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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

赤ん坊のぐずり泣き

私が昔から不思議だったのは、赤ん坊が眠くなった時にぐずり出す(泣き出す)ことである。
眠いなら、眠ればいいではないか、泣いたりしたらせっかくの眠気が消えてますます不快になるだろう、と合理主義者である私は思っていたのだが、この問題には下のような解答が考えられるかと思う。

1:赤ん坊はまったく別の理由で泣いているのだが、空腹でもウンコやオシッコでもないらしいので、周囲の人間が「眠いからだ」と決めつけている。そして、こうしたぐずり泣きの後で寝入ることが多いので、「眠くて泣く」説が正しいと認定された。
2:赤ん坊がこうしたぐずり泣きの後で寝入るのは、「泣き疲れた」からであって、眠いからではない、という可能性もある。
3:赤ん坊が下の漫画のような場合に泣くのは、「背負われている姿勢が苦痛になってきた」からかもしれない。だから、畳やベッドの上に横にしてやると安楽になり、心地いいので眠る。それを「ぐずっているのは眠いからだ」と短絡的に結論した。

なお、私が赤ん坊だったら、子守歌は騒音と思うかもしれない。赤ん坊だから不平不満は言わないだけなのではないか。案外、赤ん坊にも音楽の種類への趣味(演歌嫌いとか民謡嫌いとか)があるかもしれないではないか。







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