忍者ブログ

独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

異性に対する女性の目と男性の目

カルマと言うより、動物的本能で惚れるのではないかと思う。ただし、この場合は「本能的に正しいものを見分ける」ではなく、むしろその正反対、「理性を失う」ということ。
男から見て不思議なのは、「こいつは人間の屑だな」とはっきり分かる男に、賢い女性や魅力的な女性が惚れることである。そういう男というのは、だいたい、「嘘つきかほら吹きで、大胆で、モラルが無い、そしてしばしば暴力的」ということだ。それを「男らしい」と見るわけである。もう一点は、そういう男は他の女にもモテ、だからこそ「価値ある男」に見える。

バルザックの小説で、ある貴族の女性が主人公の青年にこう言う。「女はね、他の女が欲しがらないような男は好きにならないのよ」と。
ここが男の女性への惚れ方と違うところで、男は、他の男が知らない価値を自分だけが知っていることをむしろ誇りに思うだろう。コンビニや安食堂で働くような女性を健気で美しいと思うが、厚化粧で着飾った女性を美しいとは思わない、という男は案外多いと思う。





(何かカルマでも持ってるのか?)って思えるくらいろくでなしばかりに惚れる人っていますよね





PR