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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

体が冷えている人には葛根湯は効かない?

私は葛根湯を服用したことは記憶にないが、体温を上げるのは免疫力を上げると信じているので、風邪を引いたら葛根湯を服用しようと思って購入してある。だが、下の「日刊ゲンダイ」記事が本当なら、私は葛根湯が効かない体質かもしれない。
しかし、ある意味、体温を上げるために飲む薬だのに、体が冷えている人には効かないというのは矛盾した話である。まあ、下の記事を信じるわけでもないが、一応、メモしておく。


(以下引用)




 一方、葛根湯が効かない典型的なタイプは、「日頃から体が冷えている。食が細い」「風邪の症状として寒けは弱く、発熱がさほど見られない。しかし冷えや脱力感があり、咽頭痛があったり、くしゃみや鼻水が強い」、そして「脈が弱い」。

■体が冷えている人は葛根湯の働きがムダに

 なぜ、体質が葛根湯の効き目を左右するのか? 簡単にいえば、ウイルスは発熱によって殺されるが、葛根湯はその働きをより強力にサポートする効果がある。ところが、そもそも日頃から代謝が悪く、体が冷えている人は、ウイルス感染で熱が上昇せず、せっかくの葛根湯の働きがムダになってしまうのだ。

 人間の体は、脳の視床下部で平熱が定められている。これを「セットポイント」と呼ぶ。ウイルスに感染すると、熱に弱いウイルスを退治するために視床下部の指令でセットポイントが上昇し、発熱。交感神経の末端からノルアドレナリンが放出され、血液循環がよくなる。すると、リンパ球が活性化され、病巣に集まる。やがて発汗が起こり、神経伝達物質のアセチルコリンが副交感神経や運動神経の末端から放出され、リンパ球に作用して免疫システムが働く。このようなメカニズムで、葛根湯がウイルスを退治する一連の流れによって、高熱が出る。


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