引用元: ・http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1487622550/
ワイの今一番好きな現行大長編シリーズや
宇宙からのウィルスとプログラム生命体の宇宙人を軸に
だいたい500年ぐらいの時間と太陽系全体を股にかけた大河SFや
今9巻(9冊とは言ってない)まで出てて、10巻完結予定や
かなりの分量になるけど、面白い事は請け合いなので興味がある人は3巻まで読んでみてくれやで
なお方向性としてはややハード、ぐらいや
あれはホラーになるんかな?
JFK暗殺を止めるやつは気になってるンゴ
上下巻の中編やな
地球からどっかの星系に移住する世代宇宙船を舞台にした、ややジュブナイル的な雰囲気のSFや
事故があって乗員の大半が死んでしまって、とりあえずまずは産めや増やせや、って状況で
12才(だったかな)の少年と少女を主人公に話は始まるんや
その中で、謎のスライムみたいな生物が子供達の宇宙服兼友人みたいな感じで船に共生しとるんやけどソイツらが実は………みたいな話やな(雑ですまん)
おもろそうだけど表紙のキモオタ感
クッソ面白いンゴ
アシモフは今さら紹介はいらんよな?ロボット三原則言い出した人や
その人の代表作とも言えるファウンデーションシリーズや
何万年先の話かわからんのやけど、銀河系全てを支配下におく銀河帝国の絶頂期から話は始まるやで
その時代には「心理歴史学」という、人々の行動をマクロ的に計算して数学的に未来を予知するという学問があって
その計算によると、もうすぐ銀河帝国は滅びて暗黒時代が訪れる事が判るんや
そこで、その暗黒時代をなるべく短くして、人類の文明の灯火を残すべく「ファウンデーション」を立ち上げる……というところから話は始まるやで
我はロボットシリーズとの統合もあって全部で何巻まで、とは決めにくいんやが
だいたい3巻まで読んだら醍醐味は味わえたと思ってええんちゃうかな
有名人
結構シリーズあるのねこれ
これは現行の海外モノで、一言で言うと「すごく重苦しいハリーポッター(未来版)」ってトコや
これもどんだけ未来かわからんけど、火星がテラフォーミングされてる未来の話で
この時代の人類は遺伝子操作で様々な「色」の名前がついたカーストに産まれながらに分類されとるんや
主人公は鉱山労働階級のレッドなんやけど、支配階級のゴールドに婚約者を殺されたりなんだりで酷い目に遭うんや
そこで、レジスタンスの力を借りて体じゅう改造して「ゴールド」になりすまし、世界の秩序を変えてやろう、という物語や
SFと言うよりファンタジーの方が近いかも知らんな
家畜人ヤプーとコブラが思い浮かんだ
これは「クレギオン」ってゆーTRPGの舞台を使ったSF小説や
むかーし富士見ファンタジアからラノベとして出てたんやけど、今はハヤカワから出しとる
ストーリーは単純で、零細宇宙輸送会社のオッサン社長と美人パイロットが
行った先で16歳の家出少女を拾ってトラブルに巻き込まれる、みたいな
昔のスペースオペラにありがちな展開やな
ただ、内容はかなり緻密に計算されたハードSFなのに
それをまったく感じさせないポップな展開と描写で
サクっと読めてしまう良作やと思う
野尻抱介っつーと近年はすっかりアヘアヘニコ動おじさんのイメージやけど
昔は非常に実力のある作家だったんやなー、と感じさせるシリーズや
全7巻やけど、一巻完結やから気になったら一冊だけでも手にとってみるとええで
今、現行の海外SFで一番ワイが好きな作家や
やっぱり何千年も未来の話で、この時代人類は「コロニー連合」という、植民地の連合体を作っていろんなエイリアンと戦争してるんや
だけど、地球だけはその最先端から取り残されていて
地球人が宇宙に出ようと思ったら75歳以上になって、コロニー連合軍に志願するしかないんや
75歳のヨレヨレの身体から、この時代の最先端テクノロジーで作ったスーパーボディに乗り換えて兵士になるんやな
主人公は妻に先立たれた爺さんで、どうせこのまま老いて死ぬくらいなら、と軍に志願するんやけど……
というお話や
最近はやりのミリタリSFってヤツやな
CODとかやってるヤツならとっかかりやすいかも知れん
現在も続いてて、日本語版は5巻まで刊行中やで
これ気になる
あらすじだけで面白そうやな
林譲治って言うと架空戦記やガンダムのノベライズが有名やけど
実はSF作家としてもなかなかの実力者なんやで
この話は、近未来の日本で、あらゆる人々が個体認証をスマホ(の凄いヤツ)でするようになってる時代の物語で
細かいことを説明しようとするとネタバレになってしまうんやけど
AIとか、痴呆症対策の海馬接続型のコンピュータとか、いわゆるユビキタス社会とか
そういう社会的なSF要素を絡めながら、主人公が色んな事に巻き込まれながらこの世界の真実にたどり着く、って話や
正直、この人の描く人間はみんなちょっとどこかサイコパスみたいな所があるんで
感情移入はしづらいと思うんやけど、世界観の描写はとても面白いので読んでて辛くはならんと思うで
一巻で完結してるんで、お手軽さもあってオススメや
ザックリとあらすじくらいしか書けないわ
あれは面白かったな
野尻抱介、林譲治と出たんで、NHKトリオと呼ばれた三人目や
小林泰三はホラー作家としても有名やけど、SFも沢山書いとる
玩具修理者は、デビュー短編なんやけど、話自体は喫茶店で二人の男女が過去の話をしてるだけ、とすごくシンプルなんやけど
その内容はどう考えても常軌を逸してて、話の最後でとんでもない事実にたどり着く、という展開や
そして、ワイがオススメしたいのは同録されてる「酔歩する男」という中編や
こっちは、大学時代に好きな女を事故で亡くした二人の男がタイムトラベルしてそれを食い止めようとする話なんやけど
コイツらが辿り着いたタイムトラベルの方法は、機械じゃなくて「脳を制御してタイムトラベルをする」という方法なんや
「脳が時間を正しく認識しているから、人間は時間を一方向にしか進めない
その認識を狂わせてやれば、タイムトラベルが可能なはずだ」
という理屈なんやな
しかし、その結果は……まあ、あとは読んでのお楽しみや
量子力学をベースに、理論的に現実を崩壊させていく、背筋がゾッとする怪作やで
ちなみにこの作家は、グロ描写に定評のある作家なんで
汁気の多い描写が苦手な人はやめといた方が良いかも知れん
大好き
こっから小説にハマった
小難しいのが続いたんで、ここらでちょっとエンタメ性の高いヤツをひとつ
有名やから知ってる人も多いかもしれんけど、これは巨人三部作ともいわれるホーガンの代表作やな
国連が何をトチ狂ったか気合入れて世界中から武器を没収して戦争が無くなった近未来の地球が舞台や
ある日、月の地下から宇宙飛行士の死体が見つかるんやけど
その死体を科学測定したところ、なんと五万年まえのモノだという事が判明するんやな
そこで、主人公のハント博士をはじめ、学会の優秀な研究者が謎を解きに月へ行くんやけど
そこに妙な動きをする国連平和委員会が絡んできて……というストーリーや
ほぼすべての伏線が三部作の最後には綺麗に回収される傑作や
しかも、100万年という時間を股にかける壮大なストーリーをちゃんと畳んでるんや
まあ、ラスボスのくだりは「ちょっと無能杉内」と思わんでもないが
ま、そこはご愛嬌やな
ちなみに、星野之宣がコミカライズもしてて、ほとんど原作に忠実に描いてるんで
活字を三冊も読むのはちょっとなぁ…という人は、漫画版を読むのもええで
キリがええからこの辺にするやで
最後は「土漠の花」で有名(?)な月村了衛のシリーズや
これは一言で言うと「ハードでヘビーなパトレイバー」やな(こんな紹介の仕方ばっかですまんな)
かなり近い近未来、機甲兵装っていう身長3~4mぐらいのパワードスーツが普及してる世界のお話や
日本でもパワードスーツでのテロが他人事じゃないご時世
警察の縦割りを無視して、機甲兵装案件であれば自由に捜査ができる
という権限を持った「警視庁特捜部」が新設されるんや
ところが、そこに配備された機体はどこから誰が持ってきたのかも分からん、2世代ぐらい進んだオーバースペック
部長は警察官僚とはまるで関係ない外務相出身のバリバリエリート
そしてその機体の操縦士は、ベテラン傭兵の日本人と、元テ口リストのアイルランド人と、元ロシアの警官
と書くと、なんとも荒唐無稽すぎて「ラノベかよwww」とツッコミたくなると思うんやけど
内容は綿密に調べられていて、警察、官僚、政治、軍事、外交について非常にリアリティを持って描写されてるんや
これは、SFとか関係なく是非多くの人に読んでもらいたい名作やと思ってる
現在長編が第4部まで出てて、他に外伝的な短編集が一冊出てるで
とりあえず一巻だけでも読んでみてクレメンス
約束の方舟と玩具修理者気になるわ
買おうかな
コスパ的には玩具修理者はホンマおすすめやで
300ページも無いはずやからサクっと読めると思うで
約束の方舟は、昔のラノベぐらいの感覚で読んでもらえばええと思う
今フィリップKディックの死の迷路ていうの読んでるけど、ミステリだと思って買ったが何かよくワカラン
ディックじゃないけど、前に買ったゲームウォーズていうやつはゲーム内で宝探しする内容で、ラノベみたいで読みやすかった
分かりやすい方が合うのかも
約50億年後の話やで
冒頭でお猿さんがウッキッキイーから始まり
「え、なにこれは…」となる事間違いなし
冒頭部分が終わり本編が始まり木星まで有人宇宙探査へ
しかし途中で謎の死を遂げるクルーたち
なんと人格AIのコンピュータHALが狂っていたのだ!
「俺は狂ってない!」と言いながら惨殺を続けるHAL
主人公はついにおかしくなる「星がいっぱいだぁ!」