Windows関連ニュースサイトのNeowinが、Windows 11の新機能を一足先に体験できる
Windows 11の「将来的に実装されても全くうれしくない機能」5つ © GIGAZINE 提供
Windows Insider Program のDev Channelでプレビュービルドを体験した上で、Windows 11に搭載されるであろう新機能の中で「
実装されても全くうれしくない機能 」5つをピックアップしています。
Here are 5 not-so-great features coming soon to Windows 11 - Neowin https://www.neowin.net/news/here-are-5-not-so-great-features-coming-soon-to-windows-11/ ◆1:スタートメニューに表示される「おすすめ」 プレビュービルドでは、Windows 11のスタートメニューにRecommended(おすすめ)というセクションが設けられていたとのこと。Neowinは「スタートメニューにおすすめを配置するのは単純に煩わしいだけでなく、スタートメニューの目的とも干渉してしまいます」と述べています。
Windows 11の「将来的に実装されても全くうれしくない機能」5つ © GIGAZINE 提供
◆2:検索の強調表示 タスクバー上、スタートメニューの横に小さな検索ボックスが設置されています。プレビュービルドでは、この検索ボックスの中に検索履歴を示すアイコンが表示されたとのこと。Neowinは、この検索ボックス内アイコンは常に変化することでユーザーを混乱させるだけでなく、タスクトレイのアイコンと見間違うデメリットもあると指摘しています。
Windows 11の「将来的に実装されても全くうれしくない機能」5つ © GIGAZINE 提供
なお、Windowsタスクバー内の検索ボックスは非表示にすることもできます。
◆3:ありとあらゆるタイミングでEdgeを使わせようとすること Microsoftは自前のウェブブラウザであるEdgeをユーザーに使わせようとしています。例えば、Windows 11でテキストを選択すると、「コピーしたテキストを検索する」というボタンが付いた小さなバナーが表示されるようになります。このボタンをクリックするとEdgeが起動し、Bingで検索が行われます。
Windows 11の「将来的に実装されても全くうれしくない機能」5つ © GIGAZINE 提供
もちろんWindows 11のデフォルトブラウザでEdge以外を選択することは可能です。しかし、このテキストからの検索はデフォルト設定のブラウザと検索エンジンではなく、強制的にEdgeによるBing検索を行うボタンとなっています。
◆4:サインアウトメニューでの広告表示 Windowsのスタートメニューでプロフィールをクリックした時、画面には以下のように、「Microsoftアカウントを登録する」「プロフィールを完全に設定する」といったメニューが
表示 されますが、これにはOneDriveのセットアップやOneDriveを使ったファイルのバックアップ設定、つまり「OneDriveの広告」が含まれています。
Windows 11の「将来的に実装されても全くうれしくない機能」5つ © GIGAZINE 提供
Neowinは「スタートメニューで自分のプロフィールをクリックする時にやりたいことは、システムをロックするかサインアウトするかです」と述べ、スタートメニューでオレンジのドットによる強調表示を使われると、Windowsの更新かと勘違いしてしまうと指摘。Microsoftが間違った場所にメッセージを示している一例だとしています。
◆5:Windows検索をしつこく使わせようとする Windows 11のプレビュービルドでは、Windows検索を使うように勧める場面がありとあらゆるところで見られたとのこと。Microsoftは、「検索ショートカットの価値を高め、Windows検索体験をより広範でスムーズなものにするため」と主張していますが、Neowinは「Microsoftが必死にWindows検索をみんなに使わせようとして、検索がダサくならないようにする代わりに、おすすめ・宣伝のコンテンツをもっと押し付けるのは悲しいこと」と述べています。
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