箕輪厚介的生き方
箕輪厚介のモットーの「死ぬこと以外かすり傷」というのは、非常に気持ちの悪い言葉なのだが、案外、彼のファンは多いようだ。箕輪の生き方が「死ぬこと以外かすり傷」という生き方なのだ、と素朴に信じているのかもしれない。まあ、実際、箕輪がそのモットーを本気で信じ、そういう生き方をしているとしても、私にはこの言葉は気持ち悪い。
なぜか。それは、この「モットー」が
1:自分の「勇気」の誇示である。
2:世間の法やモラルを踏みにじる行為もあえてすることの言明である。
という2点からだ。
この第二の点は分かりにくいので、逆方面から言うと、彼のこの「モットー」は、「死ぬことだけは恐れる」という言明であり、それは昔の武士が、些細な恥辱でも、それを晴らすため(つまり、モラルを守るため)には簡単に切腹した、という(少なくとも、そう思われている)ことと正反対であるからだ。
つまり、「死ぬこと以外はかすり傷」とは、「死ぬことを避けるためなら何でもやる」の言い換えで、それはたとえば自分の命が助かるためなら仲間を裏切るとか、敵の前に命乞いの土下座をする、という行為を含むわけであり、それは第1点の「自分の『勇気』を誇示する」ことと矛盾しているわけだ。あるいは、自分の命さえ安全なら、どんな汚いことでもやる、という「美意識がまったく欠如している」性格を表している。
まあ、そういうことである。
付記すれば、箕輪厚介の言動も顔も私には昔のボクシングの「亀田兄弟」を連想させる。つまり、「恥知らず」の言動であり顔である。私個人の人相学的にはチンピラ特有の、粗暴で他人を平気で踏みつけにするが、上位の人間(兄貴分や親分)にはぺこぺこする顔である。
なぜか。それは、この「モットー」が
1:自分の「勇気」の誇示である。
2:世間の法やモラルを踏みにじる行為もあえてすることの言明である。
という2点からだ。
この第二の点は分かりにくいので、逆方面から言うと、彼のこの「モットー」は、「死ぬことだけは恐れる」という言明であり、それは昔の武士が、些細な恥辱でも、それを晴らすため(つまり、モラルを守るため)には簡単に切腹した、という(少なくとも、そう思われている)ことと正反対であるからだ。
つまり、「死ぬこと以外はかすり傷」とは、「死ぬことを避けるためなら何でもやる」の言い換えで、それはたとえば自分の命が助かるためなら仲間を裏切るとか、敵の前に命乞いの土下座をする、という行為を含むわけであり、それは第1点の「自分の『勇気』を誇示する」ことと矛盾しているわけだ。あるいは、自分の命さえ安全なら、どんな汚いことでもやる、という「美意識がまったく欠如している」性格を表している。
まあ、そういうことである。
付記すれば、箕輪厚介の言動も顔も私には昔のボクシングの「亀田兄弟」を連想させる。つまり、「恥知らず」の言動であり顔である。私個人の人相学的にはチンピラ特有の、粗暴で他人を平気で踏みつけにするが、上位の人間(兄貴分や親分)にはぺこぺこする顔である。
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