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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

裸体画と性欲

漫画やイラストなど、モデルをそのまま写すのではなく、頭の中からイメージを絞り出す作業なら、未識魚氏の言うことは分かる。
分からないのは、ヌードモデルを前にして、性的興奮をせずに絵が描ける画家はいるのか、ということである。(同性なら興奮はしないだろうが、特殊な性癖の人以外は嫌悪感が凄いだろう。)画業関係の或る人によれば、ヨーロッパの画家は、モデルと一発やってから絵を描いたというwww まあ、そうであるのが自然だろう。だが、美術学校での授業だとそれは無理だから、特に男子学生にとっては苦行だろう。

女性の性欲は視覚よりは触覚や嗅覚の刺激に反応しやすいと聞いているので、女性はあまりヌードに反応しないのではないか。例の献血ポスターは、「モノ(男性誘惑装置)として」女性を扱っているという部分にこそ批判者女性たちの怒りがあるのに、やたらと「表現の自由と、その弾圧」という面が強調されすぎていると思う。
つまり、「ワイセツだから」ポスターが批判されたとか、「萌え絵だから批判された」ではなく、表現における女性の扱い方の粗雑さの問題ではないか。私の見た感じではあのポスターの問題は、オッパイの大きさではなく、男性を挑発する形で男性に媚びている、あの表情にあったと思う。猥褻かどうかという点だけなら、どちらかと言うと女性のほうが女性の裸の露出に寛容だろうし、そもそもあの絵は裸ですらない。でかいオッパイを突き出して、男を誘う、あの「視覚的売春」に女性の一部が本能的に反発したのだと思う。





さんがリツイート

黙々と1日16時間くらい線引いたり色塗ったりし続けるような作業が、性的興奮の下で続くわけないじゃないですか、っての、描かない人にはなかなか分かってもらえない。









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