自由を失った鳥たち
流石にイメージ力が素晴らしい。「雇」の、戸の中の字(下の絵では牢獄の柵というか格子に見立てている。)は「ふるとり」と言う、おそらく鳥に関する字だったと思うが、あまり鳥関係では見ないようだ。「準」とか「准」とかで使われている。どちらも「二番目」的な意味で、あまりいい字ではない。鳥関係では「隼(はやぶさ)」くらいか。隼が戸の中にいるというのは、明らかに自由を奪われるということになるわけである。家禽である「鶏」なら、庭の中にいても自由を奪われたとは思わないだろうが、野生の鳥が戸の中に閉じ込められたら、鬱病になるのも当然か。
ついでに言えば、「戸」の上の横線が無くなったら「尸」となり、これは「しかばね」という部首で、「屍」が、まさにその部首を使った漢字である。雇われ人が戸の中にいる時は生ける屍、やっと戸を出る時は残念ながら本物の屍になった時ということかwww
ついでに言えば、「戸」の上の横線が無くなったら「尸」となり、これは「しかばね」という部首で、「屍」が、まさにその部首を使った漢字である。雇われ人が戸の中にいる時は生ける屍、やっと戸を出る時は残念ながら本物の屍になった時ということかwww
ブラック企業、雇用問題の根深さを感じた。
そもそも「雇う」という漢字からして待遇の良さを感じない。
雇
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