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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

遊郭の夫婦茶碗

「紙屋研究所」から抜粋転載。
遊郭と夫婦茶碗という「対立物」が、悲しい詩になっている。

(以下引用)


 神崎宣武の名著『聞書き 遊郭成駒屋』(ちくま文庫)には、神崎の母の友人で、呉の遊郭で働いていた「ニセ医者」・尾島克己(仮名)が証言している。

聞書き 遊廓成駒屋 (ちくま文庫)

聞書き 遊廓成駒屋 (ちくま文庫)

 

  神崎は「私は、本稿をまとめるにあたって、いわゆる『遊郭残酷物語』にしたくない、という強い気持ちを持っている」(神崎p.170)として「私は、未知の世界を、わずかに残存する道具類や当事者を頼りに探ってみたいのである。そのとき、娼妓への同情からだけでものをいいたくはない。その時代の事実を記録することが先決だ」(同前)と述べている。

 しかし、その神崎が尾島から聞き取った中身は、なかなか凄絶なものであった。

 例えば、性病検査をパスするために陽性反応を出さないよう「高熱」を出させる。尾島はそのために薬の過剰投与をしたとしている。神崎はマラリアを感染させたりしたこともあるのではないかと疑っている。テルの「高熱」をどうしてもぼくは思い出してしまった。

 また、妊娠してしまう遊女も少なくない。いちいち掻爬などしていたら体がもたないので、ホオズキを使う。そのアルカロイドで胎児を腐らせて堕胎させるのだと尾島は言う。

 『聞書き 遊郭成駒屋』は、名古屋の一角の古い遊郭を取り壊す現場に偶然出会った民俗学者が、解体業者に無理を行ってそこの民具一式を買い取らせてもらうというなんとも印象的なシーンから始まる。

 その中に、遊女たちの食器がある。

それにしても、娼妓の部屋にはこまごまと食器が多い。(神崎p.118)

 神崎は、 

 たとえば、湯呑茶碗は、おしなべて夫婦茶碗なのである。

 二つならんだ大小の湯呑茶碗は、娼妓たちのまだみはてぬ結婚生活へのあこがれを表したものなのか、あるいは客を主人として扱うことで客の自尊心をくすぐろうとしたものなのか。それは、知るよしもない。たぶん、両方の気持ちが微妙に交錯してのことだったのだろう。(神崎p.119-120)

と推察する。






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FFT完了記念書き込み

今日は、この前からずっとやっていた「ファイナルファンタジータクティクス」を完了させたので、記念に書き込んでおく。何しろ、最終ステージの敵がやたらに強いので、こちらの主人公や中心キャラのレベルを75くらいまで上げていたから、最後が楽だった。
これからやる人のために念のために書いておくが、

1:敵キャラのレベルは、書かれた数字を信じてはならない。中盤以降は、敵キャラは書かれたレベルの10くらい上だと考えるべきである。つまり、それくらいこちらのレベル上げをしておく必要がある。最低でも5つくらいは上にしたほうがいい。
2:レベルが60を超えたあたりで、昔訪れた中部地方(炭鉱都市)や南部地方(マップの下の部分)を再訪して、酒場で話を聞くと、思いがけない出会いがあったり、隠しダンジョンへの道が開ける。あるいは、強い味方(労働一号とかいうロボット)を得ることができる。
3:雷神シドが味方になってからは、敵との戦いも楽だし、こちらのレベル上げも容易になるが、容易すぎるので面白くない、と思う人は、シドはトレーニングフィールドでの「もしもの時の用心棒」的な存在としてだけ使うといい。ただし、最終ステージでは、そのシドも絶対ではない。相手の「ドンアク(戦闘不能)」で、戦闘に参加できなくなるからである。しかも、相手側の怪獣は、一撃で300くらいのダメージを与えるので、こちらのキャラでHPの低いキャラは即死である。


まあ、何はともあれ、レベル上げ戦闘自体が面白いし、何周しても新しい発見があったりするので、実は完了後にまた最初から始めているwww  味方キャラが多すぎて、キャラの個性が想像しにくいので、今回は少数精鋭で行こうかな、と思っているが、人数が少ないと不安でもあるので、私に「縛りプレイ」ができるかどうかwww


老化速度には大きな波がある?

グラフの内容とツィートの関係、そのツィート内容の信頼性は不確かだが、老化は単純に同じ割合で進行するのではなく、ある年齢で急激に進行するというのは、可能性は高いのではないか。つまり、「34歳、60歳、78歳」というのは、「お前、もっと生きるか? それなら、ここからはハンディ付きの人生だぞ」という、自然からの勧告だ、と見做せるわけだ。特に、60歳が「還暦」であったことと、この仮説は一致する。「78歳」については、「haruhiko」氏の言葉はあまり正確なグラフの捉え方だとは思わない。どちらかと言えば、70歳から老化は急激に進行し、80歳以降はその老化速度がゆるやかに低下していく、と見るべきだろう。逆に言えば、80歳まで生きた人間はかなりな年齢まで同じ状態を保つ(は言い過ぎで、老化速度がゆるやかになる)と言えるかもしれない。これは超長寿者に見られる特徴と一致するのではないか。
まあ、そもそも「aging proteins」という存在が信頼できるものかどうかが問題だが。




さんがリツイート

ヒトの老化は、34歳、60歳、78歳で急激に進むことがわかった
Undulating changes in human plasma proteome profiles across the lifespan







カレンダーの利用法

スケジュール管理とは別の話になるが、カレンダーの裏に横罫線が入っているというのは素晴らしいアイデアだと思う。
私は、旅行に行く時には、使い終わったカレンダーの破ってある紙を畳んで持っていく。手帖だとどこに書いてあるか分からない「旅行に関するメモ」が、畳んだ紙なら表か裏かでさっと目に入る。旅行中は、乗り物の乗り継ぎなどで一秒でも早く知りたい覚書をさっと見られるのは大きなメリットなのである。固めの紙だから、下敷き無しで書き込めるし、いつ捨てても惜しくない。
とは言え、実は旅行中の出来事が、そのメモから思い出せるので、簡単な「旅行記録」にもなるから、捨てるつもりは無い。

少し違う話だが、「一枚の紙でまとめる」というのは、旅行に限らず、いろいろと有効な技術だと思う。たとえば、映画や小説の案を一枚の紙にまとめることで全体像が見えるのではないか。人前で話す時の演説草稿も同じである。


(以下引用)


吉田戦車、試行錯誤の末たどりついたスケジュール管理法は…ライフ・マネー 投稿日:2019.12.04 11:00

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吉田戦車、試行錯誤の末たどりついたスケジュール管理法は…

 

 家で使うメインのカレンダーとは別に、持ち歩くこともできるスケジュール帳として、A5サイズの卓上カレンダーを買った。

 

「高橋のエコカレンダー」というシリーズで、壁掛け用のB4サイズはずっと愛用しているのだが、昨年末思いついてA5を買ってみたらけっこう使い勝手がよく、今年(来年)も使うことにしたのである。

 

 

 私はスマホのカレンダーを使いこなせない。スケジュールを書き込むのもめんどくさいし、リマインダーとかぜんぜん便利に思えない。「せっかくの機能についていけない、もう終わってるおやじ」ということであるが、しょうがない。

 

 では、昔ながらのビジネス手帳は使いこなせるかというと、苦手である。使い切ったためしがない。スケジュール管理をしようと思っても開く習慣がつかないし、日記がわりにしてみようとすれば三日坊主になる。

 

 妻は、みっしり毎日絵入りでネタになるようなこと、ならないことを書き込み、「前の年の今日とか読むとおもしろいんだよ」などと言っている。 

 

 私は日記はPCで書いているし、落書きや直筆メモは、胸ポケットに入るようなメモ帳を使っている。スケジュールは壁掛けのカレンダーに書き込み、顔を上げれば確認できるようにしている。 

 

 だいたいそんなやり方で、なんの不足もなかったが、何度か書いているように、親が高齢となり実家に帰る回数が増えたため、外出先でも予定を確認したい場合が増えてきた。

 

「そういうときこそスマホの出番ですよ!」と、若い人は言うかもしれない。最初から入ってるカレンダー以外のアプリも試したことがあるが、紙カレンダーと違い、「一ヶ月を一目で見渡して、ざっと把握する」ことがうまくできず、チャレンジしてはさびしく撤退することになるのだった。

 

 そこで試してみたA5カレンダー。大きめ単行本相当のサイズは、机まわりの作業エリアに置いていてじゃまにならないし、台所のカレンダー前に持って行って、家族の予定をすりあわせるときにも便利だ。「あ、おれが求めていたのはこれじゃね?」と思った。

 

 表のメインカレンダーに予定を書き込むのだが、裏は横罫カレンダーになっていて、自由な覚え書きに使える。これより小さいB6カレンダーの裏面は、カレンダーじゃなくてただ罫線が引かれたメモ欄になっている。そっちのほうが目的には合うのだが、小さすぎる気がするので、来年もA5でやってみる。

 

 筆記具として遅ればせながら導入したのが、パイロットの「フリクションボール」で、スケジュール管理において、書き直せるってすばらしいな、と気づいた。

 

 A5カレンダーに弱点があるとすれば、喫茶店などでのうちあわせで出すのが少々気恥ずかしいことだが、「大相撲カレンダー」とか「東宝女優カレンダー」を取り出すわけじゃないし、それほど珍奇なことでもないだろう。






深呼吸健康法

まあ、深呼吸が精神にいい(落ち着く)というのは昔から知られていたことで、身体にもいいかどうかは知らないが、無料でできる健康法だし、時々(あるいは毎日)やって悪いことはないだろう。もちろん、ダイエットにはならないwww 大声で話すことが多いと腹がすくのは経験者なら知っているだろうし、大声で話すのは深呼吸と同じである。(深く息を吸わないと大声は出せない。)




石原慎太郎氏© スポーツ報知/報知新聞社 石原慎太郎氏

 元東京都知事の石原慎太郎氏(87)が27日放送のTBS系「中居正広のキンスマSP」(金曜・後9時)にVTR出演。俳優・美木良介(62)が考案した「ロングブレスダイエット」を実践した結果、「歩くことが大変だった」という苦境から脱出したことを明かした。

 石原氏は若い頃からゴルフ、テニス、ヨットなどを楽しんできたため、健脚には自信があった。しかし、2013年に軽い脳梗塞で1か月入院。15年にも講演中に体調不良を訴えて、緊急搬送された。その後、17年頃から歩行が困難になっていたという

 そんな石原氏の現状に「自分なら1年後に元気に歩けるようにできる」と名乗りをあげたのが美木。「ロングブレスは本当はダイエットでなく、健康法なんです」という主張の通り、長い呼吸をすることで脳に届く酸素量が増えるという理論の元、脳梗塞によってダメージを受けた石原氏の脳神経細胞を活性化させることに成功したという。

 17年6月から週1回、美木の指導で3段階の呼吸法を実践した結果、スクワットも連続で何回もこなせるようになり、歩行も普通になったという石原氏は「毎日2キロ、大股で歩けるようになりました」という文書を寄せた。

 番組では、あくまで個人によってトレーニングの成果には差があるとしている。