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青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
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なぜドトールは業績が低迷し、顧客満足も下がっているのか。
まずは、進化が続く「コンビニコーヒー」の脅威度が高まっていることが挙げられるだろう。
13年にセブン-イレブン・ジャパンがいれたてコーヒー「セブンカフェ」の本格展開を始め、これを機にコンビニコーヒーは瞬く間に広まったのだが、そのコンビニコーヒーがこの1年で急速に進化を遂げており、脅威度が急激に増している。
コーヒーにおける消費者の高級志向も影響していそうだ。近年、低価格のコーヒーに満足できず、多少高くても美味しいコーヒーを飲みたいと思う人が増えている。
例えば、高品質のコーヒー「スペシャルティコーヒー」を求める消費者が増えている。
日本スペシャルティコーヒー協会によると、日本のコーヒー輸入量に占めるスペシャルティコーヒーの割合は16年度が約8%で、14年度の約7%からは増えている。今後の増加も見込まれている。
高価格だが高品質のコーヒー市場は拡大しており、ドトール・日レスはこの市場に星乃珈琲店を投入することで取り込みを図った。
さらに、高級店「神乃珈琲」の展開も始め、星乃珈琲店のさらに上をいく市場の取り込みをも狙っている。
神乃珈琲は現在、東京・銀座と京都に店を構えている。銀座の店舗に入るとサイフォンが目に入る。
アンティーク調の内装で高級感が漂う。メニューはどれも高額で、例えば、コーヒーの品種として最高峰との呼び声高いゲイシャ種を使ったブレンドコーヒーは1杯1026円にもなる。