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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「ギンガムチェック」の正体

「足長おじさん」など、少女小説、あるいは女性作家の小説によく出る「ギンガムチェック」というのがどういう柄か、ふと知りたくなって調べてみた。まあ、私は男の服装すら知らないのだが、60年以上も頭の隅に放っておいた謎の「ギンガムチェック」の正体を知らないまま死ぬのも何だかなあ、と思うわけだ。
ところで、「ギンガム」って、どういう意味だ? 何だか、銀紙に包まれたガムみたいである。
英和辞書には、gingham「ギンガム:主に格子じまの綿布。夏服に使うことが多い」とある。つまり、「綿布であること」が必要条件で、格子じまは十分条件でしかないようだ。つまり、その部分は「チェック」という言葉が示すわけである。(「必要条件」と「十分条件」の使い方はこれでいいか? 間違っている気がする。)

「チェックの種類、何があるの?」チェックの種類をまとめました!

「チェックの種類っていっぱいあるよね。どんな種類があるの?」

秋冬になるとチェック柄のアイテムを見かけることが多くなりますが、今ではもう1年を通して愛されている柄の「チェック」!

街を見渡すだけでも、いろいろなチェックの種類を見つけることができます。

でも、チェックの名前って意外と知りませんよね。

そこで今回は代表的なチェックの種類をご紹介します。

マメ知識としてでも参考にしてもらえれば!!

1. ギンガムチェック

白と何かの色とで、縦横とも同じ太さの縞模様で構成されている、小さな格子柄のものです。
こちらはよく見かけるチェックですので、ご存知の方も多いかと思います!

印象としては、かわいらしいカジュアルでポップな雰囲気に仕上がりますよね。

2. タータンチェック

こちらもマフラーなどでよく見かけるチェック柄ですね♪
スコットランドの民族衣装に使用されるチェック柄で、有名なところでは「伊勢丹」の紙袋がありますね!

タータンチェックであれば、カジュアルにもキレイめにも、合わせやすいと思います。

3. アーガイルチェック

菱形と細い斜めのラインで作られたチェック柄です。
スコットランドのアーガイル地方で伝統的に使われてきたチェック柄で、そこからアーガイルチェックと言われているそうな。

アーガイルチェックは、スーツに合わせたりと、トラディショナルな雰囲気のお洋服に合うと思います!

4. マドラスチェック

夏のシャツやショーツでよく見かけるチェック柄ですね♪
インドのマドラス地方で作られていた柄で、明るい色をいくつか使い、不規則に交差させる大格子柄です。

5. グレンチェック

秋冬らしいチェック柄で、スーツやコートなどによく使われていますね!

千鳥柄をモチーフにしており、細かい格子を組み合わせて作られているチェック柄です。
スコットランドのアーカートという地の谷間(グレン)で作られていたところからグレンチェックと言われているそうです。

6. ハウンドトゥース(千鳥格子)

チェックの一つ一つが犬の牙(ハウンドトゥース)に似ていることから、このように呼ばれています。
日本では千鳥格子と呼ぶほうがしっくりきますね!

よーく見るとチェックが千鳥の飛ぶ姿に似ていることから、千鳥格子と呼ばれています。

7. ブロックチェック

ネルシャツと言えばこの柄を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

格子が正方形のブロックになるように太いラインが交差しているチェック柄ですね。

8. ウィンドウペーン(ウィンドペン)

窓枠が並んだようなチェック柄で、英国の伝統的な柄の1つです。

シンプルで少しクラシカルな雰囲気がある柄ですね♪

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自動車コンピューター制御の代償

「大摩邇」から転載。
まあ、庶民が自動車を持つのは生意気だ、という時代になりそうである。


(以下引用)

えっ…!「車検」通らないかも!? 24年秋から施行の「新制度」って何? ユーザーも知っておきたい「OBD検査」の正体とは

ライブドアニュースより
https://news.livedoor.com/article/detail/26769086/
<転載開始>
えっ…!「車検」通らないかも!? 24年秋から施行の「新制度」って何? ユーザーも知っておきたい「OBD検査」の正体とは

写真拡大

そもそも「OBD」とは何ぞや!?

 2024年10月、車検に「OBD検査」制度が加えられます。主に自動車整備工場にかかわる制度改正ですが、ユーザー側の対応も変わってきそうな予感がします。
 
 そこで今回は、新たなOBD検査制度の開始に向け、ユーザーに必要になってくる要素を考えてみました。

新たな車検整備項目の発生により整備工場側も対応を迫られています[画像はイメージです]

 OBD検査の“OBD”について、初めて聞く人も多いことでしょう。OBDとは「On Board Diagnostic」という言葉の頭文字をとったものです。


【画像】「えっ…!」これがあたらしい「OBD検査」の流れです!(24枚)

 On Boardとは「クルマに載っている」、Diagnosticとは「診断をする」を意味し、つまりOBDとは「車載式故障診断装置」を表します。

 現代のクルマは各部がコンピュータで制御されていますが、制御だけでなく「正常かどうか」を常に診断する機能が備えられています。

 コンピュータが制御をしているのは、エンジンやトランスミッション、ブレーキなどはもちろんのこと、前のクルマに追従して走行するアダプティブクルーズコントロールなど、クルマの走る機能、曲がる機能、止まる機能のほとんどであるといっても過言ではありません。

 コンピュータといってもパソコンのようなものではなく、制御を担当している各部の状態をセンサーを使って調べています。

 そのセンサーの情報をもとに、プログラムに基づいて計算し、各部をどれだけ動かそうか決定します。

 その結果に応じて、燃料を出すバルブやブレーキ力を調整するバルブなど、各部の機械部品を動かしているのです。

 しかしこうした多種多様な部品は、まれに故障することがあります。

 故障した状態でコンピュータが制御を行うと、プログラム通りに部品を動かせなくなり、クルマが非常に危険な状態になってしまうことがあります。

 そこでコンピュータは、制御している部分が故障しているかどうかも同時に診断をして、故障した場合には警告ランプを点灯させることでドライバーに警告します。

 さらにそれだけでなく、最低限度の走行が可能な緊急時の制御を行う機能も組み込まれています。

 ではクルマが故障したあと、整備工場ではどのようにクルマを調べているのでしょう。

 整備工場には、クルマのコンピュータと通信をして故障を読み取る「スキャンツール」という端末があります。

 メカニックはスキャンツールをクルマに接続して、出力された情報を参考に部品交換などの整備作業をして正常な状態に復帰させます。

 つまりこのコンピュータが故障を判断したり、故障情報を記憶する機能がOBD(車載式故障診断装置)というワケです。

 しかしこれまで日本の車検制度では、コンピュータ制御装置を検査の対象としておらず、あくまでもクルマの機械部品の状態や排気ガスの状態などが検査の基準になっていました。

 ですから警告灯が点灯していてもクルマの状態が基準に適合していれば、車検に合格していたのです。

 この状況が変わり始めたのが2021年です。この年にOBD検査制度の先行版ともいえる「OBD点検制度」が開始されました。

 これは、OBDが正常に機能しているかどうかを確かめる項目です。

 メカニックは車検の際に、エンジンのスイッチをオンにしたときに警告灯が点灯し、始動後に問題なく警告灯が消灯することを確認します。

 もし警告灯が点灯を続けたり、あるいはまったく点灯しない場合は故障となり、メカニックが必要な整備をして正常に機能するようにしなければ、車検に合格しなくなったのです。

「OBD(車載式故障診断装置)検査」が開始する背景とは

 そして今回、より本格的なOBD検査制度が開始されるのです。

 OBD検査の手順は、次のようになります。

高い安全性を提供するADAS(先進運転支援機能)の性能維持のためにも「OBD検査」は重要なチェック項目となります[画像はイメージです]

 まず整備工場は、インターネットに接続出来る専用の「法定スキャンツール」を用意し、車検を受けるクルマに法定スキャンツールを接続します。

 さらに法定スキャンツールをインターネットにつなぎ、「自動車技術総合機構」という国の機関のサーバーにアクセスします。

 メカニックが法定スキャンツールを起動すると、スキャンツールは自動でクルマのコンピュータと通信し、読み出された故障情報とクルマの車体番号をサーバーに送信します。

 サーバーには、「これが示されたら基準に適合しない」故障リストが自動車メーカーからあらかじめ提出されていて、サーバーはこの故障リストと法定スキャンツールが送信してきた内容を比較します。

 故障リストと合致するものがあったら、サーバーは不合格であることと内容を法定スキャンツールに返信します。しかもサーバー内には、そのクルマに故障があったことまで記憶してしまうのです。

 悪質な“替え玉受験”や、故障を修理する整備もせずに合格扱いとするような不正行為を防ぐ効果が期待されています。

 メカニックは故障を示さなくなるまで整備と通信を行います。そして故障がなくなれば、晴れて車検合格となります。

 では、なぜこのようなことをしなければならないのか、今までの車検で何が不十分なのかと、疑問を感じた人も多いことでしょう。

 この制度改正は、やがて来る自動運転システムへの準備と考えられています。

 特にすでに多くのクルマに装着されている先進運転支援機能(ADAS)は、カメラやレーダーが正常に機能して、初めてドライバーや周囲の交通の被害を減らします。

 もしそのシステムが正常に機能しない状態では、突然ブレーキが作動したり、前にクルマがいるのに加速を始めるなどの、危険な走行をする恐れがあります。

 いっぽうでこれまでの車検の項目には電子制御装置の検査がなかったため、OBDを検査することでコンピュータ制御が正確に機能しているか、クルマ全体を含めてチェックしようとしているのです。

 ただしOBD検査の対象となるクルマは、おおむね2021年10月以降に新発売された車種で、エンジン、ブレーキ、エアバッグ、先進運転支援機能が対象装置となります。

負担がかかるのは整備工場だけじゃない! ユーザーが心がけるべきポイントとは

 ここまで読むと、自動車整備工場の負担が高まったことがお分かりいただけたと思います。しかし自動車整備工場が整備するのは皆さんのクルマです。

 我々自動車ユーザーはどのように心がけたら良いのでしょうか。

ますまず高機能化する新型車の性能を保つためにも定期点検の重要性が高まっています[画像はイメージです]

 S県で自動車整備工場を営んでいるAさんは、OBD検査制度開始後のことを不安視しています。

「仕事の進みが遅くなったりユーザーとトラブルになりやしないかと心配しています。

 整備を行えばその分だけ工賃が増しますし、部品を交換すれば部品代もかかります。

 ユーザーに断りなく整備を行ったり、部品を交換するわけにはいきません。

 しかも、作業の必要性が発生する都度ユーザーの了解を得るのは良いけれど、作業をしていたら何十万円もかかった、というわけにはいきませんよね。

 もしその金額がかかるのでしたら、クルマを買い替える方もいるからです。

 そんなことから、OBDの状態を確認したら、必要になりそうな整備を整備着手前に予想し、必要な作業と部品を見積り、ユーザーに説明しなければならなくなると考えています。

 私や従業員がうまく説明できるか、ユーザーに正しく伝わるのか、今から戦々恐々としています」

 このように実際の作業のみならず、サービス窓口でユーザーの対応をおこなう担当者の負担も大きくなるようです。

 そんなOBD検査の開始に際し、我々ユーザーはどのような心構えでいれば良いのでしょうか。

 ユーザーの中には「整備工場に全部任せてあるから」と、請求書をもらうだけの人もいるかもしれません。

 クルマに十分お金をかけられる人なら良いかもしれませんが、多くの人はそうもいかないことでしょう。

 車検期限の前に余裕をもって自動車整備工場に相談し、メカニックが言うことにじっくり耳を傾けたり、あるいは書面で受け取った内容をじっくり読み、疑問があったら質問をしましょう。何より、自動車整備工場と良い関係を持つことが大切です。

 前述の整備士Aさんは、次のように話します。

「納得したような感じで帰られたあと、クチコミサイトであれこれ書かれてしまうのが一番困ります。

 こちらも誠意をもってお客様に臨んでいますので、お客様も疑問や意向をしっかり伝えてほしいと思っています。

 一番良いのは、12か月ごとの定期点検整備も受けていただいて、かつオイル交換などで適宜入庫していただき、何度もおクルマの状態を見せていただくことです。

 こちらもクルマの状態を把握できますのでいろいろ準備ができますし、車検の際にも良い結果となるはずです」

 常にクルマを良い状態になるように維持、管理することが、結果として準備につながるのだとAさんは語っています。

 まずは定期点検整備を受け、気軽に相談してみることが第一歩となりそうです。


<転載終了> 

「短い」「高い」「20」とは何でしょうか

私が絶対に一生行くことはないと確信しているスタバだが、漫画やアニメなどでの「ショート」とか「トール」とか何とかの由来が分かる記事なので、「常識でない常識」の話として載せておく。写真を見るだけで、いかにも「体に悪そう」である。

(以下引用)

 ちなみに「トール」「ベンティ」などのカップサイズ名は、スタバ前CEOのハワード・シュルツが、イタリアのバール(コーヒーショップ)をイメージして導入したとされている。

 ベンティはイタリア語で数字の「20」を意味し、注文すると「20オンス=約590ml」のドリンクが出てくる。

 トールに関しては、もともとは小さいサイズからのサイズアップを意味していたと思われる。

 シュルツは1982年、役員としてスタバに入社する。1985年には一度スタバを離れ、「イル・ジョルナーレ社」を設立。1987年にスタバを買収している。

 そのイル・ジョルナーレ社のメニューに「Tall drinks available for an additonal charge of 25¢」(トールサイズのドリンクが追加料金25セントで利用可能です)と書かれているのだ。

 ややこしいことに、米国では日本での最小サイズにあたる「ショート」がメニューに載っていない店舗もあるようだ。この場合、一番小さいサイズがトールということになってしまう(「裏メニュー」扱いでショートを注文できるという情報もあるが)。

 スタバの特別な感じを演出するには良いのかもしれないが、初めての利用者は混乱するだろう。

スタバが直面する米国・中国での危機

Photo by Kenichi Ogura© ダイヤモンド・オンライン

 ともあれ、こうしてシュルツは、現在のスタバの原型をつくった。

《1987年、スターバックスは座席を増やし、エスプレッソ飲料を提供するヨーロッパのカフェモデルに拡大した。顧客は、たとえ会う人がいなくても、フレンドリーな顔で出迎えてもらい、一日の中でちょっと一息つくというシンプルな体験のために、店に長居するようになった。数年後の1989年、社会学者のレイ・オルデンバーグが「サード・プレイス」という言葉を生み出し、人々が集い、くつろぎ、語らうことのできる家庭や職場を超えた場所を表現した》

スターバックスストーリーズ&ニュース、2022年9月13日

 スタバの店舗があまりに増えすぎた今では「サード・プレイス」とは、スタバよりも高級感のある豆を使った店舗のことを指すようになっているが、そもそものサード・プレイスはスタバだったわけだ。

 そんなスタバだが、成長の立役者であるシュルツが去った後、米国における売り上げが落ち込みを続けている。

「露骨なお得感」がもたらす負のメッセージ

Photo by Kenichi Ogura© ダイヤモンド・オンライン

《スターバックスが再び窮地に陥っている。前回の四半期決算報告で、既存店売上高が4%減少(第2の市場である中国では11%減少)するなど、期待はずれの結果を発表した。この発表後、株価は急落した》(ハーバードビジネスレビュー、6月26日

 同記事は、スタバが売り上げを上げるための割安のクーポン(ロイヤルティ・プログラム)を出していることを次のように批判している

《全体的な売上は増加しているにもかかわらず、購入履歴の追跡によって、顧客は飲んだり食べたり体験したりすることの価値よりも、買ったものの値段に注目するようになる。もっと買ってくれたら、何かタダであげるよ」という露骨なお得感には、「あなたは一杯一杯を買いすぎているから、たまにはタダであげる余裕があるんだよ」という暗黙のメッセージが含まれている》

 たしかに、スタバがハイソなブランドイメージを自ら潰してしまうようなことになれば、既存のお客はまったく見向きもしなくなってしまうだろう。

 日本のスタバの混雑を見る限り、すぐさまアメリカのように落ち込むことはないかもしれないが、スタバが厳しい局面を迎えつつあるのは少し気になるところだ。

これが「トール・バニラクリームフラペチーノ・ブレベミルク・エクストラホイップ・ノンバニラシロップ・ウィズホワイトモカシロップ・チョコレートチップ・チョコレートソース」だ! Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン
冷んやりデザート感覚。クリーミーで濃厚だが、嫌なクドさはない。「飲むハーゲンダッツ」のような味わい Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン
上から見るとこんな感じ Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン
横から Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン
下から Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン
 
カスタマイズの詳細を記したシール Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン
ごちそうさまでした! Photo:Diamond© ダイヤモンド・オンライン

夜間のエアコン使用料

まあ、本当か嘘かは分からないが、一晩中つけっぱなしでも22円というのは、朗報だろう。

(以下引用)

熱帯夜は「エアコンの冷房をつけっぱなし」が正解!

寝る時、エアコンの冷房はつけたままでも大丈夫?電気代はどれくらいかかるの?© シュフーズ

6月に入ると少しずつ気温と湿度が高くなり、7月に入る頃にはエアコンの冷房がなければ暑さで体調を崩してしまうほどです。日中はもちろん、夜間であっても例外ではありません。

夜は陽が昇っていないので冷房を使うべきではないと考えている人もいますが、実際は夜間に気温が30℃を超える日も多く、エアコンの冷房を使わずに寝ていると知らぬ間に熱中症になってしまうことも。

「エアコンの冷房をつけっぱなしで寝ると、健康に悪いのでは」と心配する人も多いですが、使い方を間違えなければ健康被害を回避できます。

寝る時にエアコンの冷房をつけっぱなしにする際の注意点

寝ている間もエアコンの冷房をつけっぱなしにする際は、以下の注意点を守りましょう。

・風が直接体に当たらないようにする

・乾燥し過ぎないように注意する

冷房の風が直接体に当たってしまうと、寝ている間に体が冷え切ってしまい、風邪などの体調不良につながる恐れがあります。また、乾燥しやすくなるので、あまりにも室内が乾燥すると感じる方は、小さめの加湿器を置くとよいでしょう。

就寝中にエアコンをつけっぱなし…電気代はどのくらい?

寝る時、エアコンの冷房はつけたままでも大丈夫?電気代はどれくらいかかるの?© シュフーズ

寝ている間にエアコンの冷房をつけっぱなしにしていると、健康だけでなく電気代も気になりますよね。ここでは就寝中にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代を見てみましょう。

暑苦しさに何度も電源オンオフするよりは効率的

エアコンをつけっぱなしにすると、夜間の電気代が高くなってしまうと心配する人もいるでしょう。しかし、暑苦しさに何度も起き、その度にエアコンをつけたり消したりするよりは効率良く室内を冷やすことができ、結果として電気代節約につながるご家庭も多いです。

また、自動運転モードを活用することで、室温が一定まで下がると自動でエアコンの運転を停止してくれるため、電力の使い過ぎを防ぐことができます。

冷房の設定温度は27〜28℃が理想

寝ている間はこまめに設定温度を変えることができません。あまりにも設定温度を下げてしまうと、電気代がかかるだけでなく、体が冷え切ってしまうので、27〜28℃を目安に温度を設定しましょう。

それでもなんとなく室内が冷えないと感じる場合は、フィルターを掃除したり扇風機を併用するなどして冷房効率を上げることをおすすめします。

8時間の睡眠時間の場合、エアコンの冷房にかかる電気代は?

では、夜寝ている間にエアコンの冷房をつけっぱなしにした場合、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。ここでは夜11時から朝7時の約8時間、冷房をつけっぱなしにすると仮定して計算します。

電気代は、「消費電力量×使用時間(日数)×電力供給会社の電気料金単価(31円)」で計算可能です。この計算式に沿って計算すると、夜間の冷房にかかる消費電力量は1時間あたり約92Wなので「0.092kWh×8時間×31円=22.816円」となります。

1日の夜間の冷房にかかる電気代が約22円なので、1ヶ月(30日)で計算すると約660円となります。「意外とあまり多くかかっていない」と感じる人も多いでしょう。

就寝中にエアコンの冷房を使う場合の節電対策

寝る時、エアコンの冷房はつけたままでも大丈夫?電気代はどれくらいかかるの?© シュフーズ

つけっぱなしにした場合でも、つけたり消したりした場合でも、夜間の冷房にかかる電気代はさほど変わりません。場合によっては、つけっぱなしにしたほうが安く済むケースもあります。

より消費電力量を減らしたい場合は、エアコンの運転効率を上げることが重要です。

・設定温度は27〜28℃

・自動運転モードで一定の室温に達したら自動オフ

・寝室のシャッターやカーテンを閉め切って冷房効率を上げる

・扇風機などを併用して冷たい空気を循環させる

・体感温度を下げるために冷感枕などを活用する

以上の節電対策を行って、寝苦しい夏の夜に電気代を気にせず快適に熟睡しましょう。

寝る時も暑さで寝苦しく感じる場合は冷房をつけっぱなしに

日本の熱帯夜は無理にエアコンの冷房を使わずに過ごしていると、熱中症に陥ってしまいます。ご紹介した寝ている間に冷房をつけっぱなしにした場合の電気代や節電方法を参考に、夏場は上手にエアコンの冷房機能を活用しましょう。

創造と消耗

私が自分の別ブログに載せた「超訳 老子」の一節を少し編集して自己引用する。

(以下引用)

超訳「老子」7

7 天は長く、地は久しい。
  天地が長久である理由は、
  自ら生じることがないからである。
  


[解説]
 ここは少し面白い。自ら生じないからこそ長久である、という逆説は考えてみる価値がある。すべて創造は、自らの消耗を代償としている。たとえば、土地は作物を生じるために地味の低下を来たす。(老子の言う「地」は、すべてを載せている大地の意味である。)また、作家は自分の頭の中のものを作品に書けば、それをもう一度使うことはできず、書けば書くほど、書くネタは無くなっていく。その一方で、自らは創作(創造)しない編集者は、作家がどんどん潰れても、自分は生き残る。物を作る産業は、他社との淘汰や需要の低下でどんどん潰れていくが、自らは作らず、金を貸して利子と元本を回収する金融業は、なかなか潰れない。などなど、世の中は、生産する人間に厳しく、生産しない人間に有利にできていることは確かだ。