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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「いたいけない」と「いたいけな」

読みかけの小説(「ねじの回転」)の中に「いたいけさ」という言葉が出てきて、ははあ、翻訳者は「いたいけない」を「いたいけな」と間違えて、その名詞形で「いたいけさ」という言葉を自分で作ったな、と思ったが、調べてみると、「いたいけな」が本来だったようである。

(以下引用)

 の解説
[形]《「いたいけな」と「いとけない」とが混同されて生じた語》いたいけである。「―・い子供」
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