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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

小原庄助的生活

まあ、入浴時の脳卒中が多いという話は聞いたことがあるし、私の父の脳卒中も入浴時だったが、どの程度の温度差でヒートショックになるのだろうか。もちろん、個々の違いはあるだろうが、調べることは不可能なのではないか。つまり、下に書かれたことのほとんどは推測でしかないような気がする。
特に、なぜ飲酒後の入浴がいけないのか、その理由が書かれていない。入浴も飲酒も、その時点では血圧を下げる効果があるはずだのに、なぜ飲酒後の入浴はダメなのか。私は軽く飲んだ後に風呂に入るのが好きなのであるwww 湯舟に浸かる時間も長い。三十分くらいは浸かるだろう。まあ、「朝寝朝酒朝湯」ほど楽しいものはない。


(追記)某記事の一部だが、飲酒も入浴も血圧を下げるという私の指摘は正しいようだ。(ただし、長期的には飲酒は高血圧の要因になると言う。)とすると、飲酒して入浴するのは、酒の廻りが速くなって酔いがひどくなり、行動の危険性がある、ということで、脳卒中の原因ではないと思われる。私の場合は、酒はほろ酔い程度、湯は体温より少し高い程度(39度以下)である。

また、お酒を飲んだ直後は一時的に血圧が下がります。そしてお湯に浸かっているときも人間の体は血圧が下がるので、この相乗効果によって、最悪の場合は気を失っておぼれてしまう恐れもあります。少なくとも熱いお湯に長湯することだけは避けてください。

(追記2)

Q6 なぜ、酒を飲んだ後の入浴はだめなの?

A 脳貧血や酔って怪我をする危険があるからです。

理由:
血液が体表に集まり、血液循環が乱れて血圧低下、心拍数増加などで脳貧血、不整脈などを起こします。
酒酔いで足元が乱れて躓いたり、滑って怪我をする危険があります。








 



(以下引用)


実は日本は、国際的に見て「入浴中の溺死や病気による死亡」が非常に多いことが指摘されています。なぜなのか、そして、どんな人が注意すべきなのか、対策をまとめました。

入浴中に亡くなる人は年間1万9千人との推計も

 最新の人口動態統計(H29)によれば、1年間で「不慮の溺死もしくは溺水」で亡くなった人は8163人となっています。川や海などでおぼれた人も含めての数ですが、交通事故(5004人)より大幅に多いというのは意外ですね。

 ただこの数字には、入浴中にとつぜん脳卒中を発症して、死因が「脳卒中」となった場合などは含まれません。

 2015年の厚労省研究班の調査では、病気なども含めた入浴中の死亡者数は年間で1万9千人以上と推計されています。その多くは、自宅の浴槽で起きていると考えられています。

入浴時の事故の多くは自宅の浴槽で起きている 画像:Pixabay
入浴時の事故の多くは自宅の浴槽で起きている 画像:Pixabay

入浴中の事故が多い日本 高齢者は特に危険

 国際的なデータと比較すると、日本は入浴中に亡くなる人がとても多いことがわかっています。

文献1より 各国男性の年齢別の溺死率(10万人当たり、WHO2000-02データより作成)
文献1より 各国男性の年齢別の溺死率(10万人当たり、WHO2000-02データより作成)

 年代別に、おぼれて亡くなる人の割合を示したグラフです。他の国に比べて日本が多く、特に、65歳以上を示す赤のグラフが突出して高いことがわかります。日本は浴槽に体を沈める習慣があることに加え、入浴によるヒートショックが大きな要因と指摘されています。

 冬場の寒い時期に、寒い脱衣所から熱い湯船へ急に移動すると、その刺激で血圧などが大きく変化します。それが失神や脳卒中、心臓病につながり、お湯におぼれたり、脱衣所で動けなくなったりして命に関わる場合もあります。

 高齢になると、温度の変化にあわせて血液の流れを調整するなどの働きが衰えます。そして日本では熱い風呂に長くつかるのが好きな人が多く、それが事故につながっていると指摘されています。

 特に気温が下がって入浴時との温度の変化が大きくなる冬場(12月~2月)は、入浴中に亡くなる方が最も多くなります。ご高齢のかたの場合は気を付けたほうが良いかもしれません。次に示す「安全な入浴のポイント」を参考にしてみてください。

画像:いらすとや
画像:いらすとや

安全な入浴のポイント

画像:文献2より引用
画像:文献2より引用

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖める

 温度の急激な変化はリスクになります。入浴前に浴室や脱衣所を暖めておくことが体への負担を減らすポイントです。お湯を浴槽に入れる時にシャワーから給湯すると、蒸気で浴室の温度を上げることができます。

※脱衣所などで暖房器具を使用するときは、火事や熱傷に気を付けてください。

(2)湯温は41 度以下、湯につかる時間は10 分までを目安に

(3)浴槽から急に立ち上がらない

 入浴中、体にはお湯による水圧がかかっています。急に立ち上がると、体にかかっていた水圧が無くなり、血管が急にひろがって意識障害を起こすことがあります。浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにするのがおすすめです。

(4)アルコール飲用後や、食後すぐの入浴は控える

(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらう

 入浴中に体調の異変があった場合は、すぐに対応することが重要です。ただ意識を失った場合はもちろん、気分が悪くなったりして自力では浴槽の外に出られない場合もあります。

 ご家族などと同居している場合は、入浴前に一声掛けてからお風呂に入ったり、家族が寝ている深夜や早朝の入浴は控えるなどの対策が勧められています。

(以上、文献2より抜粋 全文はこちら

(参考文献)

※1 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究: 厚生労働科学研究費補助金循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業[堀進悟], 2014.3平成25年度総括・分担研究報告書

※2 消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」平成29年1月25日

※3 愛媛産業保健総合支援センターHP「寒い季節のお風呂で起こる「ヒートショック」のキケンを防ぎましょう















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