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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

女性と性的羞恥心

女性には本来、性的羞恥心は無い、という私の説を実証する事件のひとつである。
前にも書いたが、女性の陰部(性器)はただの亀裂であり、他との比較での見かけの優劣は無い。とすれば、子どもだろうが大人だろうが、性器を露出しても恥ずかしいとは本当は思っていなくて当然だろう。他との大小の比較が可能な乳房のほうの露出をむしろ恥ずかしく思うのではないか。しかし、それも「授乳器官」であって、性的器官ではない。男が胸を出して恥ずかしくないなら女性でも恥ずかしくはないだろう。性的だから恥ずかしいのではなく「優劣比較の対象となる」から見せたくないのである。また胸が大きいからと言って裸の胸を公開すると、男より怖い、他の女からの悪口がある。

だが、昔は女性というのは羞恥心の塊だと思われていた。それは男性社会が作った文化だったのであり、前に載せた、試合中に暑くて(だったか汗を拭くためか)上着を脱いで胸を見せた女子テニス選手などが、女性本来の「こうありたい」姿だろう。何せ、羞恥心を装う以上は、窮屈な状態を忍ばねばならないからである。たとえば、短いスカートをはいて足を長く見せたいが、パンツがモロ見えだと男や他の女に悪口を言われるから、階段を上る時に後ろを手で隠すなど、面倒くさいことをしなければならないわけだ。

 米ツイッター社の動画配信サービス「ペリスコープ」で、裸の映像を公開するよう女子中学生をそそのかしたなどとして、埼玉県警は17日、兵庫県西宮市の無職の男(43)を公然わいせつ教唆と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の両容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 ペリスコープは、利用者がスマートフォンなどで撮影した映像を生中継で配信するサービスで、ツイッターに登録したうえでアプリをダウンロードする。視聴者側が配信中の画面にコメントを送ることもできる。

 捜査関係者によると、男は昨年5月14日、ペリスコープで自身の映像を配信していた神奈川県内の女子中学生にコメントを投稿し、裸の映像などを配信するよう仕向けたほか、映像をパソコンで録画、保存した疑い。

 女子中学生は、埼玉県警の事情聴取に対し、「みんなやっているので『いいや』と思った。コメントで(あおられて)やってしまった」と話しているという。




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