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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

冠水道路は深さ何センチまで走行可能か

素人考えだが、マフラー部分(地上高30センチあるかないか際どいだろう)が水没したら、排気が不可能になり、冠水部分の距離次第ではエンジンがストップするような気がする。つまり、30センチの水深なら大丈夫とも言えないと思うので、下のような記事は警告を促すより、むしろ、「30センチまでなら大丈夫」という考えを社会に与える危険性があるのではないか。

別記事によると、JAFではこう言っているようだ。ドアの下端まで大丈夫と言っても、いわゆるシャコタンの車だとドアの下端まで20センチ程度ではないのか。つまり、車の形状次第ということだろう。ジープのような車なら多少の冠水道路は大丈夫だと思うが、一般車なら30センチの水深というのは際どいレベルだと思う。


 では、車は水深がどれくらいまでなら走れるのか? JAFに聞いてみた。

「車はある程度の冠水や浸水に耐えられるよう設計されていますが、一般的に走行可能とされる水深は、乗用車であればドアの下端、つまり床面がつからない程度までになります。途中で車体が水に浮いて動けなくなったり、エンジンの吸気口が水を吸ったり、排気管がふさがれてエンジンが停止することもあります。また、絶対にやってほしくないことは、水が引いた後に車を取りに戻り、エンジンをかけること。破損や感電の恐れがあります」(広報担当者)





(以下引用)


道路が30メートルにわたって冠水した状況をつくり出した走行実験 © 千葉日報社 道路が30メートルにわたって冠水した状況をつくり出した走行実験

 台風や突発的なゲリラ豪雨後などに冠水した道路を走行した場合、車が水没する恐れがあるとして、日本自動車連盟(JAF)千葉支部は、水の深さは見た目では判断しにくいため、冠水した道路や地下道は必ず迂回(うかい)するよう呼び掛けている。

 冠水した道路を走行する危険性を確かめるため、JAFは道路が30メートルにわたって冠水した状況をつくり出し走行実験を実施=写真。セダンタイプの車と、SUV(スポーツ用多目的車)の2種類で、水深30センチと60センチに水を張った道を、時速10キロ、30キロで走行した。

 セダンタイプは水深60センチを時速10キロで走行すると、コースを抜ける上り坂で止まった。より厳しい条件の時速30キロは走行不能と判断し実験を見送った。

 SUVは、水深60センチでは時速10キロで走行できたが、30キロだと10メートル走ったところで停止した。

 水深30センチは、セダンタイプ、SUVとも時速10キロ、30キロとも30メートルの道を通過できた。

 同支部では、冠水道路の走行はエンジンやブレーキ故障の原因になると指摘。担当者は「冠水した道路は必ず迂回を。たとえ通過できても、車に支障が出ることがある。やむを得ず通った際には、必ず点検を受けて」としている。







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