身体障害者用の「駐車禁止除外指定車標章」を悪用し路上駐車したとして、大阪府警曽根崎署は14日、偽計業務妨害容疑で、大阪市都島区中野町の会社役員の男性(70)を書類送検した。容疑を認めている。
書類送検容疑は、昨年12月13日と27日、大阪市北区の府道で、知人女性に交付された標章を乗用車に掲示して駐車し、駐車監視員の業務を妨害したとしている。
同署によると、知人女性は昨年5月に死亡。男性は通勤に使い、1日10時間ほど駐車していた。男性は「自宅から最寄り駅まで歩くのが嫌だった」と供述しているという。