忍者ブログ

独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

漢方薬の威力

私は医者や医療に批判的な内容の記事を書くことが多いが、それは主に高血圧治療やワクチンの問題など、医療の「金儲け主義」への批判である。一般の医療はQOL(生活の質、ひいては人生の質)に大きく関わる重要な仕事だと思い、尊敬もしている。
などと書き始めたのは、足の調子が悪くて或る病院に行ったところ、(おそらく老人性の)こむら返りだと診断され、その治療として漢方薬を処方されたのだが、それが劇的に効いたからである。
私は、前々からこむら返り(就寝時に多い。)には悩まされていたが、今回の足の激痛(ほとんど筋肉断裂、つまり肉離れ的な痛みだった。)がまさかこむら返りのためだとはまったく思わず、しかもこむら返りには、治療法は無いか、あるとしても食事療法か運動療法以外には無く、それも長期的に行うことでしか効果は出ないだろうと独り決めしていたのだが、薬、それも漢方薬の威力を目の当たりにして、やはり専門家は違う、とつくづく感心したわけだ。まあ、治療に漢方薬を使うという卓見を持った医者だから良かったのだろう。ちなみに、前にかすみ目で悩んでいた時に、市販の漢方薬が即効を見せたこともあった。(「八味地黄丸」という有名な薬だが、老齢から来る様々な障害に薬効があるらしい。他の効果のほどは知らないが、とりあえず、かすみ目には効くようだ。ただし、一瓶で5000円以上するので、安い薬ではない。)
今回、こむら返りに効いたのは、「芍薬甘草湯」というもので、ツムラ製薬という漢方の有名製薬会社のものなので、おそらく市販もされているかと思うので、こむら返りに悩む人は試してみるといいかと思う。市販価は知らない。
なお、漢方薬だけでなく、西洋医学系の薬も劇的な薬効を持つものはあるので、別に漢方薬だけがいいと主張しているわけではない。
PR