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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

馬鹿の馬鹿自慢

広尾晃のブログ記事の一部だが、広尾氏も若いころは相当のオタクだったらしい。そのオタクOBが現在のオタクを見て説教しているわけだ。
まあ、気持ちは分からないでもない。自分がオタクだったからこそ、今のオタク連中が「罪悪感も無く」振る舞っているのが癪に障るのだろう。
で、下の記事を載せたのは、「馬鹿の馬鹿自慢」というのはなかなかいいフレーズで、今後使えそうだな、と思ったからである。何か、似た言葉がある気がするが、思いつかない。







時代は変わり、一つのことに寝食を忘れて夢中になることは、ある種の生き方として認められるようになった。これを「ヲタク」という。
今や、ヲタクはあらゆるジャンルに存在し、そのジャンルを経済的に支えている。ヘビーユーザーと重なっているが、ヲタクはその中でも「きついやつ」だろう。
中には昔から「病膏肓に入る」状態だった人もいるだろうが、ヲタクが市民権を得たことで、ブームに乗ってヲタになった人もいると思う。

私が違和感を覚えるのは、今のヲタクの多くが、「罪悪感」をほとんど持っていないことだ。それどころか、ヲタクであることをひけらかし、あたかもいいことであるかのように「自慢」する人がたくさんいることだ。
ヲタクは、通常の趣味の領域を逸脱している。常識を外れている。そこまで突っ込むこと自体は自己責任ではあるが、年収のほとんどを趣味につぎ込むことや、仕事や家庭をほったらかしにして対象を追いかけまわすことは、まともではない。みっともないことだ。誰かに迷惑をかけていることも多いし、少なくとも褒められたことではない。よそ様に言えたものではない。

私に言わせれば、ゲットしたレアアイテムの写真や、対象と一緒に写した写真をSNSに上げて大っぴらにひけらかすのは、正統派のヲタクのすることではない。
ヲタクはあくまで「自己満足」で完結するものだ。仲間内でこそこそ見せ合うのならばともかく、世間様にひけらかすのは醜悪だ。馬鹿が馬鹿自慢をしているようなものだ。
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panglish

私は、別ブログで、これからの世界は「パングリッシュ」が基本になるだろう、と書いたことがある。パングリッシュは、年配の人ならだいたい知っているとおり、「売春婦の英語」である。パンはパンパンのパンだが、「普遍的」のpanでもあるわけだ。これはビジネス英語の初歩版と言っていい。
学校教育で英語を習ったこともない無学な売春婦が、なぜ米人と話せるか、と言えば、第一に、彼女らの発音は学校で習った「ゆがんだ発音」ではなく、耳で聞きおぼえた本物の発音だからであり、第二に、彼女らは、自分の体をある価格で売り、その代金を受け取るという「最低限度のビジネス」に徹した会話をするからである。それなら、多くの語彙を身に付ける必要はない。
これからの世界で必要なのは、明らかにビジネスイングリッシュであり、その基本はパングリッシュにある、ということである。まあ、植民地英語、すなわち、現地人流にアレンジされた英語であるピジンイングリッシュなどもそうだが、難しい表現や不要な表現をできるだけ単純化して整理した「プレーンイングリッシュ」が世界英語になるのは間違いない。そして、それを使いこなせないのが「英語ネイティブ」になるかもしれないのである。

(以下引用)




ネイティブの英語はなぜ世界でいちばん通じないのか

2016年3月7日(月)20時45分
スペンサー・ヘイゼル(英ノッティンガム大学研究員、応用言語学)
ニューズウィーク日本版

 言語はよく、社会統合の基礎だと囃される。人は言葉ができて初めて、地域社会に溶け込むことができるのだ、と。

 デービッド・キャメロン英首相が今年1月、英語学習に2000万ポンド(約32.6億円)の補助金を出すと発表したのも、言葉ができずに疎外された移民が過激思想に走らないようにするためだ。米共和党の大統領候補を目指すドナルド・トランプも、移民はアメリカ社会に同化し英語を話せと要求している。

 だが、人やモノが容易に国境を超えるようになった今、問われているのはむしろ、アメリカやイギリスで生まれ育った「ネイティブ」たちの英語力だ。世界中の多様な人々からなる国際的なコミュニティで、ネイティブたちは「英語」を適切に話せているだろうか?

 英語を母国語とする人は、多くが外国語を話せないことで悪名高い。これは仕事のハンディになるだけでなく、貿易の妨げにもなることが知られている。

 皮肉なことだが、国際ビジネスにいちばん適応できずにいるのは、環境に応じて自分の英語を変えられない英語の「ネイティブ」たちだということが、数々の研究で明らかになっている。英語は、ビジネスはもとより高等教育や国際協力などに使われる国際語だが、調査によると、ネイティブたちは国際語としての英語が苦手だ。母国語の上に胡坐をかいている場合ではないというのに。

不可解な苦境

 英語を母国語とする人は、自分が不可解な苦境に立たされていることに気づく。世界では誰もが英語を話すと聞いていたのに、いざ海外に来てみたら、同僚も取引先も自分の英語を理解してくれない。

 ビジネス言語としての英語についての調査研究の中で、デンマークに住むイギリス人は次のように語っている。

「(デンマークで)仕事を始めたとき、イギリスにいるときと同じように普通に英語を話していたら、周りの人たちに通じなかった」

 このイギリス人と共に働くデンマーク人たちは、様々な国から来た人と英語で仕事することには慣れている。問題は、英語を母国語とする人たちのほうだ。欧州各国からやってきた人々と英語で仕事をすることに慣れたスペイン人の学生は、「今では本物の英語を理解するほうが難しい」と、研究者に語っている。

 そもそも「本物の英語」とは何か、という問題もある。そこには、イギリスのリバプールやニュージーランドのウェリントン、南アフリカのヨハネスブルクからアメリカのメンフィスまで、目まいがするほど広範な、あらゆる種類の方言が含まれているのだ。

コミュニケーションの機能不全

 日本で働くアメリカ人マネジャーは、彼が依頼した「大よその数字(ballpark figure)」を日本人部下がなぜ持ってこないのか理解できない。"ballpark figure"はアメリカのビジネスでは1日に1回は必ず出てくるほどの頻出単語だが、外国人にはそれがわからない。こうしたコミュニケーション不全が続けば、互いに不信感が募る。海外を行き来するネイティブには、自国の文化や言外の意味、ジョークがまったく通じないと、しまいには怒りと疑念を抱くなるようになる。

 一方、英語を母国語としない国から来た同僚たちから見れば、英語しか話さない英語ネイティブは努力不足に見える。英語を難なく操る英語ネイティブが隣りにいると、職場での地位を奪われそうに感じる。英語ネイティブが自分の言語能力を利用してうまく立ち回ろうとしているのではないか、と疑うようになる。

 筆者が最近日本で会った国際的な企業連合の幹部によると、彼や海外パートナーたちは、アメリカ人とイギリス人のパートナーたちが英語でまくしたて合うような会議では、なるべく口を出さないようにしているという。その代わり、会議の後に個別に意見交換や意思統一を図る。会議でさんざん喋りまくった英米人は、その中に入れてもらえないのだ。

 これは深刻な問題だ。英語ネイティブ、なかでも他の言語を習得していない人は、ブレストであれ転職であれ、大事なビジネスチャンスを逃しているかもしれない。国際的な英語のコミュニケーションに何が必要とされるか、基本的な理解が欠如しているためだ。

 その点、紀行作家のピコ・アイヤーは、さしずめ国際コミュニケーションの達人といえるだろう。以前、彼は著書の中で、イギリス人の友人が京都にアイヤーと彼のパートナーを訪ねたときのことについて書いている。「私たちはまったく重要でない会話から始めた。私は、イギリス人の友人と日本人のパートナーの英語のやりとりを、英語から英語へと素早く通訳した」

 自分と同じような相手と働くのがはいちばん楽だという英語ネイティブは、英語ネイティブでない相手から距離を置かれる可能性がある。

 キャメロン首相やトランプ氏のような政治家もここから教訓を学ぶべきだ。英語を第二、第三、第四言語として話す人たちの問題ばかりを強調するより、英語を第一言語とする人々が海外で直面する問題に備える授業を行う方が賢明だ。

 スコットランドの詩人ロバート・バーンズの以下の言葉を心に留めておきたい――それを理解できるのならだが。

「神よ、人がわれらを見るごとく、
  己れを見る力をわれらに与えたまえ」

 英語を母国語としない人にとって、自分の話す英語がどれだけ奇異で理解不能か、ネイティブは彼らの立場になって自分を知り、配慮する必要がある。それが、国際コミュニティーの良いメンバー、そして魅力的なビジネス・パートナーになる第一歩だ。

Spencer Hazel is Research Fellow of Language and Social Interaction, University of Nottingham

This article was originally published on The Conversation.

コーヒー豆は浅煎りか深煎りか

「ネットゲリラ」記事の一部で、野次馬氏(ゲリラ氏)自身の言葉だが、氏はコーヒーも販売しているので、いい加減なことは書かないだろう。
私も、最近はコーヒー豆を買う時に深煎りにしていたが、深煎りでカフェインが飛ぶ、というのは知らなかった。まあ、健康にはいいのだろうから、それで良かったわけだ。なお、深煎りの方が味もコクがあっていいと感じる。

(以下引用)

アメリカ人はカフェイン好きで、コーヒーも浅煎りのアメリカンだ。アメリカン・コーヒーは「薄いコーヒー」と思われがちだが、焙煎が浅くて、その分、カフェインが残っている。カフェインは熱で昇華するので、深煎りコーヒーではカフェイン含有量は少ない。アメリカ人はカフェインまみれのコーヒーを毎日何十杯もガブガブ飲む。何かと、連中の食生活はヤバいですw

女性の序列意識

「ネットゲリラ」の、「女性の言語」についての或るエントリーのコメント部分の一部だが、なかなか鋭いコメントがあって感心した。下に載せた中の2番目は、「ああ、そうだったのか」と納得である。
「序列」をやたらに気にするのが女性の特質のひとつではないか。(ネットの「家庭板(版)」での女性のコメントの多くも、家庭内序列に起因する。)だから、女性は権力者というものに惹かれるのだろう。暴力的な男や傲慢な男に惚れる女性が多いのは、傲慢さは権力に伴うものだからだ。権力を持たない男というのはワラジムシと同じwww 
おそらく、男子校では序列は無いと思うが、女子校は序列社会になる気がする。そして、家庭内でも序列を想定し、権力闘争をするというわけだろう。ただし、愛している相手に対してなら、自らを従僕化奴隷化してもいい、と思うらしいところが女性の奇妙さだ。ホストに貢ぐ女性などそうではないか。
しかし、女性がこれほど序列を気にする生き物になったのは、女性の社会進出の結果だろうと思う。男性が外でカネを稼ぎ、女性が家を守った時代には、家庭内序列は稼ぎ手である男がトップというのは動かせないから、家庭内権力闘争もなかったわけだ。現代は女性も外に出るから、社会が序列社会であれば、外に出た女性が家庭にまでそれを持ち込むのは自然の流れだろう。男は、社会の序列のストレスを家の中まで持ち込むのにうんざりだと思う。そうして家庭内不和が全国で最大限に高まり、「不婚社会」になる。まあ、家庭崩壊の結果、権力者にメスが自分から群がり集まるようになったという点では原始社会、サル社会に戻ったとも言えるwww


(以下引用)


よくカミさんの服を買いに行くのに付き合わされるんだが
俺は中には入らず入口でスマホ見てる。
どう思うとか聞かれても女の服は分からない。
何で人に意見求めるんだろう。
自分の好きなの買えばいいじゃんね。
その時間家でテレビ見たり自由にできるのにっていつも思う。
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この手の女は正しく言語化できないのでなくしないんだよ
女の側がストレートな要望を出してそれを男の側がスムーズに叶えたら
女の方がワガママなガキで男の方は大人だという序列が形成されかねないけどそれは嫌なので
曖昧で婉曲な形で要望をぶつけることで(女の脳内世界では)感性が鈍い男の側が解釈に苦しんで
それでも男の自己責任で一歩踏み出してあたふた対応する姿を見て自尊心をホルホルさせて
男のやることを女性様が女性的優しさで包容して認めてあげました!女性は男どもとちがって賢いからね!ってことにする
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↑車のエンジンがかからないと電話してきて、
男が色々対処法教えようとしてるのに通じないコピペみたいなやつか
男のほうから乗せていくと言わせたい女
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↑エスコートってそういうもんだからな
女の側が行きたい高級料理店やもらいたいプレゼントがあっても
ストレートに要求すると女の自分が欲深っぽい印象になりそうで恥をかくから
あくまで男の側が強引に男の都合を押しつけたって形を取りつつ女の要望を100%叶えることが求められる
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炎上マーケティングだろう
グリコほどの会社がこうなることわからないわけがない
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良くも悪くも平等指向の女社会だと「察して!」は有効なんだよな
何か要望があっても曖昧にして自分の意見表明ではなく相手が共感してくれた形を取ることで
出る杭にならず自己中と後ろ指さされるリスクを避けて女同士の人間関係を安全に回せる
けどそれを男女関係に持ち込むと大概ろくなことにならない
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Q:仕事と家庭とどっちが大事なの?
A:仕事。仕事がないと家庭は守れません。
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↑その答えは三角
「家庭が大事だから仕事するんだろ」が正解
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無言で怒ってるときに
何で怒ってるか聞いたら怒るし
ほっといたらほっといたで怒り続けるし
どうしたらいいん?
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↑食い物で吊ろう
小出しにして徐々に怒りを解きほぐすんだ
小鳥に餌やってる感覚だな
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男「え、なんか怒ってる?」
女「おこってない(怒)」
男「なんかごめん」
女「なにがごめん?」
男「、、」
女「わからないの??」
男「えと、やっぱり怒ってる?」
女「怒ってはない(怒)」

このパターン苦手
ほんとどうしていいかわからんくなる
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トリセツって言葉が西野カナのせいで「めんどくさい奴の図々しい生態」って意味になったから
自分のトリセツが出回る=自分はめんどくさい奴、という被害者意識が爆発したんだろう
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スーパーで若い夫婦(事実婚カップルかも)で女の方が大声で男なじってる現場にいたことある
あとニトリでも妻が夫に買い物のことで大声で詰り、夫の趣味の話まで暴露
鬱憤溜まっていて理は女の方にあるのかもしれんが、人前でよくあれだけ醜態晒せるなと思ったよ。女同士なら多分あそこまで言うことないんだと思うけど相手が男だと辛辣なこと言っても大丈夫とかブレーキ効かなくなるのかね

純粋恋愛

私は、浮気や不倫に批判的な人間だが、性欲とは無関係の、こうした不倫は、もはや不倫ではなく「真の恋愛」(肉体ではなく相手の魂を愛しているということ)と思われ、まあ、仕方ないか、と思う。この場合は結婚という世間的な縛りに従うほうが、むしろ「非倫理的」かな、という気がする。



柔らかな日差しの中犬と散歩をしていたら、お爺ちゃんとお婆ちゃんが肩を寄せ合って河原のベンチに座って日向ぼっこしていて、良い老後だなぁと和んだ。
が、「今の旦那とはお見合いだから…」という会話が聞こえて来たため僕は犬を抱えてそっと去った。