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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

リーダーが部下の意見を聞かない理由

「混沌堂主人雑記(旧題)」から転載。
組織論、リーダー論として面白い。

(以下引用)



上記文抜粋
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人の話を聞かない「リーダー」が意外と多いワケ
自分の考えを発信する事に心を奪われている

黙って話を聞いてくれる人を天才は求めている

テクノロジー革命は、新たなコミュニケーション手段をいくつも生み出した。今やわれわれの周りはモバイル機器だらけで、メール、テキストメッセージ、動画、オンラインストレージを目にしない日はほとんどない。
これは言うなれば、世界のノイズの量が飛躍的に増えたということでもある。
しかし、そうした外界のノイズ以上に問題なのは、われわれが他人の話を聞くことよりも、自分の考えを発信することにもっぱら心を奪われている現実だろう。とりわけリーダーほどその傾向が強い。誰かが話していても、リーダーはまともに聞こうとしない。
「天才の邪魔をしない」という(本書の第2)のルールを満たすには、黙って天才の話を聞くのがいちばんの方法だ。相手の話によく耳を傾けると、権限をその相手に委ねられる。頭の中のノイズも鎮められる。それなのに、話を聞くのを苦手としているリーダーは思いのほか多いのである。
それにしても、人はなぜお互いの話を聞かないのだろう? 最も本質的な理由はおそらく、相手の心を読めると思っているからだ。相手が何を言おうとしているのか、言う前からわかっているつもりでいる。
ある調査で、人は普段から「自分は他人の考えていることがよくわかる」と、自分の聞く能力を過大評価していることが判明した。自分の基準で相手を解釈しているわけだ。だが、この調査の参加者は、他人の考えを読み誤っていたうえに、自分が思い違いをしていることにも気づいていなかった。
他人の考えを読み誤るのは、自分と他人の心が違うのを忘れてしまうことに原因がある。われわれは相手が何かを言う前に、「きっとこういうことを言うだろう」と想像する。自分が言いそうなことを相手も言うはずだと思い込んでいるためだ。

思い出される「チャレンジャー号」の惨劇

スペースシャトル「チャレンジャー号」の惨事は、話を聞かないことが招いた悲劇の典型である。
技術者たちがエンジン周辺のOリングの欠陥について懸念を伝えていたのに、ミッションのリーダーはその警告をミッション前のありがちな杞憂(きゆう)として片付けた。案の定、Oリングはシャトルの発射時に破損し、燃焼ガスが噴き出して7人の乗組員全員が死亡した。
Oリングの問題を指摘した技術者は「オルタナティブボイス」、つまり主流ではない立場の人々[訳注:チャレンジャー号のブースターロケットの製造保守を担っていたサイオコール社はNASAの下請け企業だった]で、そんな彼らの意見をミッションのリーダーは軽視した。
「(人が話を聞かない)理由の1つに、情報の提供者とその状況の責任者に与えられた力の差がある」と、ニューヨーク大学経営大学院(当時)のケリー・シー助教はフォーブス誌で述べている。
シーのこの解釈は、歴史学で使われる「従属的諸集団(サバルタン)」の考え方に近い。これが示しているのは、新しいアイデアは現状維持の力の働きによって既存の枠組みより軽視されやすいことだ。つまり新しいアイデアは、従属的な集団=オルタナティブボイスなのだ。
サバルタンを研究する歴史学者は、期待の外側にあるアイデアに耳を傾けることがいかに難しいかを指摘する。
自分の属している文化や経済の観点から少しでもずれた情報を示されると、人は相手の言葉に耳を傾けるのをひどく苦痛に感じる。期待の限界まで達するイノベーションの話に至っては、聞くのをやめてしまう人も多い。
たとえ聞いても、話を歪めて自分の期待にはめ込もうとする。悲劇に見舞われて初めてサバルタンの声に耳を澄ませ、それが認識と違っていたことに気づくのである。

権力者がイノベーションを拒否する理由

オルタナティブボイスを軽視する傾向は、今日の組織でもよく見られる。リーダーはしばしば革新的な考えを、役立たずのアイデアや、すでにあるアイデアに分類して退ける。
その動機はいくつかある。アイデアを自ら分類することでそれらを支配し、権限を保ちたいから。理解できないアイデアがあるのが嫌だから。
このように考えるリーダーは、実際は理解できているのだと思いたくて、イノベーションを既存のアイデアに分類する。現状に満足していて新しい考えに取り組むのを面倒に感じるから、という動機もある。
リーダーと天才の力の差から、リーダーが天才の言葉を軽んじることもある。権力を持つだけでリーダーは聞く気をなくす、という研究もあるほどだ。
強い力を持つリーダーは、新人の意見も専門家のアドバイスも等しく無視する。自分の判断に絶対の自信があるので、アドバイスをくれる人に対抗意識を抱いてしまうのだ。部下のイノベーションを認めたら、自分が厄介払いされると思っているのかもしれない。
同じ研究から、「自分には権力がほとんどない」と感じている人は、新人もベテランも他人のアドバイスによく耳を傾けるが、とくに重視するのは自分が権力者だと思う人のアドバイスで、相手がその分野に詳しいかどうかは関係ないことがわかった。まさに「権力の気づきは知識の気づきに勝る」のである。
話を聞かないことでそれほどの影響があるなら、なぜリーダーは聞くことにもっと集中しないのか。
ひとつの理由として、権力を持つリーダーほど、失敗のペナルティーを受けにくくなることがある。そのために、強い権力を持つリーダーは他人のアイデアに耳を貸さないことが多い。
別の研究によれば、権力を持つリーダーが他人の考えを聞かないのは、人の意見に縛られずに意思決定したいからだとされる。チームの考えを理解すべき理由がなく、ミスの影響も受けないなら、話を聞く必要はないというわけだ。
組織で力を持っているリーダーは、専門家の意見を待たずに拙速な意思決定をすることがしばしばある。権力を持っているとミスの責任を問われにくいからだ。判断の根拠となるデータを集めたり、他人に意見をじっくり聞いたりする意欲も薄い。
権力を持つリーダーは、その組織が存在する限り、自分の判断ミスの影響を権力で封じられる。逆に言えば、権力がないと判断ミスの影響をもろに受けることもある。

組織はダメになる

組織での地位が上がるほど、ちょっとやそっとの判断ミスでは罰せられなくなる。しかし、話を聞かないで判断を誤れば、そのミスの重みはいずれリーダーの権力基盤を潰す。そうなるとその組織は死んでしまう。
リーダーになるだけで話を聞かないリスクが増えるなら、それを避けるための戦略が必要だ。
リーダーが他人の考えを聞かないことに関する前出の研究では、そうしたリーダーもよりよい聞き手になりうることを示した実験が紹介されている。権力を持つリーダーとアドバイスを授ける人に協調心を植えつけたところ、リーダーがアドバイスにもっと耳を傾けるようになったのだ。
ということは、会社の研修などでよくする、あの子どもだましのようなチーム作りの練習も、まったく意味がなかったわけではないのかもしれない。協調性を高めれば、部下である天才に模範を示せるのだから。チームの一員だという意識を持てれば、天才はもっと話を聞くだろう。
よいリーダーは、話をもっと聞くための正しいプロセスを整え、最良のアイデアにたどり着く。すぐれたリーダーは、部屋中の天才にそれをさせられる。
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抜粋終わり

tik tokとは何か

最近噂のtiktokについての解説で、後半は動画が多いので省略。

(以下引用)

目次

1

TikTokとは① BGM付きの短尺動画を作成/投稿できるプラットフォーム

2

TikTokとは② 流行ったダンスなどをみんなでマネする文化がある

3

TikTokとは③ ダウンロード数が世界一になるほどの人気ぶり

4

TikTokとは④ 運営会社は中国のByteDance社。その企業価値は未上場のスタートアップでは世界最大!?

5

TikTokの使い方解説(閲覧編)

6

日本で「かわいい」と人気のTikToker5選

7

TikTokの使い方解説(投稿編)

8

TikTokで流行った人気曲3選

TikTokとは① BGM付きの短尺動画を作成/投稿できるプラットフォーム

TikTokとはカンタンにいうと、15秒から1分ほどの短い動画を作成/投稿できる、短尺動画プラットフォームです。
App Storeのスクリーンショット
(画像はApp Storeのスクリーンショット)
ユーザーは動画を撮影する際に「0.5倍速」「2倍速」と、速さを調節しながら撮影をしたり、アプリ内に実装されている特殊効果を活用して、ユニークな動画が誰でもつくれるようになっています。
さらに、TikTokのカメラには顔の輪郭を細くしたり、肌を滑らかに修正できたりする機能があり、“盛れる”動画をカンタンにつくれます

こうして撮影した動画にアプリ内でBGMをつけられるのも大きな特徴 。2018年10月には音楽聞き放題サービスの「AWA」との業務提携が発表され、同サービス内から約25000曲の楽曲を使えるようになりました。

TikTokとは② 流行ったダンスなどをみんなでマネする文化がある

2010年に発売された倖田來未さんの歌う『め組のひと』が、TikTokで大流行。2018年6月のLINE MUSICデイリーランキングで1位を獲得する異例の事態が起きました。
TikTokのスクリーンショット
(画像はアプリのスクリーンショット)
このブームの大きな要因は、お題をマネする文化にあります。

たとえば一時期、『め組のひと』の曲中の「めッ!」のタイミングでピースをする振り付けの動画が多く見られました。簡単な振り付けかつ口パクということで投稿のハードルは低く、『め組のひと』を使用した動画の数はなんと40万件以上!

ユーザーはほかのユーザーの動画を見て、自分なりの工夫を混ぜながらマネを楽しんでいます。

TikTokとは③ ダウンロード数が世界一になるほどの人気ぶり

日本でのTikTok人気は中高生を中心に加熱し、株式会社AMFが発表した「JC・JK流行語大賞2018」のアプリ部門では1位を獲得しています。
さらにはアメリカの調査会社「Sensor Tower」によると、2018年第一四半期、App Storeのアプリダウンロード数で世界一になりました

もはや一時的な小さなブームではなく、世界的な流行になりつつあるようです。

TikTokとは④ 運営会社は中国のByteDance社。その企業価値は未上場のスタートアップでは世界最大!?

TikTokを運営しているのは中国の「ByteDance(バイトダンス)」という会社。

2012年に創業したばかりのスタートアップですが、すでに大ヒットアプリを生んでいます。ByteDanceがリリースした、日本でいう「SmartNews」のようなニュースアプリ「Toutiao(今日頭条)」は、月間アクティブユーザーがなんと2.6億人にものぼります。(2018年6月時点)

現在は中国国内でリリースしていたアプリの海外展開を進めていて、TikTokのほかにも「Vigo Video」や「Buzz Video」といった動画アプリもリリース。

その勢いはとどまるところを知らず、「Bloomberg」の報道によると、ByteDance社の企業価値は、“ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業)”のうち世界最大になったとのこと。

「壁の花」は「a flower on the wall」ではなく「a wallflower」

「壁の花」という言葉は差別語だということで、フェミニストたちから排斥されて死語になったのではないかwww
なお、「flower on the wall」で調べると、文字通り壁に掛けられた花(ポットに植えられたりしている)しか検索できない。
ついでに言うと、英語の「on」は「~の上」ではなく、「接触状態」を示すものだと理解したほうがいい。(スィッチのon、offは電気の「接続状態」と「断絶状態」であるわけだ。)だから、「ドリトル先生」の故郷の町、「沼の上のパドルビー」とは、本当は「沼の傍のパドルビー」だろう。しかし、井伏鱒二の名訳にケチをつけたくはない。
なお、「put on」は(服を)「着る」、「 put off」は(服を)「脱ぐ」で、やはりon ,offが接触と断絶を示している。
ちなみに、「put」は「置く」ではなく、「何かをある状態にする」ことと捉えたほうが、putの多義さに対応した考え方だと思う。状況次第で「put up」が「(家を)建てる」にも「(家を)売る」にもなるらしいのである。後者のupは「お手上げ状態」と解釈できそうだ。
upは上向き状態を示すのが普通で、ビング・クロスビーの「Pick yourself up」(「有頂天時代」挿入歌)は「お前自身を吊り上げて上向き状態にしろ」と直訳できるが、簡単に言えば「元気を出しな」だろう。なお、誰の歌かは知らないが「Put yourself up」という歌もあるようだ。




(以下引用)

2012/12/3 10:25

2回答

‘a wallflower’ (壁の花)という言葉は、よく使われる言葉なのでしょうか。

英語・3,111閲覧・25

1人が共感しています

ベストアンサー

usa********

2012/12/3 12:57(編集あり)

ワクチン世界の先任将校?

8月11日の「徽宗皇帝のブログ」の荒川央氏の記事の一部で、新コロワクチンで一回目より二回目の副反応(荒川氏は「副作用」と言っている。実際、今回の「ワクチン」に限ってわざわざ全マスコミが「副反応」と書いているのか疑問である。まあ、悪印象の強い「副作用」という言葉を避けたのだろう。実に念入りな「情報操作」である。)のほうが重いことの説明である。下の記事のような明解で合理的な「説明」は、読んでいて気持ちがいい。まあ、前回ワクチンによる新入りワクチンへの攻撃だww

(注)

 たとえば,帝国海軍において,先任将校とは,単なる先任の将校を指すだけでなく,副長の存在しない艦艇で,副長の職務を果たす将校をも指す用語として使い,艦長が居ないときには替わりにリーダーシップをとる結局,将校の中では一番偉い人,先任伍長は伍長の中では一番偉い人と


いう意味です

(以下引用)


2度目のワクチン接種での副作用が重いのは、最初のワクチン接種で作られた抗体が2度目のワクチン接種でスパイクタンパクを発現した細胞を攻撃しているためと考えられます。一時的な自己免疫反応でしょう。自己免疫反応での損傷は一時的な場合もあれば不可逆的で取り返しのつかない場合もあります。