気圧配置の原理
天気情報では説明無しに使われている「冬型の気圧配置」だが、どういう意味か調べると、「西高東低」の気圧配置のことのようだ。冬が極まって大陸側が十分に冷え込み、相対的に海洋側、つまり日本側が低気圧になるということだろう。
気圧は、「水は土よりも熱しにくく冷めにくい」という原則で考えるといい。だから、気温で言えば、海に囲まれた土地は気温変化が小さくなる。大陸の奥地(内部)や盆地は気温変化が激しい。
気温の差が気圧差になる(温かい場所の空気は上昇して元の空間は低気圧となり、外から空気が流れ込む。)から、昼と夜の風向きの違いや夏と冬の気圧の型の違いも海と陸地の気温差から生まれる。
昨日までは日本近辺が大陸に対して相対的な高気温だったために低気圧となり、大陸側が高気圧となって大陸側の寒気が日本側に流れ込んだわけである。
気圧は、「水は土よりも熱しにくく冷めにくい」という原則で考えるといい。だから、気温で言えば、海に囲まれた土地は気温変化が小さくなる。大陸の奥地(内部)や盆地は気温変化が激しい。
気温の差が気圧差になる(温かい場所の空気は上昇して元の空間は低気圧となり、外から空気が流れ込む。)から、昼と夜の風向きの違いや夏と冬の気圧の型の違いも海と陸地の気温差から生まれる。
昨日までは日本近辺が大陸に対して相対的な高気温だったために低気圧となり、大陸側が高気圧となって大陸側の寒気が日本側に流れ込んだわけである。
冬型の気圧配置とは?強い冬型とは?
冬型の気圧配置とは、天気図で西に勢力の強い高気圧、東に発達した低気圧がある西高東低の気圧配置です。冬に現れやすい気圧配置で単に冬型とも言われます。日本付近で南北に延びる等圧線が何本も描かれ、縦縞になります。日本海にはすじ状の雲が見られ日本海側の地域に雪や雨を降らせます。
等圧線は地図の等高線に似ていて、縦縞はそこが気圧の斜面になっていることを示し、風は気圧の高い方を左にして北からの強い季節風となります。等圧線の間隔が狭いほど風が強なります。
また、強い冬型の気圧配置と言われる事がありますが、明確な基準があるわけではなく、地上天気図では等圧線が南北に走って間隔が混んでおり、上空5000m付近の気温がマイナス36度以下になっていることなどが目安としてあります。
西高東低の冬型の気圧配置では、山雪型と里雪型があります。
西高東低冬型の気圧配置
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