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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

婚外性交と性病

特に深く読んだ記事ではないが、このブログの柱のひとつと考えている倫理問題の中の性道徳と関連するので、メモしておく。性病が広がるには配偶者以外の人間と性交をすることが大前提なわけである。つまり、性病問題は性道徳問題のひとつ。ちなみに、この市議が「美人」かどうか、あるいは「維新」議員であるかどうかはフライデー記者の「売るための」作戦であり、問題の本質ではないが、周辺情報としてはわずかな価値はあるかもしれない。
なお、この議員は「夫から移された」と話しているが、夫婦のどちらが原因か、証明は不可能だろう。

(以下引用)


美人市議が議会で「性病になりました」と突然告白の真意

4/3(金) 10:02配信

FRIDAY

「性感染症にかかっていたものが妊娠時に活性化してしまいまして。もしそのままその時に子供が産まれていたら、帝王切開をしないといけないというような状態でした。まさか自分が、性感染症にかかるとは思ってもいなかったです。かかってはじめて、そのツラさを知りました」

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現役の議員が議会中に性感染症をカミングアウトした――そんなことが、大阪市の市議会で話題になっている。

3月5日に行われた民生保健委員会で、性感染症が議題となった際、その質疑中に「自分も性感染症になった」と決意の告白を行ったのは、大阪市議の宮脇希議員(33)だ。

この日の委員会では、大阪でも急増しているコロナウイルスの対策に加え、全国約6000人の感染者の中で800人を超えるという(大阪市調べ)大阪の梅毒感染の対応策についての議論が行われていた。

同日の委員会参加者が回顧する。

宮脇議員の質疑が淡々と進んでいたところ、梅毒対策の話から、突然、自身の性感染症について話をしはじめた。思わず彼女を二度見してしまいましたよ。彼女の発言の瞬間に、空気が明らかに変わり場内が静まり返った。

その後約10分間にわたり、自身が性感染症になった実体験を交えて性病対策や性教育について熱弁していました」

大阪維新の会に所属する宮脇議員は、外資系企業や大学の非常勤講師などを経て、2015年、20代のときに東淀川区から出馬し初当選。19年に選挙区を旭区に移すとトップ当選を果たし、市議会議員として2期目を迎えている。現在は議員としての活動も行いながら、今年の頭には第一子を出産し、母としての顔も持つ。

「彼女は、維新の会の中でも美人議員として有名な存在です。伊東良夏佐々木りえ高山みか議員の4人で、“維新美人姉妹”と呼ばれていたこともあるくらいです。

そうしたバックグラウンドから、彼女は色眼鏡で見られることも少なくありませんが、マジメな性格で、物怖じせずにはっきりと言うべきことをを言えるタイプです。

議会や委員会でも、党を問わず先輩議員が相手でもおかしいと思ったところはしっかり意見をぶつけます。まだ若いですが、今どき珍しい骨のある議員ですよ」(維新の会関係者)

無論、男女問わず性感染症は深刻な病気だ。その経験を告白し、警鐘を鳴らすことはなんらおかしな行動ではない。しかし、なぜ突然告白したのか……宮脇議員本人にその真意を聞いた。

―委員会での「私も性感染症になった」と発言し、市議会の中でも話題になったとのことですが、どういった意図で告白したんでしょうか?

宮脇:1月の頭にちょうど子供が産まれたばかりなんですが、その妊活中に性病の一種である性器ヘルペスが伝染ったんです。

妊婦が性感染症になると、切迫早産の恐れがあるということで、発覚後、すぐに入院をしました。その時に、医師から『このままもし子供を産むとなると(感染症が赤ちゃんにもうつる可能性があるので)帝王切開になる』という話を医者から言われました。自分の中でものすごくつらかった経験となりました。

梅毒をはじめ、近年様々な性病が増えているのは事実で、同じような経験を若い世代に味わって欲しくないという思いが根底にありまして、委員会での発言となりました。

――感染源は旦那さん、ということですよね。パートナーから伝染されたことに、ショックはあったんでしょうか?

宮脇:ありました。もちろん大揉めしましたよ。

――もともとの感染源については問い詰めたのでしょうか?

宮脇:そこは家族間の問題なので、申し訳ないですがノーコメントでお願いします(苦笑)。

――元をたどると結婚後のことではない、ということは確認させていただきました。大阪では梅毒を含む性感染症が流行している、と警鐘を鳴らしていらっしゃいます。

宮脇:大阪はもちろんなんですが、全国に広がっています。性のことに関する教育や情報が行き届いていないから、感染者は増えていく一方です。本当は子供の頃の教育に、性病に関する教育も盛り込めたらいいんですけど、教育委員会がそこに対しては深く踏み込めない感があるというか。

そこに長い間、問題意識を感じていまして。たまたま民生保健委員会があったので、まずは大人のほうの啓発から、しかも身を挺して発言しないと説得力がないだろうと思い、あの発言に至りました。

性器ヘルペスというのは、伝染ると熱が出るんですが、私も感染後、1週間高熱が出続けて、ぶっ倒れまして。子供を産む直前という時期にそういう状態を経験したことが、自分の中で性に関する問題に重きを置くようになった理由のひとつですね。

まずは若い子達が行く飲食店や飲み屋に、性病の問題を啓発するリーフレットを置かせてもらうなどして、最終的には市の方も動くように持っていける流れを作りたいと思っています。

夜の世界で働いている女性も含めて、寂しさから不特定の人と一夜を共にするという人は少なくない。その結果、性感染症が伝染るリスクがあることは知っておかないと。

いざ真剣に付き合っている人と結婚しようとなった時に、自分が性感染症だった、となったら、トラブルにもなるじゃないですか。そういう時に後悔をして欲しくないな、と。自身の経験も踏まえて、そういう予備知識やリスクがあることを伝えたかったんです。

以上が宮脇市議の発言の真意だ。自身の感染経験を明かすというリスクを背負って行った決意の告白。宮脇市議の願い通り、広く届くといいのだが。

取材・文:栗岡史明

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