忍者ブログ

独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

宅飲みの勧め

世の中に楽しみはたくさんあるが、酒を飲む楽しみは、その中でも筆頭に挙げてもいいだろう。読書の楽しみとか、いい映画を観る楽しみと併用できるところがいい。
だが、「独楽」の趣旨とは離れるが、仲間と飲む楽しみというのもある。たとえ気の合った仲間ではなくても、たとえば会社の同僚などと飲むのもなかなか面白いものだ。
その際には女などのいない居酒屋や、夏ならビヤガーデンなどで飲むのがほとんどだろうが、カネがあまり無い若者たちには「宅飲み」がお勧めだ。
今のようにコンビニの品ぞろえが豊富な時代なら、コンビニで酒もつまみもすべて手に入る。自宅近くのコンビニで酒やつまみを買って、自宅で飲み会をやるわけだ。
鷹揚な会社なら、「会社飲み」というのもいい。仕事が終わったら、そのまま会社で飲むわけだ。プロジェクトの終わった打ち上げなどで会社で飲むというのもあるだろうが、日常の仕事が終わったあとに少し残って飲むのもいい。これなら、カネはあまりかからない。
同僚の知らない一面を知ったり、会社の情報を知ったり、あるいは趣味が広がるような話題に接することもあるだろう。
カネが無いから人付き合いはできない、などと思わず、カネをかけずに済ます工夫をしたらいい。
飲み方は、「酔わない程度で切り上げる」、つまり、ビール2本程度、日本酒なら2合程度で切り上げるのがいい。今は、コンビニの日本酒もいいのがいろいろある。純米酒ならどれでも質は確かで飲み口はいい。吟醸酒などを試すのもいい。ウィスキーも小瓶がたくさんあるから、いろいろ選べる。バーボンの独特の匂いや味を楽しむのもいいし、スコッチの高級なヤツを試すのもいい。小瓶ならさほど高くない。
お勧めできないのは、ワインである。コンビニの仕入れ担当などにワインの品定めはできないから、ひどい味のワインが多い。買って良かったというのは滅多にないだろう。だいたい、どのコンビニも「辛口」を優先して仕入れるから、普通の人間が飲んで美味いはずはない。
まあ、酒もつまみも、「少量のものを数多く」買うのが「宅飲み」では無難だろう。量が多ければ、つい多く飲んで泥酔しがちなのも理の当然だ。すると荒れた酒になるのが普通である。で、飲まなければ良かった、となるなら、飲む意味はない。
PR