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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

会話能力と思考能力

外国語がペラペラということがどういうことか考えさせる好ツィートである。
文章の読解とは異なり、会話は「反射神経」の問題で、相手の言葉に即座に「手持ちの言葉」で打ち返す運動競技である。つまり、「即座に使える」語彙があるかどうかであり、その語彙が少なくても、適度にアレンジしたりして即答できればいい。それを「反射神経」的能力と言う。
だが、自分自身の思考を深めるためには無数の抽象語の知識とその理解が必要であり、時間に拘泥せずに思考する修練が必要だ。それは「反射神経」的能力とはむしろ対立するだろう。
なお、私はその「会話的運動能力」が完全に欠如しており、誰かが言った内容を正確に理解しようと考えている間に周囲の会話は先に進んでいるので、常に会話の流れから取り残された孤島であった。まあ、耳が悪いのも原因のひとつだったと今の年になってやっと分かってきたが、もう遅いwww

(以下引用)


ころ@日本語教師
@corocoro_oimo
事前情報で3ヶ国語話せる(どれもペラペラ)と聞いていた学生から「先生はいいね。だって1つちゃんとわかる言葉があるから。僕はどれも中途半端で、どの言語でも深いこと考えられないし言えないからずっと小さい子供みたいなんだ」と言われ、その後小学校から高校までの話を聞かせてくれた。




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