私は動物愛護論者でも何でもないが、この闘牛士の死が闘牛というアホで鬼畜な娯楽を廃止するきっかけになれば結構だと思う。牛も殺されるばかりでなく、たまにはこうして人を殺せたことを満足に思っているだろう。
まあ、人と人であれ、人と動物であれ、自分は満足な場所にいて他人のそうした殺し合いを見て喜ぶ連中はみなサイコパスである。もっとも、私はボクシングや格闘技の類は好きだが、それは、やる連中が自ら望んでそういう仕事をしているという前提での話だ。闘牛の牛は自分から進んで闘牛場に出ているわけではないだろう。
スペインの人気闘牛士、牛に角で刺されて死亡 フランス
2017年6月19日 11:27 発信地:エールシュルラドゥール/フランス
【6月18日 AFP】(写真追加)フランス南西部エールシュルラドゥール(Aire-sur-l'Adour)で17日、スペイン人の一流闘牛士が牛に角で刺され、搬送先の病院で死亡した。医療関係者が明らかにした。
死亡したのはスペイン北部バスク(Basque)出身の人気闘牛士、イバン・ファンディーニョ(Ivan Fandino)氏(36)。仏エールシュルラドゥールで開かれていた闘牛祭で闘牛に出場中、マントに足を取られてよろめいた際に牛に突かれ、その角がファンディーニョ氏の肺に刺さった。
闘牛は数百年の歴史を持つスペインの伝統競技。1年の開催回数は約1800回、計600万人の観衆を集める。闘牛はスペインの文化に不可欠な芸術のひとつだという声がある一方、動物愛護の観点から闘牛廃止を求める当局への圧力はますます高まっている。(c)AFP