上海問屋は、両手が使えてレインコートのように蒸れない「手ぶら傘」を発売した。
頭からすっぽりと被る傘のため常に両手を使うことができ、レインコートのように衣服の上に着るわけではないので蒸れることもないという。腕を通すゴムバンドがあり、安定感を増すことができる。また装着した際に手元が見やすいよう、首もとの傘の部分は透明になっている。
使わない時は折りたたむことも可能。使用時の傘の直径およそ76.5cmで収納時は直径およそ30cmとなる。価格は540円。
販売中
青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
父の急死によって認知症の母(83才)を支える立場となった女性セブンのN記者(54才)が、介護の現実を綴る。認知症の母は、数分前のことも忘れる。だから若い頃から好きな読書はもう無理だろうと、私は勝手に思っていた。ところが母は今も本や雑誌、新聞まで読みあさる。あるとき、自分の認知症の始まりは、読書中に気づいたのだと語り出した。
* * *
「本を開いたらね、文字がこう…紙に埋もれちゃって、何が書いてあるか全然わからないの。すぐに私、認知症になったってわかったわ」
母の認知症診断から早や5年、記憶や見当識の障害は徐々に進んできていると感じる今日この頃、一緒に立ち寄った書店で、突然、母が話し始めた。
認知症家族歴5年にもなると、たいていの不思議発言は受け流せるが、さすがに驚いて母の顔をまじまじと見た。
「文字が…、埋もれてたの? それいつの話?」
「いつだったかしら? 私が認知症になったときよ」
母は若い頃から読書が好き。いわゆる“本の虫”だ。国内外の文学全集から話題の大衆小説まで幅広く読破。私が仕事を始めてからは『女性セブン』の芸能記事も熱心に読む。「文字の向こうに別世界がある」というのが口癖だ。
“文字が紙に埋もれて”というのも母らしい比喩だが、私も頭が疲れているとき、資料の活字を何度たどっても内容が入って来ず、思考停止することがある。認知症の人の頭の中は、それと似た感覚なのかもしれない。認知症の人本人ならではのリアルな証言だ。
母はさらに饒舌になった。
「若い頃は、本を読んでいると、文字が躍るように目に飛び込んで来たの。ススッと」
これはわかる。おもしろい小説などは、文字に誘われて物語に引き込まれる。
「でもね、最近、私の認知症、治ったのよね」と、衝撃的告白。またまた驚いて母を見た。
「だって、また文字が躍るようになったんだもの!」
◆認知症でも読書の楽しさは実感できる
母が認知症の診断を受けたばかりの頃は混乱がひどく、物盗られ妄想で私を悪魔のように罵ったかと思えば、無気力と激昂が不規則に表れた。いちいち私は動揺し、途方に暮れていた。以前のように読書を楽しみ、文学を語る母は消えたのだと思った。数分前のことも覚えていないのに、読書を楽しめるわけがないと。
ところが違ったのだ。認知症発症から1年ほどして、今の住まいのサ高住に転居が決まり、母が長年かけてそろえた数十冊の文学全集を、処分せざるを得なくなった。たぶん母にはもう不要だが、宝物だろう。不安定な母をどう説得するか悩みつつ、恐る恐る切り出すと、思いがけない答えが返ってきたのだ。
「かまわないよ。もうこれは全部読んだし、また新しい本を買う楽しみがあるから」と。
まだ本が読める…? 戸惑いながらも一筋の光を見出した気持ちだった。
生活環境が整った新居で落ち着きを取り戻すと、母は本当に精力的に読書を再開した。通院などの外出先で目ざとく書店を見つけては、興奮気味に新刊本や雑誌を手に取って目を輝かせる。書店に入ったという出来事はすぐに忘れてしまうのだが、読んで、母の言う“文字の向こうの世界”を楽しむ瞬間は確実にあるらしい。書店の看板やズラリと並んだ本の表紙、活字などが、母を引き寄せるのだ。
最近の母の愛読書は認知症関連の実用本。その前向きな心意気がうれしい。
※女性セブン2018年12月20日号
コラムニスト・勝谷誠彦氏の死去にビックリした人もいるだろう。1960年12月生まれの57歳。8月に重症アルコール性肝炎で入院し、今月28日に肝不全で死亡した。
勝谷氏は酒好きの上に、うつ病にも悩まされていた。
「とにかく酒が強かった。夕方から飲み始めて深夜1時、2時まで飲むのは当たり前で、一種のアルコール依存症。3年前の5月にうつ病を発症してから引きこもりがちになり、さらに酒量が増えたようです」(担当編集者)
医学博士の米山公啓氏によると、日本酒を毎日3合飲む生活を5年以上続けると、アルコール性障害になる可能性が高まるという。肝臓のアルコール分解機能が低下して重症アルコール肝炎から肝不全で死亡したり、肝硬変から食道静脈瘤破裂や肝がんで死亡するなどいくつかのケースがある。いずれも飲み過ぎが原因だ。
高齢化により唾液の分泌量が低下することにより口が乾燥することがあります。これは心配ありません。ストレスによっても唾液が出にくくなることがありますがその場合はストレスがなくなれば症状も回復します。急激に唾液が出なくなり、痛みがある場合は唾液腺などの疾患が考えられます。診察を受けることをお勧めします。
唾液の分泌が低下して、口が乾いた状態のことをさします。広い意味での口腔乾燥症は、唾液分泌の低下だけでなく、口が乾いていると自覚する症状すべてをさすことになります。
軽度では主に口の中のネバネバ感、ヒリヒリする、う蝕、歯垢の増加、口臭も強くなります。
重度になると、唾液分泌量が低下し口腔内の乾きが進行し、強い口臭、舌表面のひび割れ、痛みで摂食障害、会話しづらいなどの障害も現れます。場合によっては不眠をきたすこともあります。
平均的な唾液の分泌量は、一日あたり約1~1.5リットルで、口の中の唾液腺から湧き出し、口の中の食べかすを、消化器官へと、洗い流してくれています。
また唾液には抗菌作用があり、口の雑菌の繁殖を防いでくれています。そのため、唾液が不足して口が乾くと、う蝕や歯周病にかかりやすくなり、また、口臭の原因にもなってしまうのです。
口の乾燥がひどくて、我慢できない場合には、専門医にご相談下さい。
年齢が高齢化するにつれて、唾液の分泌量が低下する事により、口の乾燥がひどくなることもあります。
「薬の副作用(抗うつ剤、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、降圧剤などの多くの薬物の副作用として唾液分泌の低下があります)」
「糖尿病」、 「シェーグレン症候群 (唾液腺、涙腺などの外分泌腺が萎縮し、口と目が乾燥する自己免疫疾患)」、 「年齢的なもの」(年齢とともに口や顎の筋力が低下や萎縮がおこり唾液の分泌量が低下します) 、「ストレス」(ストレスがかかったり緊張をすると交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制されます) 、「口呼吸」(鼻炎などの鼻疾患や癖などで口で呼吸をすれば唾液は蒸発してしまい口が渇きます)など
治療としては、生活指導や対症療法が中心となります。
保湿性薬剤、保湿力の高い洗口液、保湿ジェル、スプレーによる噴霧、夜間の乾燥を防ぐ保湿用マウスピース、夜間義歯などを症状に応じて処方、投与します。
積極的に水分を補給するように心がけるのも、有効な方法です。
上海問屋は、両手が使えてレインコートのように蒸れない「手ぶら傘」を発売した。
頭からすっぽりと被る傘のため常に両手を使うことができ、レインコートのように衣服の上に着るわけではないので蒸れることもないという。腕を通すゴムバンドがあり、安定感を増すことができる。また装着した際に手元が見やすいよう、首もとの傘の部分は透明になっている。
使わない時は折りたたむことも可能。使用時の傘の直径およそ76.5cmで収納時は直径およそ30cmとなる。価格は540円。
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