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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

気道、気管、気管支

「リレークリニック大手町」という病院(だろう)のホームページから転載。
まあ、上気道とか下気道とかのイメージが分からなかったので、その図があるから載せただけである。要するに、鼻や口から喉の入り口までが上気道で、そこから下、肺までが下気道なのだろう。下の図だと下気道が肺の半分までだが、これでいいのか?
また、気道と気管は別なのか。私の想像では、肺に至るまでが気道で、そこから先の肺の内部が気管、その気管が枝分かれして肺胞に続く細かい管が気管支だと思うのだが、どうだろうか。
私はまったくの素人なので、以上は単なる推測である。

(以下引用)

初期症状・症状・臨床経過(重症例と軽症例)・潜伏期間

下記のような典型的なコロナウイルス感染後の臨床経過が出ております。
 
 
若年者は軽症例が多く、高齢者に重症例が多いと言われています。
これらはあくまでも典型的な経過であり、国内でも20歳代の重症例が出ておりますので軽症例との判別が重要です。
軽症の場合は一般的な風邪と同様の対応でよいのですが、
ウイルス性肺炎を起こす重症例の場合にきちんと治療することがとても大切です。
 
初期症状として嗅覚や味覚障害が言われています。
一般的な風邪でもある症状です。
所謂、特異度の低い症状です。
恐らくですが、感度は高いと思います。
この症状があるからといってコロナを心配する必要はありませんが、この症状が無ければ心配いらないかなと思えるとお考え下さい。
 
 
風邪、コロナ(新型肺炎)の見分け方として風邪(ウイルス性上気道炎)と肺炎の見分け方のコラムも参照してください。

新型のコロナウイルスによる肺炎とのその他の肺炎の見分け方についてはこちらです。

新型のコロナウイルスの肺炎の臨床的特徴

 
こちらは細菌性の肺炎の場合ですので異なる部分もありますが、感染が下気道まで及ぶと咳、痰、熱、寝汗などの症状がでやすいです。
夜間の汗(盗汗)が多いことも呼吸器感染の特徴と言われています。
 
受診時の鑑別点は、聴診器による呼吸音の確認、経皮的酸素飽和度の測定、胸部レントゲン写真などが有用です。
 
 
大切なのは上気道炎に留まる(=風邪)と下気道まで広がる(=肺炎、気管支炎)を区別することです。
今回の新型コロナウイルスは、健常者にも肺炎を起こして重篤な経過を辿る事があるのが、これまでのコロナウイルスとの大きな違いです。
 
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