日本の仏教は釈迦の教えとはまったく別の「葬式商売」だから、あまり尊敬する必要など無いのではないか。まるで死後の世界の専門家のような顔をして戒名などつけたりするが、まあ、詐欺師の一種と言っていいと思う。だいたいはお寺の世襲商売でもあるだろう。
仏教とは当人が悟りを開くのが本来の教義であり、念仏も誦経も、極楽往生の手段としてしか意味は無いし、本来の仏教は極楽が存在するとも言っていないはずである。般若心教で「渡らせ給え」という、その彼岸とは、悟りを開いたその向こうの（意識の）世界、というのが本来の意味であって、極楽などではないはずだ。悟りを開くことに唯一の意義を認めるという点では禅宗が一番もともとの仏教に近いかと思うが、これも非生産的集団（社会的寄生者）であるので社会的にあまり価値があるとも言えないだろう。社会にモラルを維持させてきた、という点でのみ宗教には意義があったと思うが、神の存在も仏の存在も信じていない現代において、どれほどの存在意義があるだろうか。
まあ、それはそれとして、この広告が毎日デザイン大賞を獲ったというのもあまり感心しない。位牌を生鮮食品のようにパック詰めすることに何の意味があるのか。単に宗教をネタにして笑いを狙ったものであって、「デザイン」とは別のものだろう。「デザインの意味を広げたところに価値がある」とか言いそうである。馬鹿か。


（以下引用）

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2020/10/06

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