社会主義の問題点
社会主義社会建設の問題点を考察してみようと思う。
とりあえず、思いつくままにメモしてみる。
1:管理者と労働者の区別
2:労働の報酬の公正さ
4:非競争体制での労働効率
5:評価不可能な労働(芸術など)
6:財産(個人的所有権)を認めるか
7:道徳をいかにして守らせるか
8:自由主義(資本主義)との比較優劣
9:「全体主義」への転落をいかに防ぐか *もちろん、「社会主義=全体主義」と見ることもできる。
10:国民の要求や不満にいかに対応するか。
まあ、細部の問題をいくら挙げてもあまり意味は無いかもしれない。
最初に根本点だけ言えば、社会主義と共産主義を混同してはならないということだ。共産主義が「(全員の)平等」を理想とするなら、それは永遠に実現不可能な思想である。しかし、社会主義は必ずしも「平等」を目標とはしない、と定義するだけで、実現可能な思想になるだろう。では、社会主義とは何か、と言えば、「社会の個々人が社会全体の幸福に寄与する使命のある社会」を実現する思想、ということでいいのではないか。別の言い方をすれば、社会の不幸の原因である「個々の欲望の異常な肥大」に制限をかけることが社会主義だ、ということだ。それは当然、貧富の格差の極度の開きに制限をかけることになる。これは実現不可能どころか、容易に実現可能だろう。つまり、財産や収入に上限を設けるだけでいいのである。
では、事業や企業活動はどうするか。事業規模が大きなものはすべて国営企業とするのが解答のひとつだが、そこにも当然汚職が生じるだろう。その場合は処罰を厳しくすることだ。つまり、公務員の汚職への処罰は重罪とするのである。最低でも「公民権の停止」と「財産没収」が必要だろう。海外亡命は認めるが、財産の持ち出しは許さないのは当然だ。
犯罪抑止のためには、「カネの移動」の記録は常に厳正に行い、いつでも誰でも確認可能にするように法律で決めることである。これだけで「資本主義的犯罪」のほとんどは防げるだろう。資本主義社会の汚染の原因は「経済犯罪」への処分がゼロに近いことなのである。
とりあえず、思いつくままにメモしてみる。
1:管理者と労働者の区別
2:労働の報酬の公正さ
4:非競争体制での労働効率
5:評価不可能な労働(芸術など)
6:財産(個人的所有権)を認めるか
7:道徳をいかにして守らせるか
8:自由主義(資本主義)との比較優劣
9:「全体主義」への転落をいかに防ぐか *もちろん、「社会主義=全体主義」と見ることもできる。
10:国民の要求や不満にいかに対応するか。
まあ、細部の問題をいくら挙げてもあまり意味は無いかもしれない。
最初に根本点だけ言えば、社会主義と共産主義を混同してはならないということだ。共産主義が「(全員の)平等」を理想とするなら、それは永遠に実現不可能な思想である。しかし、社会主義は必ずしも「平等」を目標とはしない、と定義するだけで、実現可能な思想になるだろう。では、社会主義とは何か、と言えば、「社会の個々人が社会全体の幸福に寄与する使命のある社会」を実現する思想、ということでいいのではないか。別の言い方をすれば、社会の不幸の原因である「個々の欲望の異常な肥大」に制限をかけることが社会主義だ、ということだ。それは当然、貧富の格差の極度の開きに制限をかけることになる。これは実現不可能どころか、容易に実現可能だろう。つまり、財産や収入に上限を設けるだけでいいのである。
では、事業や企業活動はどうするか。事業規模が大きなものはすべて国営企業とするのが解答のひとつだが、そこにも当然汚職が生じるだろう。その場合は処罰を厳しくすることだ。つまり、公務員の汚職への処罰は重罪とするのである。最低でも「公民権の停止」と「財産没収」が必要だろう。海外亡命は認めるが、財産の持ち出しは許さないのは当然だ。
犯罪抑止のためには、「カネの移動」の記録は常に厳正に行い、いつでも誰でも確認可能にするように法律で決めることである。これだけで「資本主義的犯罪」のほとんどは防げるだろう。資本主義社会の汚染の原因は「経済犯罪」への処分がゼロに近いことなのである。
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