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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「経常」の意味

単なるメモなのだが、私は「経常何とか」という言葉を聞くと、隔靴掻痒の感が起こるのである。何となく分かるが、自分が正しく理解していないだろうというのも分かるので、イライラする。
経常黒字とか経常収支とかいうのが、ただの黒字や収支とどう違うのか、説明を読んでも心底から納得し理解できた感じがしない。
とりあえず、「経常」の意味はウェブ辞書にはこうある。まあ、ある程度は分かる。1は漢字から推定できる通りである。2が世間で使われる「経常」だが、分かるような分からないような感じだ。「例年の会計年度で発生する」なら、「経常黒字」という言葉はおかしいのではないか。毎年黒字になるわけではあるまい。もちろん、それは意地悪い言い方で、「経常収支で黒字になった場合、それを経常黒字と言う」のだろうとは分かる。さらに言えば、「例年不変の会計勘定項目を前提とした勘定の仕方」が「経常何とか」の意味だと思う。


経常

出典:『Wiktionary』 (2012/02/13 05:22 UTC 版)

名詞

けいじょう

  1. 常に一定の状態で継続して続くこと。
  2. 会計例年会計年度発生すること。

関連語

翻訳





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