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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

裸体画と性欲

漫画やイラストなど、モデルをそのまま写すのではなく、頭の中からイメージを絞り出す作業なら、未識魚氏の言うことは分かる。
分からないのは、ヌードモデルを前にして、性的興奮をせずに絵が描ける画家はいるのか、ということである。(同性なら興奮はしないだろうが、特殊な性癖の人以外は嫌悪感が凄いだろう。)画業関係の或る人によれば、ヨーロッパの画家は、モデルと一発やってから絵を描いたというwww まあ、そうであるのが自然だろう。だが、美術学校での授業だとそれは無理だから、特に男子学生にとっては苦行だろう。

女性の性欲は視覚よりは触覚や嗅覚の刺激に反応しやすいと聞いているので、女性はあまりヌードに反応しないのではないか。例の献血ポスターは、「モノ(男性誘惑装置)として」女性を扱っているという部分にこそ批判者女性たちの怒りがあるのに、やたらと「表現の自由と、その弾圧」という面が強調されすぎていると思う。
つまり、「ワイセツだから」ポスターが批判されたとか、「萌え絵だから批判された」ではなく、表現における女性の扱い方の粗雑さの問題ではないか。私の見た感じではあのポスターの問題は、オッパイの大きさではなく、男性を挑発する形で男性に媚びている、あの表情にあったと思う。猥褻かどうかという点だけなら、どちらかと言うと女性のほうが女性の裸の露出に寛容だろうし、そもそもあの絵は裸ですらない。でかいオッパイを突き出して、男を誘う、あの「視覚的売春」に女性の一部が本能的に反発したのだと思う。





さんがリツイート

黙々と1日16時間くらい線引いたり色塗ったりし続けるような作業が、性的興奮の下で続くわけないじゃないですか、っての、描かない人にはなかなか分かってもらえない。









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モラルを持たない超人

「ウルトラスーパーデラックスマン」がアニメになっていたとは知らなかった。私はこの漫画でアイドルタレントの枕営業というものを初めて知ったのだが、平然とした顔で枕営業をする姿の描写に驚愕したものである。まさに、芸能界の闇を知った最初の経験である。有名漫画家だとそうした芸能界の裏情報もよく知っていて、それをさりげなく描いたのだろう。その部分もアニメで描かれたのだろうか。
なお、この漫画は、道徳性に問題がある人間が絶大な権力(超人能力)を手に入れたらどうなるか、という、啓蒙性の高い漫画だった。つまり、政治や経済の世界ではごく普通に起こっている出来事を寓話として描いたのである。


アシさんが藤子F不二雄のSF異色短編を全く読んでないことが判明したので(ミノタウロスとウルトラスーパーデラックスだけはアニメで観たって)無理矢理単行本まとめて貸す。いや、これは面白いんだから老害じゃないよ。
















表現の自由は他者の意見の表現の自由も含むはず

下のふたつのツィートは別の理由で載せたもので関連は無い。
緒方貞子氏のこの姿勢は公的な立場に立ち、質疑応答を受ける機会のある人間は最初に覚えておくべき「処世テクニック」だろう。ただし、他のテクニック同様、多用されると悪用につながる可能性も大きい。
ぬまきち氏のツィートは、「行きすぎた性嫌悪は精神障害である」「行きすぎた性嫌悪は害である」という断言が凄い。問題は、誰にとっての害なのかだ。当人にとっての害だと言うのなら、まあ、そういう意見もあるだろう、で終わりだが、他者や社会にとっての害だ、という意味の発言だと、これはそれこそ差別発言であり、「過度な性表現に批判的な人間は精神障害であり社会の害悪だ」、という主張になる。表現の自由を振りかざして「セクシャルな表現の公開」を主張する人間が、他人の発言を精神障害者扱いして封殺するわけである。






  1. さんがリツイート

    「公共空間だから」は「だから、話し合いましょう。個々人の好悪を持ち寄って」であって、「公共空間だから、誰かがセクシャルと認定したら排除しましょう」じゃないんだよ。セクシャル=悪なんてものは、何のエビデンスもない、個人の「性嫌悪」であり、行きすぎた性嫌悪は精神障害で、害ですからね。

  2. さんがリツイート

    若い頃に緒方貞子さんのレクチャー聞いた際にすごい衝撃受けたのが、質疑応答の時間に「質問という体裁をとりながらごちゃごちゃと自分のアピールをしたい人の発言」に対してI don't know.って即答した後次の質問に移っていいってことである。現実の問題に取り組む上であれは大事な姿勢だ。







なぜ女性は浮気や不倫に甘いか

女性は男性の買春には厳しく、浮気にはさほど厳しくない。
女性は買売春には厳しく不倫には甘い。

なぜだろうか。現段階の私の仮説では、浮気や不倫には愛情が介在していると女性は錯覚している、あるいはそうであってほしいと願望しているからだろう、と思う。言っとくが、ほとんどの場合、男の浮気や不倫には愛情など無く、征服欲と性欲と好奇心と虚栄心だけである。

これも現代人のひとつの典型か

どういう事件か記憶にないが、9人殺した人間らしい。まったく反省の色も後悔の感情も無いところが興味深い。もっとも、演技している部分が大きいのかもしれない。


(以下引用)



面会時の白石被告のイラスト © 毎日新聞 面会時の白石被告のイラスト

 2019年9月末から10月にかけ、毎日新聞は6回にわたり白石隆浩被告(29)と拘置所で接見した。白石被告との主な一問一答は以下の通り。

筋トレと写経の日々、読書は1000冊以上

▽19年9月27日(1回目)

◎接見予定は午前9時だったが、「(白石被告が)運動しているので遅れる」というアナウンスがあり、10分遅れで接見が始まる。白石被告の髪の毛は肩まで掛かり、口ひげとあごひげを少し蓄えている。

結婚申し込まれたことも

白石 <記者が自己紹介すると、机につっぷしながら>新聞社かあ(笑い)

記者 新聞社は被告に差し入れをしないから、そのリアクションですか? うちは接見のためにお金は渡せないんですよ。

白石 厳しいんですよね、新聞社さんって。どちらっておっしゃいました?

記者 毎日です。

白石 えーと……他の記者が、前に何度も来てくれてたんだけど、全部接見を断ってて申し訳ないなあって思ってたんです。会う機会があったら一言謝っといてください。信頼関係が大事ですから。

記者 はい。それにしてもずいぶん髪が伸びた。

白石 拘置所とか留置場、入ったことあります? 寒いんですよ。坊主なんかにしてたら死にますよ。留置の時のことを言うとね、空調がすごいんです。夏は22度のクーラー、冬は28度の送風。私は今部屋に帰ったら長袖とか着ますよ。何か悪さをして、こういうところに入ったら、白石がそんなこと言ってたなって実感すると思いますよ(笑い)

記者 いろいろ聞かれてきたと思うが、今の心境は?

白石 あー、そこは有料コンテンツかなあ(笑い)。信頼関係できたら答えてもいいですけどね。

記者 差し入れという意味で?

白石 そうそう。

記者 事件のことはNG?

白石 そうですねー、やっぱりそこは。こっちもお金とかお菓子とかほしいんで。

記者 なるほど。随分体つきが変わったようだが?

白石 気づきました? それを言われるのが一番うれしい。今めっちゃ筋トレしてるんですよ。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」って本を読んで、やってるんですよ。なんでって、今の生活って、起きて、飯食って、また飯食って、また飯食って寝る。その間は本当に自由でヒマなんですよ。だから体を鍛えてるんですよ。

記者 ほかには?

白石 写経もめっちゃしてます。般若心経とか。

記者 なぜ写経を?

白石 だからヒマなんですよ。ほんと、どうやって時間つぶそうかって、だから筋トレやるか、ひたすら写経するか、です。あと本もめっちゃ読みました。1000冊以上読みました。なんかオススメあります? 差し入れしてくださいよ。

記者 ………。今拘置所にいますけど、後悔とかないのか?

白石 そりゃありますよ。たまに週刊誌の記者とかが雑誌を差し入れしてくれるんですよ。もっと遊びたかったなーとか、グルメのページ見たら、もっとうまいもん食いたかったなーとか、そりゃそこはやっぱり後悔しますよ。

記者 面会に来る記者は多い?

白石 最近はぱったり。8月までは週に1回あるかないか。9月になって記者さんがちらほらきますけど、一般の人は来なくなりましたね。今年の4月くらいまでは来てました。男も女も。男性は「事件のことを教えてください」。女性は「あなたが好きです」とか「結婚してください」とか。結婚してもよかったんですよ。定期的に差し入れや金銭的な支援をしてくれるなら喜んでって感じですよ。でも、来なくなっちゃったんです。多い人で4、5回来てくれたけど、来なくなっちゃいましたね。

記者 もう時間切れ。また来ます。

白石 待ってます。けっこう面会の時間って貴重な気分転換なんですよ。

ツイッターはめっちゃ便利

▽19年10月2日(2回目)

◎前回は拘置所での生活を冗舌に話すものの事件について何も語らなかった。2回目の接見では子ども時代や、逮捕時の心境を尋ねた。白石被告は独特の表現で語り始める。

子ども時代は根暗でゲームばかり

記者 どんな子ども時代だった?

白石 一言で言うと、根暗で友達は本当に少なかったですね。一人でプレーするRPGのゲームが好きで、女神転生シリーズやドラクエモンスターズとか、ずっとやってました。友達と遊んだり、部活をしたり、誰かと付き合ったりするよりもゲームが好き過ぎて。部活よりもRPGを一人でやりこみたいって感じでした。高校生のころは、友達と2回ゲーセンに行ったかな。あと2回友達の家に行って、友達が1回僕の家に来ました。それくらいです。

記者 部活は?

白石 中学では野球を1年やって、そのあと陸上。高校の頃は柔道部でした。でも1年でやめて、2年からバイトを始めました。ホームセンターなどです。でもなぜバイトをしていたかって、ゲームを買いたいからです(笑い)。逮捕されたとき、というか警察がうちにピンポンしたときですけど、その時はスマホでマージャンのオンラインゲームをやってましたね。

記者 逮捕は怖くなかった?

白石 怖くはなかったですよ。これは刑事さんの取り調べで言われましたが、ある種の才能だそうです。そういう状況に耐性があるみたいです。例えば普通であれば、心が負けて自首する人が多いんですって。私は自首なんて全然思いませんでしたね。逃げ切れると自信満々でした。

記者 なぜそう思えた?

白石 どこまで話そうかなあ(笑い)。実は、私、茨城で1回捕まった時に学んだんですよ。あの時逮捕されて、たくさん証拠を示されたんですけど、どうやって足取りをつかんで、何が証拠になって……ということを刑事さんが一から説明してくれたんです。だから警察のやり方は知っているつもりでした。

記者 今回の事件ではツイッターを多用したが。

白石 めっちゃ便利でしたよ。なぜツイッターに目をつけたかというと、ツイッターで風俗の求人に応募する子って多かったんですよ。そこで、ツイッターで人や情報が動くんだって実感できて、これは使えると思ったんです。

 自殺願望がツイッターでつぶやかれていましたが、要は話を聞いてほしい、ということです。「会うの楽しみです」ってメッセージを送ってくるんですよ。当時「死にたい」って女の子がつぶやくと、男が群がってくる状態だったんです。自分以外にも狙ってる人がいて、奪い合いでした。ノウハウを使って魅力的な男性を演じたし、悩みがあるなら聞いてあげました。

記者 時間切れみたいです。(つづく)