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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

コモンウェルスとは何か




コモンウェルス(Commonwealth of Nations)は、イギリス帝国を構成していた諸国が加盟する政治的コミュニティーです。英連邦やイギリス連合とも呼ばれます。
コモンウェルス
構成国
56か国(2023年現在)
首脳
加盟国の大統領または首相、ブルネイでは国王兼首相
主な活動
コモンウェルス首脳会議(CHOGM)、コモンウェルス・ゲームズなど
特徴
流動的な組織で、非加盟や離脱、再加盟も可能
コモンウェルスは、公益を目的として組織されており、平和構築など様々な分野で建設的な役割を担っています。
【コモンウェルス成立の経緯】
  • 第1次世界大戦中に多大な援助をしたドミニオン(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ)の自治植民地としての地位をイギリス本国政府が正式に承認(1920年)
  • 1926年の帝国会議で採択されたバルフォア宣言により、ドミニオンは本国と対等の地位にある自治コミュニティと定義され、事実上、独立が認められた(1926年)
  • 1931年にウェストミンスター憲章が制定され、「英連邦」が正式に成立(1931年)
コモンウェルスという用語は、原義としては哲学用語である「共通善(common good)」を意味します。
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