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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

ロックギター演奏の裏技

いや、私は完全な素人で、大昔にクラシックギターを少し触っただけの人間なので、ここに書かれたことは9割5分、わからない。しかし、何となく本当のこと、役立つことを言っているという直感がある。それでなくて、これだけ長々と書く意味もないだろう。
私は、こういう素人用の裏技というのは大きな意義があると思っている。個人で楽しめるだけでも意義がある。

(以下引用)

2023-08-17

Fで挫折しないロックギターのすすめ

ギター始めた人が引っかかるというFのコード。これが押さえられずにギターを押し入れにしまったままにする人が少なくないと言う…。

Fのコード人差し指一本で1〜6弦までを押さえないといけないのだけど、握力とか指の腹のプニプニとか関節の柔らかさとかでうまくいかない、というパターンが多いとみられる。しか普通ポップスで頻出のコードなのでアリアハンの橋を渡ったらいきなりカンダタが出てくるような感じだろうか。例えば確かゆずの夏色はいきなり(3カポで)C→F→Am→G だったと思う。罪深いコード進行だ。

ギターを始めるとまずコード和音)を覚えないといけない!という風潮はあって、確かに覚えた方が間違いなくいいのだけど、ロックギターをするにあたっては必ずしもいわゆる基本コードをしっかりと指で押さえる必要はなかったりする。基本コードというとすごい語弊がありそうなのだけど、「コードの押さえ方」とかで検索すると出てくる、1〜6弦をがっつり利用した一般的ギターコード

この一般的ギターコードとは異なる、「パワーコード」と呼ばれるコード存在する。多くのギターロック使用されるのがこのパワーコードで、極端な話ひとつの押さえ方のまま手の形を変えずにスライドさせるだけで一曲まるまる完走できたりもする。

パワーコードでズルをする

パワーコードはざっくり6弦〜3弦のうち2,3弦だけを押さえて鳴らすコードで、メジャーマイナー区別特にないのがポイントエレキギターの生音だとピンとこないかもしれないけど、アンプからちょっと歪ませて音を出せば「あ!ギターっぽい音!」とわかるはず。

Fのパワーコード(のうちひとつ)は6弦1フレ/5弦3フレ/4弦3フレット押さえで、1・2・3弦はミュートになる。ミュートというから6〜4弦のみを狙ってピッキングするのかというとそうではなくて、6弦1フレを押さえる人差し指の腹を1〜3弦に軽くタッチさせるだけで弦が鳴らなくなるのでミュートになる。あのとき挫折したFのなり損ないがミュートとなって逆に役に立つと言うわけ。この指の形をそのままスライドさせていけばF#、G、G#、Aとそれぞれのパワーコードが成立していく。これが6〜4弦のパワーコード

5弦〜3弦を使ったパワーコードも同じ手の形でよき。今度は6弦がお留守になってしまうので、6弦をミュートするのだけどここでも人差し指活躍する。5弦を押さえた指の先が6弦に軽く触れるだけでOKミュートの感覚はいつの間にか身に付くので、少々押さえがうまくいってなくてもアンプにつないでガンガン練習すべし。

適当スライドさせているとなんか「小さな恋のうた」のサビっぽいことになっている事態が発生する。その瞬間お前は伝説のバンド金魚草」を軽く超越していると言えるだろう。ちなみにこの時点でNirvanaの「Smells like〜」が弾けることになる。おめでとう。

ブリッジミュートで悪魔召喚する

押さえ方はパワーコードのまま、今度はピックを持った手のひらの小指側の側面をギターブリッジに軽く乗せた状態ピッキングする。最初はの手の位置塩梅が分からないと思うが、色々試していると「あ!ギターっぽい音!」となるはずだ。これがブリッジミュート。そのままアンプゲインBASSを上げて行くと悪魔召喚できそうな気がしてこないだろうか。

ここまで来ればお分かりだと思うが、厳密な「コードの押さえ方」を覚えてなくてもパワーコードひとつの押さえ方でなんとなく曲が演奏できてしまうのである

アジカン因縁にケリをつける

増田過去コピーした中でギター初心者ダントツおすすめなのがアジカンだ。特に初期の「崩壊アンプリファー」「君繋ファイブエム」はめっちゃギターが弾きやすい上にパターンの応用が効くので一曲弾けるようになったら冗談抜きで3曲くらいは自動的に弾けるようになる。パワーコード主体リズムギターVo後藤氏のパートだけど、リードギターの方で弾きたいフレーズがあれば浮気もしながら一曲通してなんとなく弾けるようになってみよう。

ボッチザロックの影響で聴き始めた人もいるかもしれないので、初期の曲で気になったものがあったらぜひトライしてみてはどうだろうか。

増田オススメ

君という花(君繋)」

比較的ローテンポながらタテのリズムがめちゃくちゃ強くてリズムがとりやすい。

ストロークがカッコいい場所が多い

喜多パートオクターブ奏法のめっちゃ分かりやすい教材

ベース練習にいいフレーズだと思う(後藤パートの応用がきく)

羅針盤崩壊)」

・同じノリで弾ける曲が多数存在する

こうやってコピーしていく中でパターンのようなものをなんとなく見つけられるようになると他のバンドコピーしようとなったときも応用が効いたりするので、色々なバンドの色々な曲をつまみ食いするよりはまずひとつバンドを集中してコピーしてみる、てのはいいと思う。

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