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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

人相と人格

私は人相でその人物の人格を判断することが多いが、注意したいのは、「善人が(不可抗力的に)悪を行うこともあるし、悪人が(偽善として)善を行うこともある」ということだ。善人とか悪人という区分はあまり妥当性がない、と言えるが、下の1と2はその例外だ。
人相を見る基本は

1:粗暴犯はほぼ9割人相で分かる。
2:サイコパスは7割くらい人相で分かる。
3:それ以外は、善行も悪行もする「普通人」である。

というところか。もちろん、精神薄弱も人相で分かるが、それは医学の領分だ。そして精神薄弱でも或る種の芸術的才能を持っていることもある。
なお、美男や美女はわざわざ悪行をしなくても社会的利益を得られるので、比較的まともな人格を持つことが多いと思うが、社会の下層から成り上がる、美男美女の悪人というのもいるだろう。また、完全に悪相で明白な悪人でも社会的に用いられることはある。その「行動力」や「特殊能力」のためである。つまり、上の人間の「道具」として利用されるわけだ。暴力団員なら悪相のほうが有効性が高い。威嚇のための刺青と同じである。
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