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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

老人脳のメリット

まあ、「プレジデント」を読むような爺さんたち(稀に婆さん)を喜ばせるために書かれたような記事だが、嘘だろうと思っていても、読めば気分は良くなるのではないかwww
年を取ると記憶力が悪くなるが、それは「不要なことを忘れる」面があり、悪い思い出を忘れるから(一部の老人性鬱病患者を除き)一般的に楽天的になるだろうし、物事を考える際に、若いころのように「どうでもいいこと」まで思考要素の中に入れてしまう無駄が無くなるだろう。それが、「老人脳」のメリットだと思う。
まあ、人の名前などを忘れるのは「不要なことを忘れる」に該当するかどうかは断定できないが、一般論を考察する際に個人名などは不要だろう。つまり、老人は個人的問題を考えるより、社会的な、大きなことを「本質的に」考えるのが向いていると思う。
私がこういうブログを書いているのも、自分の生活のような「(他人から見れば)どうでもいいこと」より、社会全体や世界全体を考えるのが楽しいからである。リラダンの作中の言葉を借りれば、「生活などは召使に任せておけ」である。これは、「生活の世話を召使に任せる」のではなく、「生活すること自体を召使に任せて、自分は古代ギリシャ人のように思索に生きる」という意味に私は使っている。原作を読んでいないので、原文ではどういう意味で使っているかはわからない。
ただし、私は「生活の細部は、生活、あるいは人生の質と大きく関係する」と思っているので、一見些細な事柄を軽視はしない。たとえて言えば、靴の中に小さな石や砂粒が入っているだけで、歩くことや走ることは地獄のようになるだろう。その「砂粒」を取り除くために「生活の細部を考察する」のは大事だと思うわけである。

(以下引用)

ハーバード大が突き止めた「年をとるほど脳が活性化する条件」

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プレジデントオンライン

写真・図版:プレジデントオンライン

脳には年をとっても衰えない底力があることが、さまざまな研究から明らかにされている。中には、年をとるほど向上する能力もあるという。諦めるのはまだ早い。知られざる脳の可能性の最新研究報告。 【この記事の画像を見る】 ■言語力、空間推論力など、4種で高齢者が優る  「年をとれば物覚えが悪くなり、頭の働きが鈍くなるのは仕方ない」という既成概念を覆し、人の脳には加齢に抗する底力があることが近年の脳研究で明らかになってきた。脳は高齢になっても可塑性(自分とその周辺の状況に応じて変化する能力)を維持し、誰もが加齢に従って認知力の低下を体験するとは限らない。逆に中年以降に高まる能力もあるということなのだ。  研究者に加齢と脳の関係を再考させるきっかけとなったのは、約5000人を対象に加齢による脳の様々な変化を半世紀以上も追跡調査してきたワシントン大学の「シアトル縦断研究」。認知力を測る6種のテスト中4種で、高齢者の成績は20代よりも良かった。記憶力と認知のスピードには加齢に伴う低下が見られたが、言語力、空間推論力、単純計算力と抽象的推論力は向上していた。この研究は加齢による記憶力の低下には個人差が大きいことも明らかにした。被験者の15%は高齢になってからのほうが若いときより記憶力が優れていたのだ。

■40歳から69歳のパイロットの認知力を比較  カルレ・イリノイ医大の研究でも意外な結果が出た。40歳から69歳のパイロットの認知力を比較したところ、新たなフライト・シミュレーターの操作法を習得する時間は高齢者のほうが長かったが、衝突回避の成功率は高齢者のほうが高かったのだ。  fMRI(機能的磁気共鳴画像法)やSPECT(シンチグラフィー)といった造影診断法を利用しての研究も進み、脳には加齢に対抗するメカニズムがあることも証明された。トロント大学のシェリル・グレディー博士によれば、高齢者はひとつの作業の達成に向けて若年層が使わない脳の部位も活性化させている。  例えば記憶処理を主に担う側頭葉内側部が加齢により不活性化するに伴い、高齢者は前頭前皮質腹内側部、前頭前皮質背外側部も記憶処理に動員し、注意力といった認知機能の補強に前頭葉と頭頂葉の両方を活用している。若年層は単純作業には左右の片側の脳しか使わないが、高齢者では左右の脳を活用する傾向が見られ、活用する部位が多いほど成果は良い。  高齢者は若年層より物の見方が前向きになることも南カリフォルニア大学の研究が証明している。高齢になると情動反応を司る扁桃体がネガティブな刺激に反応しにくくなるのだ。また40歳を過ぎた頃からネガティブな記憶よりポジティブな記憶のほうが増え、その傾向は80代まで続く。つまり感情に左右されにくく、ストレスに強くなるということだ。  グレディー博士によれば高齢者の「頭の使い方」が変化する理由のひとつは脳の一部の機能低下を補うということだが、それだけではないようで、同じ結論に達するのに様々な脳の部位を使うのでより深い洞察が伴い「知恵脳」になるとも考えられる。  「ですから国や企業のリーダーには高齢者のほうがふさわしいともいえるのです。若い頃と変わらない『脳力』を持つ高齢者は少なくありません。脳には優れた可塑性があり脳の備蓄、維持、補償がうまくできていれば70代、80代になっても人は優れた脳力を保てます」と、グレディー博士。脳の備蓄とは知識や技能の蓄積を意味し、維持とは脳細胞の自己修復力を意味する。補償とは前述のように一部の機能低下を他の脳の機能で補うシステムのことだ。

(以下略)

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