栃木県栃木市柏倉町の琴平神社で1日午後0時半ごろ、同市新井町、自営業小島保夫さん(77)が参道の階段の100段目付近(長さ約32メートル)から転落した。栃木県警栃木署によると、小島さんは頭を強く打ち、2日に死亡した。
署によると、小島さんは初詣のため、妻と2人で参道を上っている最中だった。署では、小島さんが何らかの理由で足を滑らせたとみている。(平賀拓史)
青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
栃木県栃木市柏倉町の琴平神社で1日午後0時半ごろ、同市新井町、自営業小島保夫さん(77)が参道の階段の100段目付近(長さ約32メートル)から転落した。栃木県警栃木署によると、小島さんは頭を強く打ち、2日に死亡した。
署によると、小島さんは初詣のため、妻と2人で参道を上っている最中だった。署では、小島さんが何らかの理由で足を滑らせたとみている。(平賀拓史)
神崎宣武の名著『聞書き 遊郭成駒屋』(ちくま文庫)には、神崎の母の友人で、呉の遊郭で働いていた「ニセ医者」・尾島克己(仮名)が証言している。
神崎は「私は、本稿をまとめるにあたって、いわゆる『遊郭残酷物語』にしたくない、という強い気持ちを持っている」(神崎p.170)として「私は、未知の世界を、わずかに残存する道具類や当事者を頼りに探ってみたいのである。そのとき、娼妓への同情からだけでものをいいたくはない。その時代の事実を記録することが先決だ」(同前)と述べている。
しかし、その神崎が尾島から聞き取った中身は、なかなか凄絶なものであった。
例えば、性病検査をパスするために陽性反応を出さないよう「高熱」を出させる。尾島はそのために薬の過剰投与をしたとしている。神崎はマラリアを感染させたりしたこともあるのではないかと疑っている。テルの「高熱」をどうしてもぼくは思い出してしまった。
また、妊娠してしまう遊女も少なくない。いちいち掻爬などしていたら体がもたないので、ホオズキを使う。そのアルカロイドで胎児を腐らせて堕胎させるのだと尾島は言う。
『聞書き 遊郭成駒屋』は、名古屋の一角の古い遊郭を取り壊す現場に偶然出会った民俗学者が、解体業者に無理を行ってそこの民具一式を買い取らせてもらうというなんとも印象的なシーンから始まる。
その中に、遊女たちの食器がある。
それにしても、娼妓の部屋にはこまごまと食器が多い。(神崎p.118)
神崎は、
たとえば、湯呑茶碗は、おしなべて夫婦茶碗なのである。
二つならんだ大小の湯呑茶碗は、娼妓たちのまだみはてぬ結婚生活へのあこがれを表したものなのか、あるいは客を主人として扱うことで客の自尊心をくすぐろうとしたものなのか。それは、知るよしもない。たぶん、両方の気持ちが微妙に交錯してのことだったのだろう。(神崎p.119-120)
と推察する。
ヒトの老化は、34歳、60歳、78歳で急激に進むことがわかった https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/346078.php …
Undulating changes in human plasma proteome profiles across the lifespan https://www.nature.com/articles/s41591-019-0673-2 …
家で使うメインのカレンダーとは別に、持ち歩くこともできるスケジュール帳として、A5サイズの卓上カレンダーを買った。
「高橋のエコカレンダー」というシリーズで、壁掛け用のB4サイズはずっと愛用しているのだが、昨年末思いついてA5を買ってみたらけっこう使い勝手がよく、今年(来年)も使うことにしたのである。
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私はスマホのカレンダーを使いこなせない。スケジュールを書き込むのもめんどくさいし、リマインダーとかぜんぜん便利に思えない。「せっかくの機能についていけない、もう終わってるおやじ」ということであるが、しょうがない。
では、昔ながらのビジネス手帳は使いこなせるかというと、苦手である。使い切ったためしがない。スケジュール管理をしようと思っても開く習慣がつかないし、日記がわりにしてみようとすれば三日坊主になる。
妻は、みっしり毎日絵入りでネタになるようなこと、ならないことを書き込み、「前の年の今日とか読むとおもしろいんだよ」などと言っている。
私は日記はPCで書いているし、落書きや直筆メモは、胸ポケットに入るようなメモ帳を使っている。スケジュールは壁掛けのカレンダーに書き込み、顔を上げれば確認できるようにしている。
だいたいそんなやり方で、なんの不足もなかったが、何度か書いているように、親が高齢となり実家に帰る回数が増えたため、外出先でも予定を確認したい場合が増えてきた。
「そういうときこそスマホの出番ですよ!」と、若い人は言うかもしれない。最初から入ってるカレンダー以外のアプリも試したことがあるが、紙カレンダーと違い、「一ヶ月を一目で見渡して、ざっと把握する」ことがうまくできず、チャレンジしてはさびしく撤退することになるのだった。
そこで試してみたA5カレンダー。大きめ単行本相当のサイズは、机まわりの作業エリアに置いていてじゃまにならないし、台所のカレンダー前に持って行って、家族の予定をすりあわせるときにも便利だ。「あ、おれが求めていたのはこれじゃね?」と思った。
表のメインカレンダーに予定を書き込むのだが、裏は横罫カレンダーになっていて、自由な覚え書きに使える。これより小さいB6カレンダーの裏面は、カレンダーじゃなくてただ罫線が引かれたメモ欄になっている。そっちのほうが目的には合うのだが、小さすぎる気がするので、来年もA5でやってみる。
筆記具として遅ればせながら導入したのが、パイロットの「フリクションボール」で、スケジュール管理において、書き直せるってすばらしいな、と気づいた。
A5カレンダーに弱点があるとすれば、喫茶店などでのうちあわせで出すのが少々気恥ずかしいことだが、「大相撲カレンダー」とか「東宝女優カレンダー」を取り出すわけじゃないし、それほど珍奇なことでもないだろう。