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青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
町山智浩さん@TomoMachiの連載「映画の台詞(コトバ)」第34回は、『Can You Ever Forgive Me?~いつかあなたは私をゆるしてくれるかしら?』をご紹介。この映画、アメリカで批評家から激賞されているのですが、日本公開未定…。どんな映画かはぜひ本誌にて! https://amzn.to/2OArucY
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文章を書くことの効用のひとつは、自分が何を考えているのかを知るところにある。
特に今回のテーマのような錯綜した話題は、普通に自分のアタマの中で考えているだけでは、いつまでも行ったり来たりするばかりで焦点を結ばない。
その、自分のアタマの中に浮かんだり消えたりしている未整理な断片を、順次根気よく書き起こして行けば、自分の考えていることの全体像をある程度把握できる。このことは、逆に言えば、文章として整形して吐き出す以前のナマの思考は、実は自分にとっても意味不明であるケースが多いということでもある。
そんなわけなので、私自身は、普段から、まずなによりも自分が何を考えているのかを知りたくて文章を書き始めている。