1600万円(42.6歳)、不動産賃貸やビル開発の大手ヒューリックが約1700万円(39.4歳)です。花形企業を押しのけて上位に居続けるキーエンスの強さはどこにあるのでしょうか。

 ざっくり説明すると、キーエンスは安く仕入れて高く売るのが得意な営業会社です。しかしそれは一朝一夕で完成したものではありません。

 まずはキーエンスの財務状況を他社と比較して高年収の理由を探ります。この会社の主力事業は工場のオートメーション化を図るセンサーなど電子部品の販売です。業績の比較対象として、電子部品やコネクターの大手で営業力が強いヒロセ電機、セラミックコンデンサで世界トップの村田製作所をみてみましょう。

 注目したいのは、キーエンスの18.2%という原価率の圧倒的な低さです。ヒロセ電機は57.8%、村田製作所は62.1%です。実はキーエンスは、部品を生産する工場を持っていません。製造原価や設備投資の減価償却、製造にかかる従業員の人件費などが大幅に削減できています。他社を圧倒する営業利益率50%超という数字の主要因はここにあります。

 次に注目したいのが、従業員1人あたりの売上高と営業利益。キーエンスの従業員1人当たりの売上高は6600万円。一方、ヒロセ電機は2600万円、村田製作所は2100万円です。キーエンスは他社の2倍以上稼いでいます。そして驚異的なのが1人あたりの営業利益。キーエンスは3300万円、ヒロセ電機は400万円、村田製作所は300万円です。まさに桁違い。

 キーエンスは販売代理店を通さない直販体制をとっています。中間マージンが発生しないためにコスト削減ができるのです。また、カスタマーサポートも最小限に抑えているため、一般管理費もカットできています。原価と同時に販管費までも抑えているのです。裏を返せば、営業活動を支援するフロントオフィス業務の大部分を、営業マン1人で担っているということになります。

 キーエンスは、製品知識を営業マンに持たせ、顧客(製造業など工場のオーナー)が抱える課題を正確に吸い上げて、最適な提案をしています。部品一つひとつは安く仕入れられますが、それを統合することで高額なサービスへと結びついているのです。この会社は1円も値引きしないことで有名です。すなわち、クライアントが「はい」と頷く他ない最適な仕事をしているということになります。これが安く仕入れて高く売っている秘訣です。

 そして、メーカーや製造担当者、カスタマーサポートなどに頼らずに、営業マンが1人で解決している生産性の高さに強みがあるのです。

ではこのような強みを持たせるためにどのような教育体制が敷かれているのでしょうか?

次回に記載したいと思います。

台風の日のカーテンの動き

「台風で風の強い日に窓を開けました。窓のカーテンはどう動くか」

1:室内に向かって動く。
2:窓の外に向かって動く。

という問題を考えたのだが、開けた窓以外が密閉されている場合は2が正解になると思う。というのは、今、私がそれを体験したからだが、もちろん、風の強さにもよるだろう。
なぜ2が正解かと言うと、密閉空間に外から風が吹き込むには、外の気圧が中より高い必要がある。しかし、風自体が気圧ではないから、外で吹く風は、(その方向にもよるが)台風、つまり低気圧による風なら、むしろ室内の空気を吸いだすことになると思うわけである。

裁判制度(法制度)の欠陥を利用した詐欺

メモとして保存。
拡散して問題とし、この種の事件の根を絶つべきである。

(以下引用)


知らぬ間に敗訴 預金差し押さえ 裁判手続きの“隙間”悪用 訴訟男 知らないうちに養子縁組も 福岡県

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日本の安定性の原因

「神戸だいすき」記事の一節で、私はこのブログ筆者は性格があまり好きではないが、頭は鋭いし、特殊な話題の記事があるので時々ブログを読みに行く。
そして、下に書かれた「権力の二重構造(私流に言えば「権力と権威の二重構造」)」を日本の安定性の原因だとするのは、私とまったく同じ考えである。


(以下引用)

この、姿をくるくる変化させる日本人。

ちょんまげを切り、ズボンに履き替え、どんどん姿を変えることを躊躇しない日本人が、唯一守り続けたのが「天皇の存在」と「権力の二重構造」だった。

変化を恐れない日本人なのに、この国のカタチだけは、頑固に守ってきた。

逆に、ここが、変化しないことが、その他すべての変化を可能にしたのかもしれない。

私は、そんな気がする。

なにもかもが、がたがた動く大地では、落ち着いて暮らせない。

中心部分が、がっちり落ち着いていてこそ、周辺はがたがた走れる。

そんな気がする。