想像の世界とは、僕が世界の事や、もし、こうだったら、なんてことを、過去と未来に関わらず、思っていることを色々と書いてきた。
勿論、今も世界情勢や、いろいろ書くこと、書きたいことはあるが、今は新しい自分へ挑戦しているので、中々その他の事には、気が回らないのだ。
でも、そろそろ方法も固まってきたので、ときには外の世界も見なければ、やはり世界は自分1人で動いているわけではないもんな。
ま、皆さんも、つまんないだろうが、でも僕のこととしてではなく、堀尾さんが始めた事は凄い事で、脳出血や、それ以外の麻痺で、体が動かず苦しんでいる人は、世界に数千万人もいるわけで、その人たち全てに、その恩恵が行き渡る日のことを考えれば、今世界中で起こっている、つまらない政治上の争いを、なくすかもしれない位の革命が、起こるかも知れないとすら思えることなんだと、僕は思っているし、皆さんにも、何となく分かってくるのではと思うので、しばらく付き合ってください。
だから今、毎日楽しい思いで、挑戦を始めたわけです。
昨日はリセイに、”肩や足に痛みはないか”、と聞いたら、”全くない”、と答えた。
ちょこちょこ何名かの麻痺の人に、痛みについて聞くが、今のところ1人も、”痛い”、と答えた人はには会っていない。
”うーん、これが麻痺か”、とも思うのだ。
なぜ僕はこうも痛いんだ?、と、結局その答えは、麻痺を直そうと、努力すればする程いろんな症状が悪くなるということ、つまり医学が見捨てた、麻痺の患者の辛い現場そのものなのだ。
しかも、これは医学者、つまり医者や、リハビリに関わった人、誰1人として悪くないと言うところに、逆に問題があるのだ。
医療に関わる人全て、つまり下地診療所と、その関連施設全て、つまり僕が通っていたアルクラも当然そうだ。
アルクラにしろ、下地診療所にしろ、僕は楽しく通わせてもらったし、働く方々はすべて一生懸命、熱心に面倒を見る努力を続けてくれたのだ。
ただ、彼らも、全て脳出血の後遺症についての知識は皆無だったのだ。
今、日本はおろか、世界中の医学者が陥っている現状が、まさにその通りで、麻痺は治らないのが医学の常識なのだ。
治ったのは、”運良く軽かった人”、なのだ。
重かった人は、その痛みに耐え続けるか、麻痺から発生する手や足の曲りや、固まりに耐え続けるか、訪れる死を迎えるか、これが世界の医療の現実なのだ。
僕も、5年7ヶ月余り、日々増す痛みに耐えて、リハビリと、健康維持に努めてきたが、努力すればする程、益々痛くなり、最近は歩くこともままならんと言う状態だった。
それでも、何故だろう、何だこれはと、いつも考え続け、加持さんと一緒に、歩行訓練も320mを、なんとか25分以内で歩くと言う目標を、それなりに楽しく続けていたが、とうとうを最後は、100mほどで終わりにしたのだ。
結局、その日でアルクラは一旦停止の状態で、今に至るわけだ。
つまり、歩くのが辛くなり、困難になってやめたようなもんだが、もう一つ、”奇跡の復活”、と言う本との出会いによるわけで、これは下地診療所の穂閑大先生が、僕に、”この本を書いた人が、伊良部にいるらしいから会ってみたら”、と言ったことを思い出して、”そういえば大先生、そんなこと言っていたな、では本でも買ってみるか”、と言って、直実に、”奇跡の復活”、と言う本を買ってきて”、と頼んだら、”奇跡の復活”、と、”続・奇跡の復活、麻痺は治る”、を買ってきたので、その本を読み、僕はその日までの謎が、全て解けたのだった。
僕の麻痺は、今は悪化のどん底とも言える状態だ。
つまり、麻痺のしびれが強くなり、痛みとなり、指は動くが、腕も肩も動かず、股から足はグラつき、おかしな動きをするわけで、うまく歩けないのだ。
僕は、このような人をたくさん見るのだ。
そして、出会った人は皆、僕同様、大変な努力をしているが、おそらく僕同様、どんどん悪化すると思う。
つまり、努力する人ほど報われないのが、今の麻痺からの脱出のできない医学の現場なのだ。
僕のような患者が言い続ければ、少しは変わるかもしれないし、”素人が変なことを言って迷惑だ”、で終わりかもしれない。
でも、現実患者は皆苦しんでいるのだ。
その患者の苦しみを、よくよく考え、もう一度医学を志した目的を、よく考え直してみたら、必ずもっともっと謙虚な気持ちになって、患者の気持ちがわかると思う。
医学と、それに関わる全ての仕事が、1番大切な仕事である。
子供たちを教える仕事も先生、医者も先生、すべて人を育てたり、作ったりする仕事をする人は、先生として崇められる。
ただ、その先生の名に相応しくない人が、いかに多いか、逆に相応しい人は1割もいないのではないかな。
それでも、先生がまかり通るのだから、ありがたいもんだ。
だから、特に医療関係の仕事をする方々には、全てに言いたいのだ。
患者は、皆苦しんでいる。
間違った知識は、それこそ命取りだと言うことなのです。
さて、これから準備をして、下地診療所に薬をもらいに行ってきます。
又、色々と後閑大先生と相談してみます。
今月は、もう月末です。
加持さんとも、会いたいですね。
他の人たちも、いい人ばかりだ。
これは、下地診療所や、リハビリセンターも同じで、皆いい人だけなんだ。
ただ、脳と神経の病は、一筋縄ではいかないので困るのだ。
だが、もう困るなんて言ってはおれないなと、今回新たな挑戦を始めたわけだ。
さて、今日は下地診療所に行って、五閑大先生といろいろ相談した。
それで、3種類の薬に絞り込んでもらった。
7種類から3種類に絞り込んだだから、まずは大成功だ。
後閑先生には、とても感謝している。
ありがとう、後閑大先生。
今日は嬉しい日だ。
これで、一段と健康維持できると思う。
さぁ再出発だ。
2019年 4月22日