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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

運命の女神の後頭部はつるっぱげ

私自身は社会から「降りた」人間なので、社会的成功の問題は私には無意味だが、これから社会で生きていく人間には下の指摘は重要であると思う。要するに、成功するかどうかは、「運命の前髪を掴めるようにいつも準備ができているかどうか」である。
「アオイホノオ」に描かれた、ガイナックスの社長など、何の才能も無い人間だが、他人の才能を利用する機会を必死で捉えて成功した人物と描かれている。つまり、「運命の女神の前髪を掴む準備」が常にできていたのだろう。
ところが、多くの創造性豊かな人々は、自分の創作だけしか頭になくて、「成功する準備」はまったくできておらず、むしろ、成功する機会を自分から嫌がることさえある。つまり、「創作の邪魔になる作業」が多くなることを嫌がるのである。


  1. この言葉にもう少し補足すると、「運」というのは定期的に訪れてくるのである。その運を活かすか否かは日頃のトレーニング(努力)が必要なのだ。せっかく仕事が舞い込んで来ても、自分の中で準備ができてなかったら、結局その仕事を逃してしまうのだ。だから、才能・努力・運は、いずれも必要なのだ。

  2. 表現者にとって一番大切なものは何ですか? という私の問いかけに、さいとう・たかを先生は「運ですね」と答えた。「才能があるというのは当たり前の、前提の話です。才能がある人が多数いる中で、抜きん出るには運が必要なんです。」







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