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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

華氏と摂氏

「数字を丸める」という言葉があるが、私の理解では数字を概数(およその数)にすることで、これが日常的にできる人もいれば、できない人もいるようだ。後者は「正確さ」へのこだわりという美点でもあるが、人生を不自由にしている。
数字を丸めることの例としてたぶん有益だと思う知識をひとつ書いておく。
それは「華氏100度はおよそ摂氏40度くらいだ」という知識である。これを覚えておけば、体温が華氏で100度を超えたらかなり高熱だと分かる。また、気温が華氏で80度なら摂氏では32度くらい、と概算できる。つまり、華氏に0.4を掛ければいい。実際の計算式はもう少し複雑だが、アメリカでは小学校でその換算式を習うらしい。
ちなみに、華氏も摂氏ももともとは人名で、だから「氏」がつくわけだ。
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エネルギー料金とスマホ料金

建築エコノミスト森山高志(字は忘れた)のブログ記事の一部だが、風呂を一回沸かす時の料金(基本料金除く)が60円くらいというのは、節約生活の目安になりそうである。もっとも、これは都市ガスの話で、私の住んでいる家の風呂は灯油である。それで、年に1回5000円か6000円分補給して、だいたい1年持つ。つまり、6000円の補給なら、月当たり500円か。森山が概算している5500円に比べるとずいぶん低いが、まあ、田舎で、しかも沖縄の住居だから、風呂や暖房にかかる金額は低いわけだ。だが、電気代や(料理用の)プロパンガス料金まで安いわけではない。月当たりのエネルギー料金はトータルで1万円前後だろうか。個別に見るとスマホ代などのほうがカネがかかるのは、全国どこでも似たようなものだと思う。まあ、いざという時に他人に連絡が取れないと生命に関わるから、スマホ代は保険料のようなものだ。菅総理の時にスマホ料金を下げさせたと言うが、本当か? まったく実感できないのだが。

(以下引用)

そもそも、ガス代って使った分だけの請求じゃないですか。
基本料金というのはありますが、

 

ガス代=基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用量(㎥))という風になっており、

 

だいたい、基本料金は1000円くらいだから、

 

ガス代=1000+ガスの価格は1立法メートルで150円くらいでしたっけ?×一般世帯で月に30立方メートル

 

まあ、ざっと、1000+4500円だから、5500円ってとこでしょう。

 

30立方メートルというのは、気体なんでガスの量を表しています。

 

なんで30立方なのか?というと、普通に風呂を沸かした場合のガスの量が

 

たとえば、風呂に貯める水(だいたい200リットル)を20℃から40℃まで上げたとして、


水1リットルを1℃温度上昇させるのに必要な熱量が1キロカロリーなんですね。

だから、20℃上げる200リットル分の熱量は

20℃×200リットルは4000キロカロリー必要。

つまり、何立方のガスが必要かというと、ガスの発熱量で割る

 

ガスの発熱量というのが、都市ガスで1万キロカロリー/立法メートル、プロパンガスで2万4000キロカロリー/立法メートルだから、

 

都市ガスなら、0.4立法メートル、プロパンガスなら0.2立方メートル使う。

1日一回お風呂を沸かすのだったら、

都市ガスの値段でいえば、60円くらい?

家族が4人毎回沸かすのならば240円です。

しかし、普通の家ではお湯は残して追い炊きとかもしますしね。

その他料理とかにガスを使うとして、まあ1日1立方メートルあれば足りるんじゃないでしょうか。

だから、月30日分で30立法メートルという換算です。

 

で、5500円くらいかな、と

 

なのに、はじめしゃちょー、月にガス代が20万円超える?

素麺を炒め物のベッドにする

「ネットゲリラ」所載の料理記事だが、今の季節、素麺の出番は多いだろうから役に立つ。
実際、見ただけで美味そうである。下の素麺自体、薄味のソーメンチャンプルーにしても良さそうである。

(以下引用)

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今日は香川の「なすそうめん」だ。ナスと油揚げをごま油で炒め、そうめんつゆでそのまま炒め煮にして、唐辛子ちょっと効かせて、茹でたそうめんに掛ける。ちょっと生温いくらいが良い。うん、これは美味しい。

皇室問題に関する事実から妄想への飛躍

遍照飛竜氏のNOTEに記事タイトルだけ載っていた記事の一部だが、前半の「皇室の過去」については真実性が高いと思う。日本の最高の「上級国民」としての天皇や皇室が共産主義を恐れていたことは確かだと思う。そこで、「勝共連合」とのつながりで皇室の一部の者が文鮮明と交流を持ったのは事実だろう。そして、皇室の祖が百済から来た、あるいは朝鮮半島のどこかから来たのも事実だろう。これは私自身、他のブログで考察しているものだが、「日本三代実録」の記載は読んでいない。いつか読みたいと思う。
しかし、記事後半の、現在の皇室について書かれたこと、特に美智子上皇妃の和歌の解釈に関しては、こじつけが過ぎると思う。熟読していないが、「反皇室」意識が強すぎて、妄想になっているようだ。

(以下引用)とするともりだったが、コピー不可能なようだ。そこで遍照飛竜氏の記事から、該当記事の紹介の部分をコピーしておく。と思ったが、そのコピーもできないので、名前だけ書く。「皇室問題分析室」というサイトだ。なぜNOTOには掲載可能で、普通のブログには掲載不可能なのだろうか。

磁気と電流と磁界

地球の極移動というのは、地軸の傾きの変化を意味すると私は思っているのだが、中学の理科ですら理解していない私は、それを考察するのに、まず中学理科から始める必要がある。
というわけで、転載する。
世間の人には常識かもしれないが、私は理解していないので、これも「常識ではない常識」である。

(以下引用)

ここでは磁石と磁界・電磁誘導についてご紹介します。

磁石と磁界

磁石と磁界
磁石と磁界図1
【図1】

磁石に方位磁針を近づけると、磁針が振れますが、これは磁石から磁針に力が働いているからです。この磁石の力を「磁力」と言い、磁力が働いている空間を「磁界」と言います。

磁界の中に磁針を置いた時に、磁針のN極が指す向きを「磁界の向き」と言い、その向きをつないだ線を「磁力線」と言います。磁力線を表す時には、磁界の向きを示す矢印をつけます。磁力線の間隔が狭いところほど磁界が強いことを示し、磁力線が大きな弧(こ)を描くところほど磁界が弱くなります(図1)。鉄心に導線を巻いて電流を流すと電磁石になりますが、電磁石が磁石と同じ働きをするのは、導線に流れる電流が磁界をつくるためです。

電磁石で真っ直ぐな導線に電流を流すと、導線の周囲に同心円で磁界ができます。磁界の向きは、電流の向きによって決まり、磁界の強さは、導線に近いほど強くなり、電流が大きいほど強くなります。導線をリング状にすると、輪の中心に磁力線が集まり磁界が強くなります。リング状のものをいくつか重ねてコイルにすると、さらに磁力が強くなります。

磁界と電流

磁界と電流
磁界と電流図2
【図2】

磁石がつくる磁界の中で電流を流すと、磁石の磁界と電流による磁界が、お互いに力をおよぼしあいます。磁界の中の電流に働く向きは、電流の向きと磁界の向きのそれぞれに対して垂直になります(図2)。磁界を強くしたり、電流を大きくすることで、この力も大きくなります。こうした磁石の磁界に電流を通して力を働かせることを応用したものにモーターがあります。また電流の向き、磁界の向き、力が働く向きをそれぞれ左手の人差し指、中指、親指を互いに垂直に向き合わせることで表現できます。この法則は、イギリスのフレミングが提唱したため「フレミングの左手の法則」と言います。

これとは反対に、導線や磁石を動かして電流を発生させることもできます。導線の周囲の磁界が変化すると、導線に電圧が生じて電流が流れます。この現象を「電磁誘導(でんじゆうどう)」と言い、このときに流れる電流を「誘導電流(ゆうどうでんりゅう)」と言います。発生する誘導電流の向きは、導線や磁石が動く向きや磁界の向きによって異なります。また、導線や磁石を速く動かすことで誘導電流は大きくなります。この誘導電流を利用したものに、発電機があります。発電機は磁石とコイルを利用して、どちらかを連続で回転させることで誘導電流を連続して得られるしくみです。身近なものでは自転車のライトなどがあります。

直流と交流

直流と交流

乾電池で豆電球を点灯させるとき、電流の方向は+極から-極へと一方通行になります。乾電池では+極、-極が決まっているため、流れる電流の向きは変わりません。電化製品などコンセントを使う電気器具は、電灯線が使われます。電灯線とは、送電線から家庭や学校、会社などに送られる電流です。この電灯線は電流の向きが交互に変わります。電気器具のコンセントやプラグに+極、-極の表示がないのもこのためで、どちらの向きでも一定の電流を得ることができるようになっています。

乾電池や電灯線の電流の流れを、オシロスコープやコンピューターで見ると、乾電池の電流では流れる大きさは変化しませんが、電灯線の電流は流れる大きさが波形に変化します。乾電池のように、電流の向きや大きさが一定して変わらない電流を「直流」と言い、電灯線のような電流の向きや大きさが周期的に変化する電流を「交流」と言います。

家庭や学校などに送られる電灯線は、1秒間に電流の向きが逆になって、また元の向きにもどる回数(周波数)が地域によって決まっており、東日本では50Hz、西日本では60Hzとなっています。

電気は、発電所の巨大な発電機で大量に発電し、数十万Vの大きな電圧で変電所に送ります。交流は電圧を容易に変えることができ、変電所では変圧器によって電圧を6600vに下げて、電線を使って電柱にある柱上変圧器に送ります。柱上変圧器ではさらに電圧を100Vか200Vに下げて、各家庭や学校、会社などに届けられます。