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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

目薬の使用期限

目薬の使用期限が開封後1か月というのは驚いた。目薬を毎日使うわけではないので、開封してから半年以上も放置するのはざらであり、すると、1回使用しただけで使用不能になるわけだ。


(以下引用)

目薬の安全基準は、とても厳しい

防腐剤が入ってないと、品質が劣化?

目薬の成分の、大半は、「水」です。
開封後は、時間がたつと、細菌が増殖したり、腐敗が起こったりと、品質が劣化します。
それらを防ぐために、防腐剤が添加されています。

人体に影響するので、防腐剤の使用基準は、厳しく設定されています。
主な防腐剤の成分は、次のとおりです。

  • 塩化ベンザルコニウム
  • クロロブタノール
  • パラベン類
  • ホウ酸
  • ソルビン酸カリウムなど

この中でも、塩化ベンザルコニウムは、タンパク凝固作用と界面活性作用によって、強い消毒作用をあらわします。
点眼の際に、防腐剤の濃さと接触時間に関連して、角膜を傷つけることがあります。
しかし、用法・用量を守り、まばたきをしっかり行えば、問題はないと考えられています。

点眼前に、コンタクトレンズははずすの?

防腐剤はコンタクトレンズに吸着されやすいので、使用頻度によっては、角膜への影響が大きくなる可能性があります。
レンズが、変形・変色する可能性もあります。

また、市販の目薬の多くに、充血を改善する血管収縮剤が入っています。
コンタクトレンズを装着した際に起こる、酸素不足を助長させる場合もあるので、点眼前に外しましょう。
防腐剤不使用のものは、装着したままでの点眼が可能です。

防腐剤入り目薬の使用期限は、1ヶ月

防腐剤が入っている目薬は、開封から1ヶ月間は使用可能です。
不使用のものは、1回で使い切るようになっています。
防腐剤不使用の目薬は、ドラッグストアでの取り扱いもありますが、希望すれば、眼科での処方も可能です。

まとめ

防腐剤を使った目薬に不安を感じたら、防腐剤未使用のものを選択するのもいいでしょう。
しかし、防腐剤を使っていない目薬は、使用期限が短く、細菌が繁殖しやすくなります。

使用期限切れの目薬を使用すると、炎症を起こす可能性もあります。
こまめな買い替えが面倒な方は、防腐剤を工夫してあって、危険性の低い製品を選びましょう。
使用は最低限にとどめるなど、自分のライフスタイルに合わせて使用するといいでしょう。

防腐剤が入っている点眼薬も、開封したら約1か月で使い切るか、残っても破棄するようにしましょう。
点眼薬のボトルに、開封した日付を書いておくと、便利です。

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