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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

倹約生活と、「安物買いの銭失い」

生活の知恵であるが、「全体として安いもののグループの中では一番安いものは買わない方がいい」と私は思っている。
安いものの中には、本当に良心的に、質を落とさずに値段を安くしているものも多いが、中には最低限の品質さえ持たない安物もあり、それを買うのが本当の「安物買いの銭失い」になる。
例を挙げれば、「使い捨てカミソリ(ひげ剃り)」や綿棒の類だ。使い捨てカミソリの最低価格のものは、髭を剃るどころか、かきむしるようなものがある。綿棒の安いものは、軸が折れ曲がり、耳掃除などの役に立たないものがある。こういったものは最低の値段ですら買う意味が無いわけだ。歯ブラシなどにもそういうものがある。歯ブラシの寿命は最低でも半年くらいはあるのが通常の製品で、それでも80円から100円程度で買える。しかし、50円くらいの製品だと、2,3週間でブラシ部分が曲がってくるわけだ。30円を惜しんだために、こういう不愉快な目に遭うことになる。
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