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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

脳を働かす技術


昔書いたメモを「生活の技術」のひとつとしてここに転載しておく。若い人には役に立つと思う。N.Tは私の本名の頭文字。



2011年 6月20日(月)
◎「海馬 脳は疲れない」池谷裕二 糸井重里 のヒントによる思考素
・子供は記銘された量が少ないので、想起が容易であり、大人は記銘された量が多いので想起が困難になる。これが、「大人になると記憶力が悪くなる」と言われることの実体。逆に言えば、無知・無教養な人間ほど「物覚えがいい」。
・子供は白紙状態だから、刺激を印象深くとらえる。したがって、それを容易に記憶する。大人は生活が惰性化しているために、物事に対する印象が弱い。これが大人の記憶が弱い理由の一つ。物事に対する好奇心を持った人間は、大人でも記憶力がいい。
・好悪を決める脳の部位が扁桃体、重要と非重要を判断する脳の部位が海馬。この二つは近くにあり、連携している。つまり、「好きな物=重要」「嫌いな物=非重要」となり、重要と判定されたものは記憶され、非重要と判定されたものは記憶されない。
・ある作業に対して「やる気を出す」、つまり側座核を働かせるには、「まずその作業をやること」である。やることによって側座核が働き始める。
・脳は新しいものを警戒する。これは動物の生存本能による。文化現象でも、新しいものは攻撃される。
・脳は我々の無意識を支配しているが、我々の意識は脳を支配している。そして、我々の無意識はしばしば我々の意識を支配している。こうしたサイクルが、脳と意識のありようである。(BY N.T)
・新しいものへの好奇心があることは創造的人間の特徴である。逆に、新しいものへの拒否反応が強いのは、老化現象の一つである。つまり、知的成長への意欲よりも動物的生存本能が強くなり、無難な安定を求めているのである。
・ストッパーをはずすことで、新しい可能性が生まれる。
・酸化は老化に関係している。
・脳は疲れない。疲れるのは目や筋肉である。
・人間は視覚情報に頼る度合いが大きく、嗅覚や聴覚が弱い。
2011年6月21日(火)
◎同じく「海馬」より
・問題を細分化すれば、小さな解決の喜びがたくさんできる。
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事実を直視することが本物の幸福への道



まあ、恋愛や結婚やセックスへの幻想(ほとんどは商業主義のために作られたものだが)が消えたのはいいことだ。私は、資本主義社会の不幸の半分くらいは恋愛幻想とセックス幻想によって起こると思っているくらいであるwww 
実際、毎日がセックス妄想で頭が爆発しそうな若いころを過ぎれば、男にとってセックスが自慰よりいいという点はあまり無い。相手が「貴重品」である場合くらいは、性的興奮は高まるだろうが、セックス自体の中身がそれで良くなることは無いと思う。つまり、自分ひとりが興奮して射精するだけなら、女体を使った自慰にすぎないし、相手がエクスタシーに達するように気を使うなら、ただの奉仕作業となり、こちら(男)が生きた張り型をやっているだけだ。女性の場合はどうか知らない。半分くらいは、何の興奮もなく相手をしているのではないか。
実際、下の報告の中でも女性の45%がセックスに「関心が無い」または「嫌悪している」という、以前からは考えられない数字が出ている。つまり、幻想が消え、現実が見え始めたのだろう。
恋愛にしても、片想いをしている時期が一番恋愛らしい恋愛なのであり、下手にその恋がかなって、思う相手とセックスなどしたら、がっかりすること請け合いであるwww 未婚で妊娠したら(あるいはさせたら)、そこで人生が終わる可能性もある。

とは言っても、恋愛もセックスも価値はあるのであり、これまでが偽ブランド商品的なインチキ価格だったにすぎない。事実を直視した、今の若い人々は、かえって堅実な幸福を手に入れる可能性が増えたのではないか。避妊具を使った、娯楽や快楽としてのセックスではなく、生殖のためのセックスというのも見直されていい。実際、子供欲しさに人工授精する夫婦もいるのである。
結婚についても、子供を持つ幸せなど、結婚しない人には分からないだろう。フェミニスト連中が「女性価値」を高めるために「育児は大変だ。女性の苦労を理解しろ」と騒いだお陰で、家の中に子供がいる楽しさや幸福を知らない女性や男性が増えたと思う。エスキモー(これも死語か)には、夫婦が老年になると、養子を貰って、育児を娯楽にするという文化があったと言う。私は、これは高度な文化だと思う。子供というと学費がどうこうとかいうカネの面しか考えない日本の文化が下種だと思うのは、私が、基本的に出産や育児に無責任な立場である男性だからだろうか。だが、幼い子供がいると、家は明るくて楽しいのである。犬や猫は可愛いが、その一挙一動が楽しいのは人間の幼児である。


(以下引用)


セッ〇スレスの既婚男女増加=若年男性「草食化」も-家族計画協会

 配偶者がいても、性交渉が1カ月以上ないいわゆる「セッ〇スレス」のケースが増加して
いることが、日本家族計画協会の「男女の生活と意識に関する調査」で分かった。性交渉の
開始が遅くなるなど、若年男性の「草食化」傾向にも拍車が掛かっていることがうかがえた。
(中略)
 性交渉経験のある人に「この1カ月間の頻度」を尋ねたところ、「しなかった」が49.3%
(男性48.3%、女性50.1%)と半数を占め、男女とも2年前の前回より約5ポイント
増加。配偶者のいる人に限っても44.6%(男性36.2%、女性50.3%)に上り、
04年以降、増え続けている。
 配偶者のいる人の「セッ〇スに対して積極的になれない理由」は、男性では「仕事で疲れて
いる」が21.3%と最多で、次いで「出産後なんとなく」の15.7%。女性は「面倒くさい
」23.8%、「仕事で疲れている」17.8%の順だった。
 性交経験率が50%を超える年齢は、男性29歳(過去調査23~26歳)、女性28歳
(同24~27歳)で、特に男性の性交開始年齢が顕著に遅くなっていることも判明した。
 性交渉への関心では、「関心がない」または「嫌悪している」が男性17.9%、女性
45.2%に上った。年代別では、男性の25~29歳が20.3%で、08年の同年代の
約2.5倍に増えた。 



眼鏡型ルーペのこと

何とかというライターのハヅキルーペ体験記の一部だが、まあ、一定の姿勢で作業をする時に使うもので、その焦点距離を離れたらすべてボケボケになるようである。
他の眼鏡型ルーペももちろん同じのはずで、ハズキルーペだけがあれほど馬鹿高いのは、CMにカネがかかるためだろうwww
私の場合、最近、活字の濁点と半濁点の区別がつかないので、眼鏡型ルーペの購入も考えているのだが、片目は近視でもう片目は遠視だから、かえって目に悪いかな、とためらっている。


(以下引用)


 で、ハズキルーペ。倍率は3種類、レンズの大きさも複数あるので、比べてみるために都内のコンタクトレンズ屋さんに行ってきました(ゲラも持参して)。

倍率は3種類、レンズの大きさも3タイプ、レンズ色はブルーライトのカット率で2タイプあるので、店頭で実際にかけてみて選んだ方がいいです。

 ハズキルーペはメガネではなくルーペ(虫眼鏡)なので、ピントが合う距離が決まっています。

 1.32倍(焦点距離50~70cm)
 1.6倍(焦点距離30~40cm)
 1.85倍(焦点距離22~28cm)

 パンフレットにはこうあるのですが、実際に見え方を店頭で確かめた方がいいです。もっとも焦点距離が長い、つまり離した状態でピントが合う1.32倍を選んだのですが、自分の目には焦点距離50~70cmは長くはなく、40cmぐらいでした。眼鏡をかけた状態でも使えるよう、レンズの大きさは最も大きい「ラージ」を選択しました。

 とりあえず150ページほどゲラを読んだのですが、文字が大きくクッキリ見えるのは助かります。老眼鏡は単にピントが合うだけですが、文字が大きく見えるのが違いです。視力が低下したときにルーペの類もいくつか使ってきましたが、視界が広く書類を広く見渡せ、ハンズフリーなのは楽。メガネオンにしても重さはさほど気になりません。

購入したのは、倍率1.32倍、ラージレンズ、クリアレンズ(ブルーライトカット率35%)。写真ではわかりにくいですが、フレームの色は紫です
オンメガネ状態でも圧迫感は少ない。踏んでも壊れない、さすが日本製! とCMでは謳われているが、素材と構造上丈夫そうではある。踏まないし

 デメリットとしては、ピントが合う距離が限られているので、姿勢が固定されます。手持ちの本などではさほど問題になりませんが、机の上に置いた書類などでは、姿勢の方で調整しなくてはなりません。猫背になって辛いのであれば、机の上に本などを積み重ねて目との距離を近づけるなどの工夫が必要です。

 あと、文字を読んでいて、目線をちょっと遠くに向けてもピントが合わないので、その都度ハズキルーペを着けたり外したりする必要があります。逆にそれが面倒なので、一定時間作業に集中しようとする効果はあります。かけている間は、ちょっと遠くのテレビを見たり、立ち歩くことはできないので、作業に自分を縛り付けられるのです。

ファミレスでハズキルーペかけて校正作業の図。白とかの派手な色でなければ、周囲に気づかれることもなさそう。それにしても、文字が読めるって本当に素晴らしいですね!

郵便書簡という存在

こういうのは、小さいが役に立つ情報で、消滅しつつある郵便事業の生命維持にも寄与するのではないか。局員に年賀状販売などを強要するより、既にありながら活用されていない、こうした商品を世間にアピールすべきである。
年賀状なども、葉書形式ではなく、こうした郵便書簡(名称は工夫の要あり、か)で送れたら、いろいろと近況や用件なども詳しく書けて便利である。さらに、栞などのような軽いプレゼントも同封できるのだから、いろいろと使えるのではないか。
クリスマスカード、結婚案内、さまざまなお知らせなどに利用できそうである。政府からのお知らせなどにも使えそうだ。



さんがリツイート

あまり知られていないけど郵便書簡というものがあって、62円で便箋一枚分くらいの手紙を送ることができる。しかも折って閉じると封筒みたいな形になるので、軽いものなら同封して送れる。
はがきと同じ値段ではがきよりもたくさんのメッセージを送れる郵便書簡、遠距離カップルとかに流行らねえかな。



映画「フリークス」のこと

私はアマゾンという会社が嫌いなのだが、アマゾンプライムビデオというネットテレビは良く見ている。というのは、他のネットテレビと違って、古い白黒映画(洋画がほとんど)がたくさん見られるからである。それらを見ていていつも驚くのは、昔の映画のレベルの高さである。ただ、これは若者には理解できないかもしれない。私が十代二十代くらいだと、まず理解できなかっただろう。
たとえば、数時間前に見ていた「フリークス」(アマゾンでは「怪奇館」とか何とか別の邦題をつけていたが、何だったか忘れた。)は、身体障碍者がウジャウジャ出てくる奇抜な映画で、ホラー映画かと思われそうだが、実は「本当のフリーク(奇形者)は、身体の奇形ではなく、心の奇形である」という、哲学的主題を持った作品なのである。この映画では、サーカス(カーニバル)一座の中の一番の美女(という設定)が、精神的には最大の怪物なのだ。その他の身体障碍者(奇形者)たちは、ほとんどがまともな精神を持っている。しかし、体の奇形のため、その精神まで見てくれる人は少ない。
或る意味では、「エレファントマン」のテーマの先行的作品だと言えるだろう。
まあ、特に女性に見てもらいたい作品だ。「恋をする」というのが、外見だけで決まるなら、奇形者にとって恋というのは存在するのか、という興味深い話でもある。見ているうちに、奇形者たちの外見はほとんど気にならなくなり、むしろ愛らしくすら見えてくる。(この映画に出てくる奇形者たちは、一部を除いてほとんどが現実の奇形者だと思う。今ではPC規制のために作ることが不可能な映画だろう。)
この映画を「ヒューマニズム」映画だとする批評は見たことが無いが、実はヒューマニズムに溢れた作品である。たぶん、淀川長治あたりなら、真価を認めたのではないか。