「健康情報」の怪しさ、いい加減さ
これは朗報。我が家人も「焦げは癌のもと」の信奉者で、私のように、少し焦げたくらいが美味い、という嗜好の人間は、「焼き物」だと好みの調理加減の食べ物がなかなか食卓に出なくて寂しい思いをしていたのである。(まあ、それも昔の話で、今は自分の胃や口に合うものを自分で作ったり買ったりして食べるだけだが。)もちろん、消し炭のような食い物が美味いわけではないが、焼き物料理はだいたいきつね色に焦げたくらいが一番美味いと思う。トーストなど、その最たるものだろう。
まあ、いずれにしても、この種の健康情報のエビデンスが怪しいことはうんざりするほど見聞きしているのだが、相も変わらず新説が出てはそれが猛威を振るい、そして十年後くらいには否定される、という繰り返しである。(焦げと癌の関係は別としても)たいていは、その新説による商売が一段落したからそうなるのだろうと思う。
1 名無しさん@涙目です。:2018/05/13(日) 17:39:12.11 ID:x5FXwtNA0●.net
世の中に広く知られる「焦げを食べたらがんになる」。これは「1日100以上の焦げを毎日食べる人間がいたら」の話である。
1978年に国立がんセンターが発表した『がんを防ぐための12か条』に確かに入っていた「焦げた部分は避ける」という一文。ネズミで行った実験では、焦げに含まれる成分を与えた結果、発がん性が認められたものの、投与していた量を人間に換算すると、体重の4倍以上の焦げを1年間毎日食している計算になってしまう、かなり強引な説である。
ただ、国から出された提言となれば、真面目な日本人はみんな信じてしまうもの。欧米人は日本のモーニングを食べるとき、ベーコンがカリカリではなく、しっとりと焼いてあることに戸惑ってしまうとか。
https://wjn.jp/sp/article/detail/7717470/
1978年に国立がんセンターが発表した『がんを防ぐための12か条』に確かに入っていた「焦げた部分は避ける」という一文。ネズミで行った実験では、焦げに含まれる成分を与えた結果、発がん性が認められたものの、投与していた量を人間に換算すると、体重の4倍以上の焦げを1年間毎日食している計算になってしまう、かなり強引な説である。
ただ、国から出された提言となれば、真面目な日本人はみんな信じてしまうもの。欧米人は日本のモーニングを食べるとき、ベーコンがカリカリではなく、しっとりと焼いてあることに戸惑ってしまうとか。
https://wjn.jp/sp/article/detail/7717470/
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